ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

最近の授業から

2018年10月21日 | 日記

10月17日(水)、19日(金)に、書道文化学科の授業の様子を写真に収めました。辻先生が担当されている4年生の授業「書と工芸」の様子です。墨流しの料紙を作成中でした。みな楽しそうに授業に取り組んでいました。

きれいな縞模様が出ています。しっかり乾燥させてから、やがてここに作品を書きます。

次の写真は、3年生の書道科指導法Ⅱの模擬授業の様子です。佐伯さんが、創作の色紙作品制作に取り組む授業を展開しています。指導案は前の週までに私が個別に細かく指導して作成してあります。この授業では授業者があらかじめ作品例も書いてきて、最初の説明の時に黒板に貼って説明しています。

最初は緊張していましたが、徐々に自分のペースで進められるようになってきました。文字数は漢字1~4文字。書体や言葉の内容は制作者の自由なので、様々な作品が書かれていました。

最後に完成した全員の作品を一ヶ所に集めて、鑑賞会を実施中です。楽しい授業になりました。

模擬授業終了後に、各自で授業の感想や改善点の必要な部分を書き出し、それを発表しあう研究会を開きました。改善に関する意見もたくさん出されました。このようにして、次年度、母校で教育実習をする人は、後期に必ず一回は模擬授業をすることになっています。次年度のための訓練が着々と進んでいます。