詩人PIKKIのひとこと日記&詩

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今だけカネだけ自分だけ(10月5日付け日刊スポーツ・政界地獄耳)

2019年10月08日 | 犯罪
今だけカネだけ自分だけ(10月5日付け日刊スポーツ・政界地獄耳) 元長岡京・豊

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/220.html

投稿者 元長岡京・豊 日時 2019 年 10 月 05 日 08:42:27:

 
 ★国会では関西電力役員らの金品受領問題が主要なテーマになろうとしているが、政治とカネという倫理観のない政財界には学習という文字がないからだろう。だが本当にこんな解決しない議論と追及を重ねていていいのだろうか。無論、この問題を含め独裁的、強権的に政権を維持し、国内外の優先順位などお構いなしに権力の周辺だけ恩恵が行き届くような政治を進める政権への糾弾は必要だ。

 ★しかし、不毛な政治論戦の中で政治家が気付かなくても国民はこの国がおかしくなっている、秩序や常識が崩れはじめていることをニュースの中で連日目の当たりにする。2日夜にJR新宿駅で起きた人身事故。死亡したのは全盲でブラインドサッカー元日本代表選手・石井宏幸だった。ホームでは、スマートフォンで、掛けられたブルーシートの中を撮影しようとする人がいて、駅員がアナウンスで撮影をやめるよう呼びかけたという。あおり運転の映像がメディアで募集され連日テレビやネット上に投稿され、誰もがインスタ映えを狙うスクープカメラマンになる。

 ★台風災害がなかなか解決しない。行政は想像力を失い、災害の予防や予知、それに伴い予算措置もまともに想定できず「想定外の出来事」というが、政治と行政の想像力の欠如が災害を人災に変えてきた例は今までもたくさんある。つまり国家の基礎である危機管理能力が国力の疲弊と国民のその場しのぎの社会に慣れたことで衰退した考えるべきだ。妙な道徳の教科書を押しつけ、ヤジを放てば無実の罪で連行され、政権に近い人物は死亡者を出す交通事故を起こしても逮捕すらされない。公文書改ざん、黒塗り当たり前。今だけカネだけ自分だけの駄目な国に成り下がった我が国を立派な先進国と自慢しているのは、政権と財界とテレビ局だけというお粗末な状況を政治は直視すべきではないか。


投稿者追記

 ★現行憲法を守らない安倍晋三、国家行事でとんでもない誤読をしても訂正・謝罪さえしない安倍晋三、安倍のれっきとした誤読をなかったと大嘘をつく内閣府。こんな政権が憲法改正をうったえてるいる。まるで、詐欺師に道徳の教科書を書かせているみたいだ。日本の政治状況は今、異常事態だ。

 ★政治家の質の低下が言及されて久しい。少し以前までは政治倫理の欠如が主要な問題だった。加えて昨今は、基礎学力の低下という驚愕すべき問題が指摘されるまでになってしまった。深刻なのは首相や大臣までもが、この問題に該当していることだ。問題を抜本的に解決するには長い時間がかかる。選挙制度の改革、公選法の改正、メディアへの政治介入の禁止などなど、さらには選挙民の政治意識の向上も必須課題だろう。これらは従来から議論されてきたが事態は改善どころか,加速的に悪化している。

 ★取りあえずの応急措置として、「国政選挙立候補者資格試験」(仮称)みたいなものを実施してはどうか? さしあったて義務教育程度の知識と教養を問うレベルでよい。不正を防止するため、あらかじめ用意した10万問から、試験直前にパソコン画面からランダムに出題するなどの工夫をすればよい。合格基準は平均点の8割程度でも可、これだけでも相当程度の不適格議員の除外が可能だろう。少なくとも、無教養・無節操・無定見な人物を一国の首相に仕立て上げる事態は回避されるにちがいない。


以下は『平成経済 衰退の本質』(金子勝)の序文中の一部です、ご参考まで。

 < 当初2年で終わるはずだった異次元の金融緩和は、デフレ脱却に失敗して6年以上も続いたため、「出口のないネズミ講」と化してしまった。だが、政策的失敗に対する根本的批判はかき消されてしまう。
その結果、言論の世界の萎縮もあって、人々は目先のことしか考えず、「ゆでがえる」になっている。(中略)

安倍政権は、外交も内政も掲げた政策目標はほとんど達成しておらず、首相はそのことにまともに答えず、つぎつぎとスローガンを変えていくだけ。メディアはひたすら自粛を重ね,政策の失敗の検証も批判もせず、政権のやっている感を「演出」することに終始する。
まるで開発独裁の国になってしまったようだ。このままでは、近い将来に滅びが待っているだろう。 >


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