詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

恋唄

2009年09月09日 | 
たとえ 世界中が
刺だらけのサボテンに変貌してしまっても
恋だけは
信じられない不思議なやつ

あんなに
心臓が破裂しそうな思いは
たった一度だだけとは
思えなかった

まるで
忘れた頃に回りだす
ぼくのいかれた扇風機みたいに
ふっときみの言葉が蘇る

もっと 
君の眼差しや仕草を
目に焼きつけておくんだった
きみを抱きしめて
決して
手放すべきじゃなかったんだ


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