リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

これは誹謗だけど中傷ではない。

2007-02-28 23:10:05 | 日記
名指しで誹謗中傷するけど、私は三井住友銀行が嫌いだ。

前の会社で給与振込口座としてムリヤリ作らされたから仕方なく口座を持っているが、営業時間外は お金を預けても手数料を取られ たり、「三井住友銀行」と書いてあるampmのコンビニATMを使うと平日の昼間でも105円手数料を取られたり、この金融機関はいったい何様のつもりだ!?と思っていた。それに、ampmにATMが設置されているから、支店の数がものすごく少ないのだ。こういう銀行から手数料をかけずにお金を出し入れするのは至難の業だと思う。

ま、ある程度の金額を預けていたりローンを組んだりする人に対しては手数料が無料になるサービスなんかあるらしいけれど、こういう金融機関に自分の財産や未来を託すわけにはいかないでしょう。そんなわけで、前の会社を辞めたときにお金はあらかた下ろしてそのまま放置してしまっていた。

で、キャッシュカードを失くしたわけだ(出てきたけど)。
三井住友のテレフォンセンターはとても親切で、郵送でカードの再発行手続きができると言うのだ(他の銀行や郵便局には「窓口に来い」と言われた)。それで、火曜日にはもうその書類が届いていた。

Oh!! なんてありがたい!!
とハンコを捺して送り返そうと思ったけれど、よく考えてみたら、この銀行の口座を持ち続けることにメリットがないことに気づいてしまったのだ。

まず、この口座には297円しか入っていない。この口座をいち早く再開しても禁治産生活は脱せない。預けるお金もない。それに私の通勤経路には銀行の支店がない(だから今まで放置されていた)。ampmのATMも使いたくない。
で、キャッシュカード再発行手数料が1050円。口座から自動で引き落とされるそうだ。ま、取れるもんなら取ってみやがれってカンジですけど。

あーあ、これはポイですねー。口座を解約して297円取り返そう。
なんていうか、みんな何がよくて三井住友を使うんだろう。誰か教えて。

またやっちまいました。

2007-02-26 19:05:30 | 日記
週末にまたバカをやらかし、いろんな人に迷惑をかけ(一部の人には今後もしばらく迷惑をかけ続けることになる)、自身もものすごい精神的ダメージを負ったので、戒めのために一部始終をここに記録しておく。

今度は自分の命綱のカードケースを落としてしまった。
内容物は…
1.通勤定期券(あと1ヶ月半残っている)
2.私鉄用プリペイドカード2枚(合計残高約3000円)
3.社員証
4.東京三菱のキャッシュカード
5.三井住友のキャッシュカード
6.郵貯のキャッシュカード(クレジット機能つき)
7.E-bankのキャッシュカード(クレジット機能つき)
8.JCBのクレジットカード
9.運転免許証
10.健康保険証
11.図書館の貸出カード2枚
12.自分の名刺
13.彼ピョンの写真
14.彼ピョンの名刺
15.彼ピョンとつきあい始めた頃に書いてもらったラブラブメモ

まったくね、よくもまあこんなに大事な物ばかりをゴッソリまとめて落としたもんだ…と目の前が真っ暗になった。

24日(土)
■14:16 仕事を終え、実家に帰るため駅にダッシュ。キップを買う暇がなく、家とは反対方向に向かうのだが定期券で改札を通り、階段を駆け下りる。
■14:17 電車に滑り込みセーフ。空いている席に座る。モーレツに眠くて爆睡してしまう。
■15:00頃 終点に着き、別の路線に乗り換える(意識もうろう状態)。
■15:20頃 再度、別の路線に乗り換える。
■16:20頃 実家の最寄り駅に到着。ここで定期入れがない(=改札を出られない)ことに気づく。

リ「すみませーん。定期入れ落としちゃったんです」
駅員「どこから乗ってきたの。まず、お金は払ってもらわんといけんね。話はそれから。」

というわけで運賃を払う。でも乗るときに定期で入ったのだからどっちにしろお金は払うのだ。やっぱ乗り物の切符は「降車駅で精算」が基本ですね。

駅員「何アンタ、そんなに何度も乗り換えてきたのね。それじゃ今すぐには見つけられないよ。落し物センターに電話で聞いてみなさい。それから定期は、販売した駅に届くことになってるから、定期買った駅にも紛失届を出しなさいよ。」

