詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

究極の貧乏生活に欠かせないのは

2009年09月20日 | 日記
ー写真は北海道時代から大好きだったアイヌ人彫刻家砂澤ビッキ(武田泰淳「森と湖の祭り」のモデル)さんと鬼面シリーズのひとつ(アイヌ民族楽器演奏者のオキ氏は息子)ー

究極の貧乏生活に欠かせないのは、ご飯・新聞紙・ラジオと・・飼える環境だったら山羊ではと思う。新聞紙は冬に欠かせない。隙間風対策目張りや下に敷いたり、上に布団代わりに被ったり・・山羊が一頭いると、草を食べるので食費はゼロだし、乳が出るので水も不要のほぼ完全栄養食品。最後は食べることもできるので、究極の貧乏生活の友達なのかも。

子供時代、山羊さんを河原へと連れてくのが僕の日課だった。出産してもお乳の出ない伯母さんの家にあげてしまったけど、以前読んだ逃げ回る二重スパイの本では、山羊だけを連れて山小屋へと。散々毒殺とかやってきたので、水に毒を入れられるのを警戒して・・

・・丼一杯のご飯は約30円。近くのスーパーでは、キャベツの外皮がただでもらえるので、約十円のモヤシを入れて野菜炒めを作ってかけると、調味料代を入れても約45円で完成。それに飽きた時には、卵掛けご飯・卵丼(30円+卵10円+調味料)・・でももうちょっと贅沢をしたい時には、酢飯に焼き塩鮭をほぐして入れた鮭寿司を。イクラはちと高いので鱒の筋子やタラコを乗っけるともう最高!

・・お握りには、栄養豊富な黒ゴマ塩に梅干だと45円で完成。(二個のお椀の中でご飯を振ると美味しいお握りが完成)。お茶漬けで一番好きなのがイカの塩辛で、同じく45円くらいで完成。大根下ろしぶっ掛け飯も45円くらいで・・贅沢をしたい時にはシラス干しをちらほら。

・・タダで手に入るものがこの近所では少ないので大変だけど、
お茶は、近くの山から枇杷の葉(入浴剤にも代用)や柿の葉を。
よく病院・歯科医院に置いてあるアオキの葉は天麩羅にしてとても美味。(気づかれないようにむしるのがちと難しいけど)。精米機スタンドでタダで手に入る米ぬかも漬物や石鹸代わりに(米のとぎ汁の方が洗顔や大根の煮付けやミガキ鰊を漬けて置くと柔らかくなるので便利だけど)

春先のスギナは、煎じて飲んでも入浴剤にもあらゆる痛みに効果絶大だし、ヨモギも食用になるし入浴剤としてとても便利(お灸にも)。
タンポポはヨーロッパでは野菜扱いで、根はコーヒーの代用になると聞いたけど・・以前試してみて口に合わないので諦めてしまった。

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