リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

怠惰にビデオを見る

2008-01-21 15:28:04 | 日記
日曜日は静岡朝日テレビで再放送しているタクシードライバーの推理日誌を見ることに決めているのだけれど、最近は全然放送してくれないので、「チェッしかたねぇ」とやたらめったらに録画しては忘れて重ね録りしているビデオを見ることにした。

最初はのだめカンタービレの最終回が入っていて、11月頃やってたと思われる風林火山がちょっと入ったと思ったら食わず嫌い王決定戦上田桃子vs松岡修三の回が始まって、実食のちょっと手前でビーッと砂嵐になったかと思ったらジョニー・デップの顔が一瞬だけ映り、そして突如としてに浅見光彦シリーズ『耳なし芳一からの手紙』に切り替わった。

そういえば『チャーリーとチョコレート工場』を見るか浅見光彦を見るか迷ったんだっけ。それで浅見を録りながらブートキャンプやって、チャーリーは見ないことに決めたんだっけ。

この細切れ映像をを最初からすべて見続けている自分ってどうなんだろう…と思ったが、最近ビデオデッキの調子が悪くて早送りなどをするとテープがぐしゃぐしゃ出てしまうのでそのまま怠惰に見続けることにした。浅見光彦は奇跡的に全編見ることができ、それが終わると、停止ボタンを押し忘れたらしく20分くらい次の番組(有名人お宅拝見のような番組)が流れ、そしてタモリ倶楽部の「勝手に観光協会」の回が途中から始まった。
そこでおもむろに思い出したのだが、この日は彼が事故った日で、病院に迎えに行くときに「あーあ(怒)これじゃタモリ倶楽部見れないジャン」と録画ボタンを押したのだった。

ブルース調の埼玉県の歌なんかとても面白かったけれど、彼に「ちょっと来て、これ見てよ」と言いづらく、なんとなく気まずい思いをしながらビデオを見終えた。

夫も大事だけどタモリ倶楽部も大事!などと思っている妻って、きっと愛されないのだろうなぁと思った。

三連休に、さすがに私も考えた。

2008-01-17 23:44:37 | 日記
先週、彼が仕事の帰りにバイクにはねられた。
彼のつきそいをしながらつくづく感じていたのだけれど、交通事故の被害者の味方をしてくれる人なんて1人もいないんだということがよぉくわかった。

まず、彼の後ろを高校生らしきバカップルみたいなのが歩いていたそうで、バイクはその2人をよけて追い越したところで彼にぶつかったらしいのだが、倒れて派手に頭を打つ彼と転倒して投げ出されるバイクの運転手を目の当たりにした2人の発した言葉が

「事故って、マジありえなくね~?」

だったという。
突然後ろからどつかれて転倒して石垣に頭を打ってゴロゴロ転がって何がなんだか自分に意識があるのかないのかもわからないくらい混乱しているときに最初にかけられた言葉がそれだったので、「かなり浮かばれなかったよ」と彼はのちに語った。
(浮かんだら困るけど)

そして、金曜日の深夜0時過ぎとしては幸運なことに、世話好きなおばちゃんが通りかかり、アラ大変!と通報してくれたと言う。バカップルは野次馬になったのか、立ち去ったのか、知らない。

そして救急車に乗せられた。搬送される途中で「駅前で倒れて意識不明の人がいるから、急行するように」と無線が入り、救急隊は近くの総合病院に彼を降ろして駅へ飛んでいったそうだ。

で、出てきたのが当直の外科医。
「こんな軽症なの連れてくるんじゃねぇよ!」と怒鳴り散らしていたという。
アタマ打ってタンコブできたのね、あっそう。うち、3連休は診察してないから、もし頭が痛くなったら火曜日に脳外科に来てね。ハイ、帰って!
と、検査も何もしてもらえずに帰されたそうだ。なんてヒドイ病院だ。

私は救急車で運ばれているときに彼から連絡をもらって、その病院に迎えに行ったのだが、CTとかMRIとかいろいろ検査されているのだろうと思っていたら彼はとっくに追い出されて夜間出入口で石コロを蹴っていた。