というわけで。
■16:45 JRの遺失物センターに電話。「夜になったらその日の落し物をすべて登録してネットワーク管理するから今はまだ探せないけんね、またあとで電話かけてチョ」と軽くあしらわれる。
■16:50 (歩いて帰りながら)休日出勤中の彼ピョンに電話。キャッシュカードやクレジットカードを失くしたときの連絡先をインターネットで調べてもらう(実家はネット環境が整っていないため、可及的速やかに調べるよーに!と強要する)。
■17:00 帰宅。帰省の目的が入院した祖母の見舞いだったため、実家に着いたらすぐ親に電話して病院に向かうはずだったが最早それどころではない(ごめん、ばあちゃん)。彼ピョンからぞくぞくとカード会社の連絡先がメールで届くので、片っ端から電話をかける。
■17:40 父帰宅。カード紛失の電話をしていたので「おかえりなさい」を言えず、「…で、電車に乗ったときには持ってたんですけどぉ、降りるときになくなっちゃってたんですぅ」などと話しているのを聞かれる。電話を切ると「財布を落とすなんて、何のために帰って来たのかわからないじゃないか、バカ。」とオモムロに叱られる。えーん、家の前に停めた車を荒らされたバカに「バカ」って言われたくないよコンチキショウ!!
■18:00頃 すべての電話をかけ終える。JRの遺失物センターに再度電話をするが、全く手ごたえがない。もはや完全に取り乱して、仏壇の前のお菓子をボリボリ食べてしまう(なぜや?)
■19:00頃 祖母を見舞う。祖母はおっちょこちょいが祟って足を骨折、私は定期やカードや身分証明書を喪失。身上を報告し合って2人で落ち込む。見舞いになってないねコリャ。
■20:30頃 父が奮発して、国産牛のすき焼きをごちそうしてくれる。「ショックすぎて味がわからない」とか言いながら、しっかり完食する。
■23:00頃 JRの遺失物センターに電話するが、届けられていないと言われる。キャッシュカードもクレジットカードもなかったら今後の生活に大いに支障をきたすことに今更ながら気づく。
■23:10 「ってことは、来月の生活費を払わないつもりだねキミは。」というメールが彼ピョンから届く。おっしゃるとおりですよ。それどころか、今後アナタにたかるのですよ私は。

25日(日)
■9:00頃 JRの遺失物センターに電話。やはり見つかっていない。センターの人に「警察に届けなさい」と言われる。
■11:00頃 母が「当面の生活費に…」と3万円貸してくれる。ありがとう、これで新しい定期が買えます。
■14:00頃 祖母を見舞う。
■16:30 もう一度JRの遺失物センターに電話(しつこい)。見つかりません(泣)。
■16:50 実家を発ち、電車に乗る。乗換駅で電車をやりすごして線路を覗き込んだり、駅員に聞いたりする。
■18:30頃 前日に寝ぼけながら電車を乗り換えた駅に着く。駅員に聞き、ホームをくまなく探し、トイレのゴミ箱をのぞき、改札を出て駅前交番に紛失届を出す。調書に35歳と書かれて「違います。30です。」「あ、失礼。」というどうでもよい会話を交わす。
■20:10 自宅の最寄り駅に到着。定期券を失くしたことを届け出て、新しい定期を購入する。

駅員「もしかして明日出てくるかもしれないよ、週末は機能してない部署が多いから。もうちょっと待った方がいいんじゃない?」
リ「はぁ、でも何度も電話したけど、もう見つかりませんって言われたんです。だから買います、明日も朝早いし。」
駅員「あ、そう。」

定期券1ヶ月17,500円支出。

■20:30 帰宅。彼ピョンは「てもみん」に行っていて不在。JRの遺失物センターに電話をかけるが、通話中でつながらない。
■20:50 彼ピョン帰宅。「当座の生活費に」と3万円くれる。わーい。
■21:00 ようやく遺失物センターのオペレーターにつながる。検索のために5分くらい待たされて、「見つかりました!!!」月曜日の朝イチ(出勤前)に取りに行くと伝える。
■21:10 先ほど買った定期の払い戻しを頼むため、駅に向かう。みどりの窓口は閉まっていたけれど、改札口から声をかけて頼んでみる。「そう!よかったね!」と快く返金してくれた。駅員さんありがとう。
■21:30 帰宅。さーて、夕飯食べて、お風呂入って、とハリきる私の肩を彼ピョンがトントンとたたく。

