リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

シリーズ『転勤』~その5 型から入るヒト

2006-09-29 23:42:13 | 日記
すっかり忘れ去っていたが、夫は来週から転勤するのだった。

彼は職場の引越しの方がたいへんで、家のことは誰も何も準備していないということが本日判明した(笑)もちろん、引越し反対派の私がなるべくE市のことに触れないように1ヶ月過ごしていたのは言うまでもない。

しかたがないので、彼は「お試し期間」を設けてここから通ってみることに決めたそうである。
もちろん、E市からの通勤も「お試し」するので、2~3日E市のビジネスホテルにでも連泊して通勤電車や道の混み具合いをチェックするみたいだ。私も一緒に泊めてもらえるらしい、やったー!

私が帰宅すると、彼は週末デートの予定を組んでいた。

1.午前中:TOEIC IPテストを受ける
      ぴょんは仕事
2.2時ごろ駅で待ち合わせる
3.定期券を買う(←人生で初めてだから、ぴょんが買い方を教える)
4.バスに乗ってデパートに行く(歩いて行けるのに…)
5.定期券用のケースを買う
6.夕飯を食べる
7.帰宅

定期入れなんて、財布の真ん中にピラピラしてるプラスチックケースじゃダメなのか…、と思ったのだが、彼が「絶対に買うったら買うったら買うんだって決めたんだ…」とかブツブツ言っていたので、かわいそうだからつきあってやることにした。
電車通勤をするからには、財布のカード入れに定期を挿むなんて信じられない、絶対にパスケースという物を持つんだ!と言い張っているのだ。

何かの勉強を始めるときに文房具やノートや何から何まで新しく揃える人がいるけれど、彼はまさにそのタイプだ。
定期券をジーンズのお尻のポケットに入れたまま洗濯してしまうような私とは気合いの入り方が違うらしい。

ま、遠距離通勤はたいへんかも知れないけれど、帰りはビールとスポーツ新聞でも買って楽しんでください。

私ってば…

2006-09-28 17:38:40 | 日記
【ダメ度チェック】なるものをやってみましたです。

http://www.goisu.net/cgi-bin/psychology/psychology.cgi?menu=c054


【結果】

あなたは【おそろしくダメ】なひとです。

なんだかよくわからないけれど、おそろしく投げやりなあなた。
人生捨てているのか、社会と気が合わないのか、万事においてやる気がなく、おそろしくダメなひとです。
でもまあ、仕方ありません。そういうひとも世の中には必要です。
投げやり人生、がんばっていきまっしょい。
本当はちょっぴり寂しがり屋なのかも知れません。

ダメ人間脱却法:宗教を信仰してみる。

やる気  6%
行動力  74%
依存心  100%
ネガティブ思考  69%
負け犬指数  100%



こんな私でも世の中に必要、か。
凹むのを通り越して大笑いしちゃいました。

実家に帰りました。

2006-09-27 23:39:47 | 日記
平日に何やってんだかよくわからないけど、仕事休んで実家に帰りました。
理由は特になく、親が「たまには帰って来い」と言ったからです。
会社休んでかなり爽快でした。

老人しかいない家ではお中元なんかでいただいた食べものが冷凍庫にそのまんま眠っています。
飛騨牛のステーキを食っちまいました。3年ぶりくらいに食べる高級肉だったのでかなり興奮しました。
母ちゃんはノリタケの皿なんぞ引っぱり出してきました。

1コ、2コ、

2006-09-26 23:05:31 | 日記
夕飯を作っているというのに、帰ってきた彼がおもむろにポテコを食べ始めたのにはびっくりした。待ってー、ご飯食べてー(泣)

最近ぴょん家で頓に消費率が上がっているこのお菓子。祖父の弟が東ハトで働いていたのもあって(もうとっくに定年退職してるけど)、子どもの頃は、お菓子といえばポテコとキャラメルコーンだった。
渡辺正行がCMで「マメ~!」と歌うカルビーの「さやえんどう」が発売されても、うちは頑固に「ビーノ」を食べていた。

ポテコが全然指にはまらないと、大人になったんだナって思う。
そういう人のために「なげわ」があるのかな。
…なんて感慨に浸ってると食い損ねる、彼は飲むような勢いでポテコを消費するので。

そのポテコ私が買ったのに!!(怒)

目が拒否してる

2006-09-25 17:08:43 | 日記
「ねぇねぇ、この書類さ、今はやりの翻訳ソフトでババッと英訳したんだけどさ、この英語で合ってるかどうか見てくれない?」

と上司に手渡された書類。
翻訳ソフトが最近流行しているのかどうかは知らないけど、あれはホントに使えないので私は内心うんざりした。

なんか全然見る気がしなくてパラパラとめくっていたら、やけに mountain mouth, mountain mouth と連発しているのが目についた。

これってもしかして、山口さんのこと??