そして、事故の調書をとるため、警察に行った。
そこで待たされること40分。
取り調べの様子を横で聞いていて感じたのは、加害者の責任を少しでも軽くして、減点を少なくしてあげたいという気持ちがおまわりさんにあるんじゃないか?ということ。
歩行者にバイクが後ろから突っ込むなんて100%バイクの前方不注意とスピード出しすぎが原因であって、それを「黒いコートを着ているなんて安全意識が足りない」とか「酔っ払ってふらふら歩いていたんじゃないのか」とか「雨が降っていたからヘルメットが濡れて前が見えないのはある程度しようがない」とか、あまりにバイクを擁護しているようなもの言い。そのわりにはこちらの言うことの半分も記録してくれなくて彼もヘキエキとしてしまい、まんまと警察の挑発にのって「あぁ、もうそんなふうに言うんだったらいいですよそれで」と捨てぜりふを吐きそうになっていたので、「どうにでも解釈できそうなあいまいな書き方だとこちらが不利になるので、お話ししているとおりのことを調書に書いていただけませんか。こちらに落ち度があったようには私には思えません」と私が横から抗議すると「これは奥さんの調書じゃなくてダンナさんのだから、あなたは黙ってなさい」と一喝された。

2時半ころ、ようやく解放されて帰宅。
火曜日にあの病院で診てもらう気は失せていたので、電話帳やインターネットで市内の医療機関をさがす。
しかし、なかなかみつからないものですね。救急隊が総合病院に彼を放り投げてすたこらさっさと逃げて行った気持ちがわかるような気がした。駅前で倒れて意識不明だった人は、ちゃんとした病院に連れて行ってもらえたのだろうか…。
病院サーチみたいな情報検索サイトはまったく役に立たず、いくつかの医療機関のホームページを見てみたけれど半年も更新されてないままだったりして、結局は市医師会のページで検査設備が充実しているクリニックを見つけて、そこに行くことにした。
ついでに、行政書士とかが公開している「交通事故に遭ったらどうするか」系のホームページを読み始めたら、もう全然眠れなくなってしまった。

翌朝、脳外科クリニックでまず言われたことが
「交通事故の場合、加害者側の保険会社から連絡をいただかないと診察できません」
だと。
保険会社と医療機関が直接やり取りすれば、被害者に金銭的負担がかからないように受診できるのだそうだ。
「あ、でもまだ昨日の今日で相手の人とも連絡できてないんで、とりあえず自分で払います」と言っても、トラブルのもとになるからそれじゃイカン!と言う。
それで加害者に電話をかけると「任意保険に入ってないから自賠責なんです。僕がそちらに行って全額払います」と言ってくれたのでそれをクリニックに伝えたんだけど、なんかいろいろグチャグチャ言われて、要するに「誰が負担するかはどうでもいいから、とにかく診察料払ってよ、今」というのがクリニックのスタンスなのだ。
たしかにそりゃそーだ。
でも、それだったら最初からそう言えばいいのに、私払うって言ってるやん。


とりあえず彼がそんなに重症でもなく普通に歩いているから私もまだ気持ちに余裕があったけれど、もしもっと大きなケガをしたときにいろんな所でこういう対応をされたら、かなりの人間不信(というか社会不信)に陥るだろうなぁ…と思った。
少なくとも、加害者がしっかりした人で、誠意を持って私たちに接してくれているので、それが唯一の救い。
ひどい週末だった、ふぅ。

ピヨがくる。

2008-01-09 18:46:42 | 日記
なんか細かい文字のメールが届いたなぁと思ったら、あのカマピヨからだった。

日本にくると言う。
そして、日本には1.5日しかいないと言う。
だから、万障繰り合わせて僕と会ってくれと言う。

1.5日って、いったい何のためにはるばるユーラシア大陸をまたいで日本に来るのだ、ピヨよ。
あのまずいチョコだったら要らないよ。


三連休のど真ん中を指定してきたので「めんどくさいなぁ…」と思ったけれど、この連休は私の実家に正月の挨拶に行くことになっていて、それを早々切り上げて戻って来られるからと、カレ(←夫)はめずらしく乗り気だ。
私は英語をしゃべりたくないのでウツだ。
でも、1年間働いて得た収入をすべて旅行につぎ込んでいるこのリオのカーニバルみたいな男のために、私もできるだけのことをしてあげよう。

というわけで、メールを書いた。

ディナー トゥギャザー、オッケー?
セレクト シティ、プリーズ。
 1.ヨコハマ
 2.シンジュク
 3.エビス
 4.ギンザ
 5.アザー シティ?


そしたら「シンジュク」という返事が届いた。
なんでも、シンジュクはシンボル オブ フューチャーで、夜がベリー ビューティフルだからだそうだ。



新宿がぁ?!