彼「あのさ、金。」
リ「ん?なんのことかしら。」
彼「さっきの金を返しなさい。」
リ「…。なんで?」(←とぼける)
彼「定期券のお金が戻って、いま潤ってるでしょうが。」
リ「え?だって、貯金しばらく下ろせないんだよ。」
彼「だから、お母さんから借りた3万円がなくなったら貸してやるよ。」
リ「だって来月はお友達と名古屋にも行くし。」
彼「この期に及んで遊ぶ金がほしいとは、オマエはバカヤロウか。」
リ「はい、バカヤロウです。」
彼「これから毎晩僕の肩をもんで、旅費を稼ぎなさい。」

3万円はボッシュートとなります。チャーラッチャラッチャー(泣)

今朝、7時前に遺失物保管駅に行き、不機嫌な駅員に頼んで定期入れを受け取った。私が土曜日に眠りこけていたあの車両は、あのあと回送されて日曜日の夜まで車庫に入っていたようで、定期入れは無傷で、何もなくなっていなかった。あーよかった。これからしばらく禁治産生活が続くけど、とりあえずはぐっすり眠れます。助けてくれた人たち、みんなみんなどうもありがとう。

スッチーとお食事

2007-02-23 18:11:22 | 日記
今、外国から友人が遊びに来ていて、昨日電話で呼び出されて食事をしてきた。
留学してたときにお世話になった人の息子さんで、名前はピヨという(もちろん、私が勝手にそう呼んでるだけだけど。)

英語教師をしていて、学校が休みになるといろんなところを旅行している。旅行するために働いているらしい。彼のお母さんによると、1年間働いたお金をすべて旅行に注ぎ込むリオのカーニバル的人間らしい。将来のことを心配しなくてもよい国に住んでるなんてうらやましい限りだけど、お母さんは「お願いだから誰か何か言ってやって!」と嘆いている。パツ金で、青い目をしていて、パッと見た感じレイフ・ファインズに似ていてカッコイイのだけれど、しぐさがいちいちカマっぽくて、私は彼が歩くときに手首がサザエさんみたいになっているのにずっと前からイラついていた。あの手首だけで「絶対ピヨは童貞だ」と確信できた。彼のお母さんによると彼は奥手らしく「ピヨが好きになる女の子は皆すぐに他の男と結婚してしまう」らしい。だから「リカコも早く結婚したかったらピヨに好かれてみるといいわ」だって。実際にピヨのことなんか相手にもしないでいたら、私もすぐに結婚できちゃった、わーい。

ピヨが日本に来るのは3回目だ。1回目と2回目は私の家に泊めてやって、携帯を貸して好き放題させていた。今回は、私が文通が面倒で音信不通になっていたので、自力で宿を予約して来日して電話をかけてきた、というわけだ。
前回来たときはあまりお金を持ってこなかったようで、特に2回目は2週間もヒトッ家で流しの下に隠してあったカップラーメンを食い尽くしてごろごろ寝てばかりいるので(私は仕事があったから放置していた)、「せっかく日本まで来て、何やってたの?!」と聞いたら「300ドルしかお金を持って来なかった」と言うではないか。それならそうと最初に言ってくれればお金を貸したのに。ていうか、あげたのに。

というわけで、今回もどうせロクなものを食べてないんだろうな…と思って京料理のお店に連れて行って話を聞くと、「今回は今までの僕とは違う」みたいなことを話してくれた。なにぃ?!

なんと今回は自分の生徒を連れてきたそうだ。ボリス君と言って、ピヨが授業で日本の話をしたのがきっかけで日本史に興味を持ち始め「日本連れてけ連れてけ連れてけ」散々言い続けて、無事大学に入学して成人(18歳)してお金も貯めたので、とうとうピヨも折れて一緒に連れてきたんだそうだ。で、今回は、自分が今までに知り合った日本人に片っ端から電話をかけまくって、ボリス君と2人で夕飯をおごってもらってるんだそうだ。
で、一昨日は新宿で出会った韓国人の女の子に電話して、「刻んだキャベツと肉と魚介と白いドロドロを混ぜて焼いて、乾燥した魚フレークと緑フレークとブラウンソースとマヨネーズをかけたもの」をごちそうしてもらったとか、

(え?韓国人はビビンバじゃないの?)

