詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

神さま

2019年10月08日 | 犯罪
いつも遅刻してくる
せっかちな指揮者みたいな神さま

「天使さん、ちょっと音が小さいよ」
「悪魔さん、もうちょっと音を控えて」
「おいこらモンスター、寝てんじゃねえよ!」

神さまは
遺失物のようなもんなのかもしれない
それともちょっとだけ意地の悪い
遺失物係のようなものか

神さまの存在の気配が
ずっとしていたのは
ぼくの心のやましさのせいだったろうか

「ぼくの命の残り分を
母のためにあげてください
どうか神さま」と・・

けれども
手術のあとすぐ
せっかちに亡くなってしまった母

もうどうでもいいやと
探すのをやめたとたんに
ひょっこり現れたりする神さまって 
ほんとはペテン師みたいな奴なのかも


最新の画像もっと見る

コメントを投稿