<<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >> 2022.2.25 _________________________________________________________『週刊金曜日』 動画で解説。今週号の読みどころ。 https://www.youtube.com/channel/UCFnO188pQye8HJ9hIVdmmRg ==================================================================== <http://www.kinyobi.co.jp/> 【1】注目の記事 【2】編集長コラム 【3】次号予告 【4】近刊のご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】注目の記事 ■日本共産党は日本の政治を変えるのか ●志位和夫委員長単独インタビュー 私たちはどんな社会をめざすのか──経済政策から安保まで 日本共産党は、戦前の天皇制国家が社会主義や共産主義に対する激しい弾圧を繰り返して いた1922年7月、東京・渋谷の民家での会合を通じて創立されたという。クリスチャ ンの労働運動家・荒畑寒村や新聞記者だった堺利彦、在野の経済学者だった山川均らが最 初の執行部を組織。レーニンが指導する革命運動の国際組織「コミンテルン(共産主義イ ンターナショナル)」に代表を送り、同年11月、コミンテルン日本支部として認められた 。 以来100年、戦前、戦中、戦後を通じて綱領改定や方針の変更を繰り返しながらも、日 本で最も活動歴の長い政党として、現在は議会制民主主義を通じた社会変革をめざす革新 政治勢力の中心となっている。 一方で咋秋の衆院選での「野党共闘」では、党がその要となったこと自体が「敗因」であ るかのように喧伝され、今も続く反「共」攻撃の嵐に晒され、党勢拡大の壁にもぶつかっ ている。結党100年と参院選が重なる今年、舵取り役の志位和夫委員長に課題を聞いた 。(聞き手・本田雅和) ●佐々木寛・市民連合@新潟代表インタビュー 共産党が叩かれる時代はいつも戦争の前夜だった 共産党バッシングがやまない。咋秋の衆院選で自民党は議席を減らしつつも絶対安定多数 を確保、市民連合+ 立憲民主党+ 日本共産党を要にした「野党共闘」は、今や大手メディ アなどからあたかもそれが「敗因」であったかのように喧伝されている。 が、同じ衆院選でも、新潟では6選挙区中4選挙区で野党候補が勝利した(本誌昨年11月 19日号参照)。そんな“県内政権交代”の立役者となった市民連合@新潟の佐々木寛・共 同代表は今の政治状況をどう分析し、次の参院選でどんな野党共闘を進めようとしている のか? 「共産党の果たすべき役割」と「共産党への注文」を聞いた。(聞き手・本田雅 和) ●映画『日本共産党とわたし』(仮題)を制作している西原孝至監督に聞く 映画を通して考えたかった なぜリベラル勢力が根付かないのか 結党100年を迎える日本共産党をテーマにしたドキュメンタリー映画の制作が進んでい る。企画・制作は、学生団体「SEALDs」のドキュメンタリー映画を制作した西原孝至監督 。2015年の安保法制への抗議活動まで、政治的な意見表明をすることもなかったとい う映画監督が、なぜ『日本共産党とわたし』(仮題)という作品を制作しようと思ったの か。そこにはどんな問題意識があり、さらに「日本共産党はどうあるべき」と考えている のかを聞いた。(聞き手・佐藤和雄) ●内部から見た日本共産党の現状と課題──一党員の覚書 仲間健(筆名) 内部から見た日本共産党は現在どのような姿なのか。労働者として生きつつ、40年以上に わたり党活動を続け、党の動向を真摯に見つめ、考えてきた、ある党員に寄稿してもらっ た。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 編集長後記 昨秋の衆議院議員選挙では、野党が議席を伸ばすことができず、与党が勝利した。「野 党共闘は失敗だった」、「共産党が要となったことが敗因だ」──そんな分析がマスコミ を賑わせた。でも、本当にそうなのだろうか。そこで今号では、「日本共産党は日本の政 治を変えるのか」と題して、特集を組んだ。今年は共産党結党100年の節目でもあり、 夏には参議院議員選挙も控える。野党共闘が揺れているが、共産党はどんな役割を果たす ことになるのか、再び議論が出てくるだろう。 冒頭では志位和夫委員長に単独インタビューした。党名変更は検討していないのか、衆 院選をどう総括しているのか、連合(日本労働組合総連合会)会長の共産党批判にどう対 応するのか……などなどの質問をぶつけた。その他、衆院選で野党共闘成功に貢献した佐 々木寛・市民連合@新潟共同代表、共産党に関するドキュメンタリーを制作している西原 孝至監督へのインタビュー、一般党員の手記などを載せた。(文聖姫) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】次号予告:2022年3月4号(第1367号) 【特集】 「健康で文化的かつ自分らしく生きる権利」を ●私たちの活動は「憲法の実践」 菱山南帆子 ●誰もが自分らしく生きられる社会のために「声をあげる」現役大学生座談会 【調停委員に定住外国人がなれないままでいいの?】 ●いま、50人に1人は外国にルーツがある人たちなのに|坂本洋子 ●「市民の期待する家裁と、実際とではまだまだギャップがある」|梁英子 【佐渡金山問題】 ●「佐渡金山」は誇るべき遺産か負の遺産か|小林久公 【沖縄・遺骨問題】 ●琉球遺骨訴訟が新たなステージへ|西村秀樹 【くらしの泉・介護】 ●深刻な介護職員へのハラスメント 外岡潤弁護士に聞く|秋山晴康 【新・買ってはいけない】 ●フレーバーが増えるほど「ポテトチップス」は複雑になっていく|沢木みずほ 【祀りをたずねて】 ●えびす信仰|山田しん 【きんようぶんか・本】 ●『安魂』|長瀬海 ●『大邱の夜、ソウルの夜』|五所純子 ●『巨大映画館の記憶』|田沢竜次 【きんようぶんか・映画】 ●『ムクウェゲ 「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師』|松村洋 【きんようぶんか・音楽】 ●『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020』|近藤康太郎 【きんようぶんか・TVドキュメンタリー】 ●3月4日からのテレビ番組|ワタナベ=アキラ 強力連載 ●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道 ●風速計|雨宮処凜 ●ジェンダー情報|神原里佳 ●きんようアンテナ ●政治時評|西川伸一 ●経済私考|鷲尾香一 ●たとえば世界でいま ●内田樹の凱風快晴 ときどき曇り ●言葉の広場/論考 ●メディアウオッチ|臺 宏士 ●犬が王様を見て、何が悪い?|四方田犬彦 ●黒風白雨|宇都宮健児 ●編集委員から ●さらん日記 ●無責任架空対|松崎菊也 ●猫様|想田和弘 ●読者会から ●きんようびのはらっぱで(情報欄) ●ヒラ社長が行く|植村 隆
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