その前の日はブリティッシュ・エアウェイズに乗ってるときに知り合った女の子に、小洒落たお店に連れてってもらってパスタを食べたんだそうだ。で、明日は京都に行って向こうの知り合いの女の子に案内してもらうんだって。

(あ、ごめん。今日のも京料理じゃ、かぶっちゃうね。)


ピ「その彼女とはロンドンでも何度か会ったことがあって、いろんなトコに連れてって
  もらってるんだ。」
リ「って、えーと、ブリティッシュ・エアウェイズの彼女?」
ピ「彼女、スチュワーデスなんだ。」
リ「なに、ピヨ、スッチーとメシ食ってんだ?」

この話をあとで彼(夫)にしたら、
「あぁー。一応ピヨはレイフ・ファインズに似てるからなぁ…」
と申していました。うーん、ハッキリ言って超うらやましいですねぇ。私もロンドンでパイロットに食事に誘われてみたいデス。

リ「でさ、今日はどうしてボリス君を連れてこなかったの。」
ピ「ヤツとは性格が合わないんだ。だから今日は置いてきた。」
リ「ピヨを頼って日本に来てるのに、かわいそうじゃない。今頃何食べてるの?」
ピ「24時間開いてるお店で黒い紙が巻いてある三角の米が買えるから、大丈夫だよ」
リ「他のお友達には会わせて、私には紹介してくれないの?」
ピ「リカコは特別だから。」
リ「は?」
ピ「他の日本人はべつにいいんだよ、あんまり親しくないからああいう不出来な生徒と
  引き合わせても。でもリカコは僕の親にも会ってるし友達とも会ってるし、皆が
  「リカコによろしくね」って言ってくれてるのに、あのバカと会わせてリカコが機嫌
  を損ねて「今後ピヨとはもう会いません」とか言われるのはイヤなんだ。」

言わんよ、そんなこと。
あ、でも私2年くらい面倒くさくて手紙書かなかった実績があるからなぁ。
ごめんねピヨ。これから心を入れ替えるよ(気が向いたら)。



今回行ったお店。美味しかったからまた行こ。
卯乃家 創菜ダイニング
うさぎがたくさんいました。

ふんがー、フランケン

2007-02-22 12:55:46 | 日記
ケネス・ブラナー主演の映画『フランケンシュタイン』を観た。
やっぱいいですねー、イギリス英語を話すオトコ!
ヒュー・グラントもまあまあ好きだけど、ケネス・ブラナーはハムレットもやってたし、やっぱりケタ違いにカッコイイです。
(でも、古い英語は理解できない…泣)

フランケンシュタイン、じつはものすごく好きだ。
まず、原作が好き。
メアリー・シェリー(原作者)がこの小説を書いたいきさつについての話も好き。
フランケンシュタインに関して、みんなあの怪物のことをフランケンだと思っているけど、実は怪物を造った科学者の名前がフランケンシュタインであってあの怪物には名前がないのに、いろんな人が勘違いしてて、ときどき別の映画を見ていると科学者が怪物にあてがう女性人造人間を造って「フランケンシュタインの花嫁だ!」と叫んだりしているのを「おい、フランケンはオマエだよ」とツッコむのが楽しいから好き。
怪物が日本にまで来ちゃったなんて話もあるから好き。
それに、ケネス・ブラナー主演のこの映画は、原作に忠実で、切なくてぼろぼろ泣けるから好き。
音楽もとても好きだ。

今回は、怪物の影に怯えるフランケンシュタインが結婚して初夜の契りをかわすシーンが心に残って、3回くらい繰り返して観た。ケネス・ブラナーに母性本能くすぐられまくったし、花嫁の戸惑ったような初々しい笑顔もよかった。
あー、こういう情熱的なのって、最近ないよねー。(欲求不満か、私)

目の前にすき間があった。

2007-02-21 22:29:13 | 日記
リ「今朝ね、自分の目の前にすき間があったの。」

彼「は?!」

リ「それでね、座りたいと思って「すみませーん」って声をかけたんだけど、
  オヤジどいてくれないのね。」

彼「あ、電車の話ね。」

リ「で、ムカついたから無理矢理お尻をねじ込んで座ったの。」

彼「…。すげーな、オマエ。すき間はどのくらい空いてたの?」

リ「うーん。20cmくらい」

彼「それ、普通座ろうと思わないよ。オマエ、おばさんみたいだな。」

リ「だって、あの30分を寝るか立って揺られるかで、その日の仕事に向かう
  意欲みたいなのが全然違うのよ。」

彼「そりゃわかるけどさ。」

リ「そしたら隣のオヤジ、次の次ぐらいの駅で降りたっぽいんだけどさ、立ち
  上がるときに頭に肘鉄くらわしてきやがった。」

彼「…!!だろうな。それくらいしたくなるよ。で、オマエは?」

リ「眠すぎて、そんな他人のこと構ってられなくて、寝てたョ。」




彼「もうちょっと早い電車に乗ったら座れるんじゃないの?」

リ「え~っ?!座って寝るために早起きしてたら本末転倒じゃん!」


そう、朝は闘いなのです。(私だけか?)