翻訳ソフトが訳すと、It から始まる意味不明文がめちゃめちゃ多くなる。日本語には主語のない文章が多く、訳すときに強引に It をつけて文章として成り立たせようとしているからだ。
TOEIC攻略法に「itの法則」というものがあるらしいが、とりあえず文章が It から始まると私も「来た!」と身構えてしまう。

その中にこんなのをみつけた↓

It is possible to have 取ed.

取edって何??と思って日本語を見てみると、「取ることができる」だって。現在完了形にしている理由がわからないんですケド(というか、日本語の意味もあまりよくわからない…)。



そして極めつけが company length 。

会社の、長さ?
社歴のことか?それとも建物の長さ?

と思いきや、「社長」だって。
おいおい、大丈夫なのこのソフト?


一文としてまともに訳されているものがなく、結局誰か(私か…)がすべて訳さなければならない。
この珍訳は最初から最後までちゃらんぽらんなので参照する価値が全くないのだけれど、一文一文しっかり読んでいちいち笑ってあげたよ。この翻訳ソフトは捨ててくださいね、部長。

しかし、英語は意味のない記号の羅列が単語を形成しているから、漢字のような表意文字と違って、見ていても何のイメージも湧いてこない。漢字なら知らない字でも意味や読み方を想像できるけれど、英単語は目が拒否している感じ。アルファベット表記の言葉が母国語の人は、あの細かい記号が連なっているのを見ていてイメージが湧くのだろうか。
トム・クルーズやオーランド・ブルームが難読症だと言っているけど、無理もないよ…と思う。

コンプレックス女、こんな夢みちゃいました。

2006-09-23 23:22:13 | 日記
明け方、「うぉ~ッ!!」と叫びながら押入れの戸をバコンと殴っていたそうだ、私。
目が覚めたら右手コブシが痛かった。

彼:どんな夢を見てあんなに暴れていたワケ?
私:金正日の夢をですね、見ちゃったんですよ。左腕でグワッと首を押さえられて、
  タバコの火を顔におしつけられたの。で、「汚ねぇ顔だ」って言われたの。
彼:それで殴りかかったんだ。
私:だって、ひどいじゃない。女の子の顔に傷つけるなんて。
彼:すごい夢みてるんだね、いつも。
私:殴る前にちょっとためらったんだよね、将軍様を殴ったら処刑されるって。でも
  悔しくてさ、で、うぉ~ッ!ってやって目が覚めた。
彼:「どうした?どうした?」ってオレ声かけたんだよ。気づいてた?
私:気づいてたけど、応える前にまた寝てた。夢に戻ってトコトン殴り倒してやり
  たかったから。
彼:でもさ、どうして金総書記のそばにいたの?夢の中で何やってたの?
私:うーん…喜び組。
彼:喜び組?!
私:周りにきれいな女の子がたくさんいたから。
彼:プッ。キミが喜び組かぁ(笑)
私:金総書記ヒドイ奴でしょ。自分で選んだくせに「汚ねぇ」はないよねぇ。テメェの
  顔の方がよっぽど汚ねぇっつうの。
彼:そうだね、そうだね(困)、もういいよ思い出さなくても。

暮れなずむ街の…

2006-09-22 17:32:50 | 日記
昨日、帰宅した彼に起こされた。

何なの?ヒトが気持ちよく寝てるのに!!
と思ったけれど、私、会社に行った服装のまま寝てた。

「いま何時?」
「いつから寝てたの?」
「…今日、午後お休みもらってさ、3時頃帰ってきてそのまま…」
「今、12時半だよ」
「なに?!」(ガバッ)
「キミ、9時間寝ちゃったね。」

せっかくの午後休なのに、なんて過ごし方してるんだ、私…。
寝起きでは何も料理する気になれず、残り物で夕飯を食べてもらった。

昨日は帰り道に美容室に寄った。
私はオシャレとかにあまり興味がないので、美容師とは話が合わないような気がして、なかなか美容室に行けない。叔母が美容師で、子どもの頃から結婚するまで叔母に切ってもらっていたのもあり、自分がどのような髪型にしたいのか希望を伝えることが未だにできない。それに、普段からなるべく鏡を見ないようにしているコンプレックス女なので、あんなでっかい鏡の前で何時間も座っているなんて、考えただけで気が遠くなってしまう。
だいたい、世の女性たちはどのように希望を言ってあのような素敵なヘアスタイルになっているのだろうか。エビちゃんの写真でも見せるのだろうか。
そういうカットモデルの写真を見せた場合、美容師に「プッ、この顔でこの体型で、この髪型かよ?!」みたいに思われる危険性だってあるだろうに、それでも自分の希望は伝えるものなのだろうか。私にはそんな勇気はない。

