ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

町の書 2020

2020年01月04日 | 日記

1月4日(土)です。2日に町に出た時に撮ってきた町の他の書を紹介します。

徳島駅ビルの1Fにあった、大字1字作品「創」。吉野川市の書家、吉野美苑さんの作品。

力強い書です。吉野さんとは、数年前に徳島県障害者福祉プラザで、視覚障害の方の書道作品指導の際にお会いしました。地域にあって、書道美を普及するために活動されている書家の一人です。詳しくは下記サイトをご覧ください。

http://hikkoutsukushi.sakura.ne.jp/

もう一つは、徳島市幸町にある創作料理の店「八寸」の看板。ご主人の奥田英次さんは、ご主人は私の陶芸の先生でもあります。

http://mag-n.jp/detail.php?id=4012155

https://www.facebook.com/pages/八寸/1422419834568352

先生は猫好きでも有名で「ペー太」という名の猫を飼っています。子年ですが、猫の置物を載せてみました。

実は、大学の全学共通科目のオムニバス授業「地域未来探求」を担当していますが、いろいろな学部の学生に、冬休みの宿題で、町の中の書を使った看板や表示を撮影して写真データを送る課題を出しています。今は毎日のように看板写真が届いていて、その表現を楽しんでいるところです。ほとんどの学生は書道にはそれほど興味は高くないので、その表現に目を向けてほしいと考えて実施している課題です。

書道作品は展覧会ばかりでなく、町の風景の中でたくさん見ることができます。これも書道作品の重要な鑑賞の機会で、これを楽しむことも、日本の文化の重要な要素だと考えています。日本に来た外国人の皆さんに、日本の文化の一つとして楽しんでいただく大切なアイテムですし、日本の書道初心者にとっても、書道鑑賞の窓口になっています。

 

 

 

 


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