彼は吸血鬼になった。

2007-02-20 13:13:24 | 日記
私は土曜日働いている。
この職場に来て、「え~?!土曜日も仕事すんの?ふざけんなー(殴)」と最初は思ったものだが、1ヶ月くらい経つと、土曜日の朝早起きして半日働くと午後を有効に使えるので、「ああなんていいシステムなんだ」などと思うようになった。
でも、土曜日も結構2時とか3時まで残業させられて(もちろん、さっさと帰るつもりで働いているので、お昼抜きだ)「ちくしょー(殴)」と地団駄踏むことが最近多い。

ま、それはともかくとして。
週末が2.0日から1.5日に減ったことで、私は日曜日もなんとなく早めに起きて、彼が起きる前に岩盤浴や図書館で遊んできちゃったりするようになった。
一方、彼は金曜日の夜からDVDや録画した深夜アニメを見たりして昼夜逆転した週末を過ごす。何週間か前、ものすごくきれいに晴れた土曜日の午後に私が帰宅すると、彼は部屋を真っ暗にしてアンダーワールドとかいう吸血鬼っぽい映画を見ていた。コタツの周りにはコンビニで買ってきたおせんべいやキャンディーの空袋が山のようになっている。超不健康だぞコイツ。
映画が終わって、お掃除したいなぁ…と思ってカーテンを開けようとすると「イヤァァァァッッ!!」と暴れるので何事かと思ったら、明るいところが嫌いなんだとか、日の光を浴びると灰になるんだとか、とにかく部屋を暗くしてコタツで寝ていたいと言うのだ。あーあ、ダメ男だなぁ。

で、今日こんな記事をみつけて読んでみたんだけど、これって彼そのものじゃないか。


【人体の不思議】「冬だから眠い」は「うつ病」の兆候

 冬になると朝起きるのが辛い、日中やたら眠いなどと感じることはないだろうか..........
≪続きを読む≫


眠気、過食、気分の落ち込み(サザエさん症候群)、日本では男性に多い、日光に当たってない…
そうか、彼はうつ病なのか。

青魚やバナナを食べさせてビタミンB6を採り、日に当たれば抑うつ物質セロトニンが生成できるらしいけれど、あの吸血鬼はホント夜行性だから外に引きずり出せない。昼間外に出なかったら、青魚を食べさせても意味がない。うーん。
本人はあれでとても幸せで有意義な週末を過ごしてるとか言っているが、なんとかしてあげたいなと思う。どうしたらいい?

エライ人の考えとイッパンシミンの考え

2007-02-17 19:05:27 | 日記
ふたを開けてみたら参加者は頭の白いおじいちゃんおばあちゃんばっかだった…という市民健康講座に行ってきた。

5人くらい講師がいて、最初の2人くらいはなんだかもごもごしゃべっててつまらなくて寝そうだったけれど、最後に壇上に立った整形外科の先生が夜中に救急でやってくる「困ったちゃん」の話をところどころに織り交ぜながら面白い講演をしてくれた。で、この先生はちょっとおしゃべりが過ぎるというか、こんな軽言が飛び出した。

「足の人工関節というのは、手術してしまえば20年もちます。この手術をね、あと2~3年しか生きられないような人にやってしまうのは、そりゃ本人にとってはいいかもしれないけれど、行政側から見てみれば医療費のムダづかいだと思いますね。」

一瞬耳を疑いましたね。よくもまあこの先生は、150人の老人を前にこういうことを言うもんだ。とは言っても先生自身もかなりの高齢だったから、これは老人的皮肉みたいなものなんだろうか。

たしかに、たとえば私が風邪をひいて医者にかかって治療費1000円払ったとすれば、私の1000円は総治療費のほんの3割であり、残りの7割(2333円)は税金(健康保険料)から出されるのだ。もちろん私も毎月健康保険料を払っているのだから「国が負担してくれるのはトーゼン」と会計窓口の前のベンチに座ってアクビしながら女性セブンでも眺めていればいい。だけどなぜか心のどこかに引っかかるものがあり、よくよく考えてみたら、この医者はたったの5分私と話しただけで3333円稼いだという事実があるんですね。これって時給換算すると4万円だ。ずーっとパソコン(電子カルテ)にカチャカチャ書き込んでるだけで、ろくすっぽ私の顔すら見ないくせに4万だよ4万。

