詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

牛乳

2009年06月23日 | 日記
函館に着くと
いつだって
真っ先に瓶に入った四葉牛乳を
ごくごくと一気に飲むのが
ぼくの帰郷の儀式

「ああやっと
北海道に還ってきたんだ・・」
そういつも呟き
うっすらと涙ぐみながら

内地での過酷な夏
水やお茶では
汗が滝のように流れるので
いつだt牛乳を飲むのが習慣だった

中学の後半
牧場からの牛乳配達の最後は
いつも君の家と決めていた
君が弾くピアノの音に
じっと耳を澄ませ
流れ星に願いを込めながら

牛乳は
いつだってぼくの原点
あの頃毎日聞いていた
君のピアノの音が
ぼくの憧れのすべて


◆東京で待ち合わせというとほとんどいつも新宿だった。
懐かしい新宿の「模索舎」等についてはー
http://www.news.janjan.jp/living/0906/0906225566/1.php
◆久し振りに読み応えがあった「天木直人のブログ」はー
http://www.amakiblog.com/archives/2009/06/22/#001419

最新の画像もっと見る

コメントを投稿