詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

シュレジンガーの猫みたいな子猫

2019年10月07日 | 犯罪
朝になるときまっていつも
駐車場にうずくまってじっと
僕の顔を見上げる子猫がいる

毎朝その子猫に話かけたい欲望にかられる
ぼくがまだ学生の頃飼ってて
よく二階の窓から放り投げた
子猫にも似ている

今年の春ジョギング中に
いつまでも啼きながら
ついてきた子猫にも似ている

ぼくが”不幸せ”と名づけたその子猫は
今朝もまた
ふらりとどこからかやってきて
僕の顔を見上げている

まるで
シュレジンガーの猫みたいに
僕の顔を見上げている子猫


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