詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

今日は昨年末以来の休みで久し振りのテレビ・読書三昧

2009年01月04日 | 日記
面白い番組は皆無だったので、ベッドに寝転んでついさっきまで「スウェーデンの四季暦」(訓覇法子)というスウェーデンに長く在住の医療関係者の本を読んでいた。

《老人は新しい場所に移されるたびに、10パーセントの能力を失っていくことが調査で明らかにされている。生活能力だけではなく、生きがいも失われていく。ホームヘルパーや地域看護婦んど、人々の日常生活を支える人たちにこそ、ターミナルケアの専門知識が要求される。》

北欧の中でもスウェーデンとスウェーデン人はとくに、故郷北海道に似てるなと感じた。ただ現在の日本人は、自然破壊・人間破壊の分野では、あまりにも倫理的に堕落しすぎてしまったので、スウェーデンを見習うのはもう手遅れかもと感じた。

日本でもこれ以上の自然破壊防止のために即実行すべきと思ったのはー
(1)環境保護のためのスーパー・酒屋での空瓶・空缶引取り制度で、老人・子供たちの結構いい収入になるとか。スーパー・酒屋で引き取ってくれない空瓶・空缶のためには、広場や町角のあちこちにタンク式の大きな容器があるとか。(ドイツ紹介番組でも似たような空缶を入れて潰すとレシートが出てくる機械を見たことが)

(2)もう35年以上前から実践されてきたノーマライゼイションの政策ー高齢者や障害者等を施設などに隔離しないで、日常生活を共にし助け合っていくのが正常なあり方とする考え方に基づいて、普通の生活から隔離された精神病院の代わりのそれぞれの市町村の地域精神医療診療所、デイケア、リハビリテーションや家庭訪問事業。

(3)外国人を含むすべての人々が自然の中に自由に立ち入る権利を所有するという・・生まれながらの森の民のスウェーデン人の自然享受権・共有権。持ち主の財産に損害を与えたりプライバシーを侵害しない限り、他人でもあらゆる土地に自由に立ち入り可能(囲い、柵、警備員がほとんど無い)どころか、国王所有の島でさえも一般市民に開放とか。

その代わりに、自然破壊や動物虐待を許さないというモラルが徹底していて、犬猫の頭をなでても(子供の頭も駄目)抗議・通報されるという。毛皮も着る人は皆無とか。広告看板やドライブインや別荘も。ただベンチとテーブルがおいてあるだけで・・気に入ったら何処でも、テントやキャンピングカーで宿泊とか。

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