なんか自分のことを書いて本題からずれてしまったのを強引に戻すけれど、老人の医療費自己負担は1割だ。人工関節の手術にうちの祖母が10万円払ったとしたら、国は90万負担してくれるわけだ。あと2~3年で死ぬ人にそんなに税金使うのはもったいない、というわけなんだ。この先生がこんなところでポロッとこういう発言をするということは、日本ナントカカントカ外科学会とか医師会とか医療保険審議会みたいな場ではこういう意見がごく普通にまかり通っているということであり、将来医療費がパンクしたらこういう意見の方が圧倒的多数になって、「80歳以上は高額医療を受けられませんョ」みたいな世の中になるのかしら。

これって、老人を殴り殺した少年が「老人は先が短いから殺してもいいと思った」と言うのと大して変わらないよなーと考えていたら、なんだか何にも得るものがないまま講演会が終わってしまった。他の参加者はどう思ったんだろう。


最後につけ加えておくけど、うちの祖母は80歳で両ひざを人工関節にしてものすごく元気になった。手術前は明日死ぬんじゃないかと思うほど痛がって悲観的になって死ぬ死ぬ言ってたけれど、今はあと30年くらいかるーく生きるんじゃないかと思われる。痛みの原因をなくすことで、寿命が延びるんだったらそれは全然税金のムダづかいじゃないジャン、と主観的に思うんだけど、やっぱ行政側からみたら寿命が延びれば高齢化社会が進行してることになるから問題なのかな(笑)

カッコイイ男。

2007-02-14 19:20:06 | 日記
今日の仕事は久しぶりに充実してて、私にしては史上初の「残業してても爽快」な気分を味わっている。
こんなときにインターネットでこんな記事を見つけたもんだから、なんだかとっても共感してしまった。

育児の楽しさを理解し妻の仕事を応援できる「ワークライフバランス王子」を探そう(日経ビジネスオンライン)

女が「子どもを産むロボット」だったら、男は「お金を稼ぐロボット」なのね。あんまりオジサン過ぎる世代(うちの父とか)はそう言われても「それはもっともだ!」と開き直るだろうが、若い繊細な男の子は「給料運んでくる犬」呼ばわりされたら本当に傷つくだろうなぁ。

あ、ちなみに「給料運ぶ犬」ってのは、私の宿敵、弟の嫁の名言です。
もうね、このメンタリティには敵ながらあっぱれ、って思う。

少子化を本当に解消できるのは、出産一時金とか育児奨励金とか、女性の再就職支援とかじゃなくて、世の男性たちの協力的な姿勢じゃないだろうか。
この記事からちょっと引用するけど、

「妻が仕事で感じている充実感を、彼女に仕事を辞めてもらっても、僕には与えてあげられないと思ったんです」外資系勤務の妻を持つTさん(30代・公務員)

うちのダンナは安月給のくせに「子どもほしい、仕事やめろ、早く産め」言ってるバカ男だから、世の中にこんなステキな考え方をする男性が存在すると知って、「うわぁ!私は勇み足だった!もうちょっとイイ男が他にいたかもしれなかったのに!」と悔しかった。ま、私には仕事の充実感なんてないけどね。

出世を棒に振るリスクを背負ってでも、妻の生き方を応援してくれる夫。
育児休暇を取れる男ってやっぱりカッコイイ!!

けもの。

2007-02-12 19:48:51 | 日記
前をきもの美人が歩いていて、私の目は彼女のうなじに釘づけだった。
もうホント!色っぽいのだ。

あれに憧れて私は着付けを習ったはずだった。
だけど、いくらきものを着ても、私にはあの色っぽさが出せないことに気づいた。

私のうなじはものすごくキタナイのだ。
産毛が、もう肌が見えなくなっちゃうくらいに首を覆っているのだ。
もうこれは「頭髪」として認知した方がいいと思うほど勢いよく生えているが、いかんせん生えている場所が頭じゃない。耳たぶの真下には、ふつう毛は生えないだろう。

だから、剃る。

だけど、彼が言うには「ものすごくヒゲの濃い人みたいに、青くなる」らしいのだ。青いうなじなんてめちゃくちゃイヤだ、イヤすぎる。
でもこのサル状態(または、ウルヴァリン状態とも言う)では、髪を結えない。


彼「もういいよ、気にしなきゃいいよ。そういう人、他にもいるから!」
私「ホント?私のコレと同じ人、いる?」
(と言って、うなじを見せる)
彼「うーん…。…でもやっぱ、こりゃヒドイな。」



いい。お金ためて永久脱毛する!決めた!!