まぁ、今までピヨを何度も新宿に連れて行き、都庁の展望室に上らせご飯を食べさせ買い物をさせたのは私なので、新宿がピヨの気に入るのは光栄だけど、でも新宿が東京近郊でいちばんビューティフルで未来的だという観念はそろそろ覆してやらなければならない。それに、ヨシギューが日本を代表するデリシャスな料理だという考えは即刻改めさせなければならない。でないと日本がなめられる。

というわけで、いろんなところに連れてってもらってそうなアイコちゃんのアドバイスを受け、高層ビルの41階にある和食レストランを予約した。新宿の高層ビルの夜景もいいけど、こっちは東京タワーが見えるらしい。



見てろよピヨ。

ついでに、「チャンパー行こう、タイラーメン食おう」とか抜かしたうちのカレも、見てろよ。

新品のケータイ

2008-01-08 19:22:06 | 日記
なぜか、ケータイを別のカメラ付きケータイで撮影しているおかしなワタシ。

じつはこれ、目覚まし時計として使っている、機種変する前に使っていたケータイだ。


私は自他共に認めるお淑やかな女性だけれども、ときどきケータイを手荒に取り扱ってしまうことがある。
たとえばこの前は駅のホームで少しでも前の方の車両に乗ろうと全速力で走っていたときにポケットからケータイがこぼれ落ちて、それを右足でシュート!蹴られたケータイは電車の外壁にガコンッ!とぶつかって線路に落ちていった。周りからは笑われるし電車には乗れないし、浅草橋で買った天然石ビーズで手作りしたストラップは割れるし、なによりも1週間前に買ったばかりの新品ケータイにひどいボコ傷をこさえてしまった。
またあるときは、ジョギングをしながらイヤホンで着うたを聞いていた。なんか、ひどいノイズというか、耳障りな振動がするなぁと思っていたら、ケータイを引きずって走っていたのだ。おかげでサブディスプレイ一面に見事な引っかき傷ができてしまい、かわいい姪の画像を設定していたけれど、見るに堪えないので解除してしまった。


そして、先日また落としてしまった。いたって普通の場所で普通に落としたつもりだったけれど、今回は打ちどころが悪かったらしく、とうとう壊れた。
現役をとうに引退していたけれど、アラームが10個設定できるのが便利だし、バイブが強力なので、電車の乗り継ぎを失敗しないために持ち歩いていた。これがなかったら会社に通えないじゃないか。
auショップで「修理に5250円かかります」と言われたけれど、迷わずお願いした。
だって、10通りもアラームがかけられる振動型目覚まし時計なんて、5000円じゃ買えないもの。


「ちなみに、古いケータイを修理に出す人ってどれくらいいますか?」
と聞いた私に、auショップのスタッフはにっこり笑って答えてくれた。
「滅多にいらっしゃいませんね。私の知る限り、お客様が初めてです。」


戻ってきたケータイは、今使っている機種がみすぼらしく見えるほどピカピカにリニューアルされていた。もう、外装交換どころの話じゃなくて、売れ残り在庫があったのでそれにメモリだけ移しましたって感じだ。
おかげで、「ケータイを修理に出したんだ♪」とヒトに見せるたびに
「あんたバカじゃないの?」
と言われるようになった。

男の子を産もう。

2008-01-03 18:03:58 | 日記
と、お正月が廻ってくるたびに思う。


男の子がほしいのは、肩車をして箱根駅伝の応援に行きたいから。

走っているお兄さんたちがカッコイイのは言うまでもなく、
パトカーとか、白バイとか、機材をたくさん積んだ報道車(ジープ)とか、カメラを担いだお兄さんが後ろ向きにまたがった2人乗りバイクとか。

ヘリも飛んでる。

箱根駅伝を生で応援してカッコイイ乗り物をたくさん見ることは、小さい男の子にはとてもワクワクするイベントだと思うんだ。

でも、最後尾の選手が走り抜けたあと、「全選手が通過しました、ご声援ありがとうございました」のアナウンスを流す広報車の後ろに、原チャリやマウンテンバイクに乗った兄ちゃんたちがヌーの大群みたいに連なっているのは少々カッコ悪い。
20回も「がんばれー!」と叫んでハイになっていて、ついでにバイク兄ちゃんたちにも旗を振って声援を送ってしまう私も相当カッコ悪い。


今年は学連選抜が強くて、しかも私の目の前を走って行った学連選抜の選手が國學院大学だったから、もうそれだけで胸がいっぱいになった。
こんなに強いとつい思ってしまうのだけれど、学連選抜より弱い大学にはシード権やらなくていいよ、予選会から出直して昭和記念公園ぐるぐる回りなさい。