詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

亡き父親を思い出してる

2009年02月22日 | 日記
どうしてだか、まったく正反対の人だったのに種田山頭火を連想してしている。オ酒飲んでる点では一緒か・・

山頭火の句をー父ならこう歌ったのかもしれないなと思いながらー
◆分けいても分け入っても青い山→分け入っても分け入っても遠い山
◆焼き捨てて日記の灰のこれだけか→焼き捨てて日記の灰もつむじ風
◆捨てきれない荷物の重さまえへうしろ→捨てきれない荷物を誰に渡そうか
◆酔うてこほろぎと寝ていたよ→酔うてこほろぎの野の星月夜
◆どうしようもないわたしが歩いている→どうしようもない歩くたび風にひるがえり
◆涸れきった川を渡る→涸れきった川の石模様に見とれつつ
◆酒がやめらない木の芽草の芽→酒がやめられない夜鷹雲雀は風となり
◆さくらさくらさくさくらちるさくら→咲くさくら散る桜親の遺言のごと山を染め
◆けふもいちにち風をあるいてきた→けふもいちにち風あれば風のままに
◆歩けばきんぽうげ座ればきんぽうげ→きんぽうげ女優の睫毛と揺れている
◆あとはしぐれか→あとは泥流か時雨ゆく未知も
◆ふるさとの言葉のなかにすわる→雨一滴夕空はふるさとの言葉で一杯
◆なんでこんなに淋しい風吹く→なんでこんなに燃えている夕焼けとこころ
◆わかれてきた道がまっすぐ→わかれてきた道まっすぐ星の空
◆ふくろうはふくろうでわたしはわたしで眠れない→カラスはカラスでねぐらへその樹下を今夜のねぐらに


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