自分の体に、耳をすます

2007-02-11 23:58:41 | 日記
瞑想のしかたをおしえてもらった。

その人がどこかの寺で習っているのは、立ち瞑想・座り瞑想・歩き瞑想というもので、やり方は簡単だけど実践するのはなかなか難しいそうだ。

余計なことを考えずにただひたすら自分の体の動きを心の中で実況中継する、ただそれだけ。歩き瞑想の場合(これがいちばん簡単なのだそうだ)、右足に体重をかけ、右の足先に力を入れる、右を蹴る、左かかとを浮かべる、左つま先で地面を蹴る、左足前へ、左を前に動かす、前へ前へ、左かかと着地、左の足裏が地面にべったり、左足に体重かけたら右かかと浮かべ……と。余計なことを考えてしまったら「雑念!雑念!雑念!」と3回唱えて煩悩を振り払ってやり直し。簡単だけれど、5分続けるだけでもかなり難しい、とその人は言っていた。


というわけで、帰りの電車の中で早速立ち瞑想にチャレンジ!

しかしこれ、目を閉じながらやればとても簡単。体重が右足にかかる、左足、右足、左、右、左、右足、背中がドアに当たる、立ち直す右、左…てな感じだ。

でもね、電車の中はドアが開く度に風がピューピュー入りこむし、ガタタンガタタンと規則的な騒音もある。あかの他人が袖触れ合うほどそばにいる。毎日これを経験していると、自分の周りの出来事にかなり無関心でいられるようになってしまうのだ。だからここで視界まで閉ざしてしまったらほぼ無刺激状態、瞑想に最適な環境になってしまう。

これじゃ修行にならない、もちょっと試練を自分に与えなくちゃ(←雑念)と目を開けたら、自分の前に立っている若い男(←雑念)がなにやら冊子を読みながらブツブツ言っていて(←雑念)、その冊子がどうやら劇の台本のようで(←雑念)その冊子のタイトルが、

『言ったそばから、ホゲ~』


い…、言ったそばからホゲ~(←雑念)、ホゲ~だってよ、ホゲ~(←雑念)。

ハッとしてすぐ「雑念!雑念!雑念!」と唱え、目を閉じて瞑想に戻ろうとしたが、体重右足、左、右、ホゲ~(←雑念)、ホゲ~(←雑念)、とすぐ気が散ってしまい、瞑想修行は20秒ももたずに失敗に終わる。

やっぱ瞑想は難しい。今度は会議中にでも再チャレンジしよう。

小さな親切、大きな迷惑。

2007-02-09 20:44:30 | 日記
今日、電車の中で足元に社員証を落とした男の人がいて、気づかずに降りてしまいそうだったので、慌てて呼び止めて社員証を拾ってあげた。

そしたら、かがんだときに私のカバンが近くに立っていたオバサンに当たった(らしい)。

男の人は「ありがとうございます」と言って降りていったが、ドアが閉まって電車が終点に着くまでの20分間、オバサンにスゴイ目でにらまれ、車内に貼ってある「荷物は前に抱えましょう」のステッカーを指さしながらガミガミ文句を言われ続けた。
「キッタナイカバン!」と大げさに何度もコートをはらっていた。

うるせぇよババア。
謝る気が完全に失せた。

遺憾に思ったこと

2007-02-07 23:58:41 | 日記
友達とラーメンを食べに行った。
そしたら、平日の昼間だというのにすごい行列。
しかもスープが終わっていて、並ぶことすら叶わなかった。
だいたい平日の昼1時だというのに、カタクナに並んでいるこの人たち、仕事に戻らなくていいのだろうか。
(と言ってるリカコ、オマエは何だ?!)


というわけで、すぐ近くの特に何のヘンテツもないラーメン屋でお昼を食べた。
ランチサービスで小さい丼物がついたので、それもぺろりと食べた。

そのあと、友達が連れて行ってくれた喫茶店で、その値段にしてはやけにサイズがデカイんじゃないかと思しきパフェもぺろりと食べた。ソフトクリームが25センチくらいまきまきまきまきされている、恐るべきパフェだった。
ウエイトレスがスプーンを2つ持ってきてくれたけれど、「あなたも食べる?」とか聞くの忘れて食べきっちゃったよ。

パフェのグラスが、上がすぼんで下がボッコリふくらんだフラスコ状の容器だったため、溶けたアイスを上手くすくえなくて悔しかった。

友達は私のラーメン+丼+パフェ完食に驚いていたけれど、こんなの何でもないっすよ。




でも、家に帰って速攻ジョギングした。

つまり、リストラされたのね。

2007-02-06 23:55:18 | 日記
健康のためにそうするオジサンが会社にたくさんいるんだそうだ。
「夕飯は社員食堂で夜8時までに済ませることに決めたんだ」と彼がおしえてくれた。

0時に帰ってきてそれから夕飯を食べる人に「食後2時間は起きていなさい」という健康指導は酷だし、かといって食べてすぐ寝たら翌朝なんとなく胃が気持ち悪くて朝ご飯が入らない。
昼も夜も栄養士が考えた食事をしっかり食べてくれるのなら私も安心だ。社員食堂の飯は安いしね。それで、朝はぐうぐうお腹が鳴って目が覚めるような、健康的な生活に戻ってほしい。

でも、平日は朝昼各自調達で夕飯もナシ、土曜は私が働いているから彼の朝昼は関知せず、日曜も彼は起きてこないので朝昼抜き。それで「週に1回は外食しようネ」なんて言っているのであるから、私がご飯を作るのは実質週1回ということになる。

な、なんてスバラシイ…(嬉)


もちろん私は家で夕飯を食べているし、会社にお弁当も持っていくので、炊事を全くしなくなったわけではない。でもね、基本的に料理って誰かに食べてもらいたくて作るわけだから、その機会が週に一、二度に減ってしまったのはやっぱりちょっとだけ寂しい。自分ひとりで食べる飯なんて粗末だしね、10日間連続タマゴかけご飯とかさ。

やっぱりよくならない、JRの怠慢。

2007-02-05 12:53:58 | 日記
降りなきゃならない、
でも目の前で電車のドアが、あっ、閉まる…。

こんなとき、あなたならどうするだろうか。

彼「あきらめて、次の駅で降りて戻る」

私「えー。とりあえず腕でも足でもいいからドアにはさませてモガクよ。何かはさまってればドア開けてくれるでしょ。周りの人も助けてくれるだろうし。」

なんだか、思いっきり性格の違いが出たな。
彼は残業で遅くなることが多く、しかも片道1時間の電車通勤を始めたから、終電近くの電車に乗ることもしばしばある。
で、夜遅くなってくると、駅員や車掌の態度も横柄になってくるらしい。まさか、サービス業なのにそんなことってあるの?と思ったけれど、夜の電車は朝や昼よりもマナーの悪い客がたくさん乗っているのは確かだ。酔っ払っていたり、空き缶や菓子袋を放置したり。その辺で吐いてたり、ケンカしたり。
うちの最寄り駅は改札口からさんざん走ってようやく電車の最後尾(または最先端)にたどりつけるという気の利かない造りになっているのだけれど、そうすると電車が前の駅を出た直後から車内で民族大移動が始まり、いちばん端っこの車両だけがとんでもなく混雑するという状況になってくるのである。それで、あまりに混んでいるので、ドアが閉まるまでに降りられない人が続出しているというのだ。
まったくさ、どういうのろまだよ?と思わないでもなかったが、たとえどんなに本人がすばしこくても、前に泥酔オヤヂが30人くらい千鳥足を踏んでいたら、やっぱり敏捷に降車できなくなってしまうのだろう。うん。
それで、夜中の車掌は性格が悪いから、まだ全員降りきっていなくても構わずドアを閉めて発車してしまうのだそうだ。

彼によると、この前3日連続で挟まれたんだそうだ。1日目は彼の前を歩いていたオジサンがはさまれ、彼はドアをこじ開けてオジサンを外に押し出してやった(で、彼は降りられなかった)。2日目は彼自身がはさまれて、散々もがいたそうだ。3日目は彼の後ろのオジサンがはさまれたので、すぐ近くの運転手用ドアをたたいて「すみません!!ドア開けてください!はさまれてます!!」と助けを呼んだのに

「ドアの開け閉めは、僕の仕事じゃないんですよね」

と、超メンドクサゲに言われて、なーんにもしてもらえなかったそうだ。発車できない事態が生じたら車掌に知らせるのがお前の仕事だろーが、バカ!
(しかし、どっかで聞いたようなせりふだな…)

で、このオジサンたち(うちの彼を含む)は改札口で駅員に苦情を言ってきたそうだが、当事者じゃない人に捨てぜりふ的にキレたところで何も改善しないと思うよ、やっぱ本社に手紙とか書かなきゃ。何月何日何時何分何何線ホームにて…ってさ。
しかしJRってあんなにマスコミに「安全確認が不十分」ってたたかれてるのに、やっぱり何も改善しないのね。