こんな私が行く美容室は、ヘアカラー持ち込み可を売りにしているような、安く早くカットしてくれるチェーン店の美容室だ。私の出す要求はいつも「15センチくらい短くしてください、以上」という、ヘアスタイリストという職業を冒涜するようなシンプルなものなので、こういう安いところで全く構わない。パーマやカラーは鏡の前にずっと座っていなきゃならないから、嫌だ。

この前寄ったときは、こんな明るくて若々しいヘアサロンにはちょっと不釣り合いなんじゃないだろうか?と思うようなオバチャン美容師が切ってくれた。しかし、彼女のカットは、叔母のように手つきがしっかりしていて、それはそれは丁寧にステキに切ってくれたので、私は安心して彼女に身をゆだねることができた。
今日もオバチャンいないかしら…と思ったのだが、オバチャンは非番で、パツンパツンの頭をした美容師が担当してくれた。うぅっ、なんか嫌な予感…。

「15センチくらい、これくらい切ってください」
「それって◎▲#@*ф○★ってことでよろしいですか?」(←意味不明)
「…あ、はい、いいです…。」
「そうすると、@&#■$▽Ж∽ってことになって、☆£Ю□♪%♭しちゃうんですが、▲◎Θζ#●¢した方がよろしいんじゃないでしょうか?」(←全く意味不明)
「…そうですね、じゃ、それでお願いします。」

要するに、15センチも切ったら短くなりすぎるから10センチ程度にしとけと言いたかったらしい。だったらそう言ってくれればいいのに。
しかし、意味不明な宇宙語を連発するわりには、彼女の手つきは昨日美容学校を卒業したのかと思うくらいたどたどしく、左から切り始め、右に到達したときは3センチほど長さが違っていた。おい!

「あ、私、頭が傾いてたみたい?」と、ここは大人のフォロー。
左を切り、右を切り、…結局20センチ以上切られたYO!!
ま、でもオシャレに興味のない私としては15センチも25センチも大して違わない。彼女もヒヤヒヤしただろうから、ここは大人らしく、余裕かまして「どうもありがと」と言って出てきた。


話は戻って、深夜に彼と残り物をつつきながら、私は美容室のことを話した。
「かなりバッサリ切ったんだね」
「でしょー?ここまでくると、もう尼だよねー?」
しかし、彼の言った言葉はもっと的を得ていてシンラツだった。


「川原に行って「3年ー!B組ー!」って叫んでこいよ」


えーん(泣)変なブログ書いてるから、髪までこんなになっちゃったワケ?

慢性虫垂炎な私

2006-09-20 23:51:41 | 日記
今でこそあいのりやラブカツ(恋愛部活)を見てクッションをボスボスたたきながら「くぁ~~っ」なんて叫んでるサビシイ女になってしまったけれど、私だってつらかったり楽しかったりやるせなかったりする恋愛をたくさんして今に至ってるんだ。

…と思ってた。
先日、大学の部活で一緒だった皆の消息を聞いた。
どこから話せばいいのかわからないくらい、恋愛網がこんがらがってた。O大オケ部総スワッピング状態。
私が1年のときの部長が当時はバイオリンのA先輩とつきあってたんだけど、その後クラリネットのB子、ファゴットのC子、チェロのD子など遍歴を重ね、今は私の1コ後輩のE子とつき合ってる…なんてのは序の口で、クラリネットのB子は部長と別れたあとトロンボーンの男性群と片っ端からつきあって、でも、トロンボーンのF男はずっとトランペットのG子先輩のことが好きだったんだけどチューバのH男が巨乳好きとかでG子先輩を奪っちゃって、それで、同じパートのI子がF男のことを慰めるうちになんとなくそういう関係になってきたと思ったら部長にフラレたD子がそれをかすめとり…、

…もういいよ、吐き気してきた。
だいたいオーケストラという部活動は、引退したあともOBオケというコミュニティで活動を続けるので、この恋愛相関図も幅広い年齢層の人々が関係する多重構造だったりするのだ。

よくこんな濃い人間関係を形成しながら仲良くOBオケ活動を続けられるもんだ。
あんたら、家族か?
私は同じ趣味の人とはつきあわないので(カレシが部活外の人だった)、オケ部の恋愛事情を客観的に俯瞰的に見つめられる位置に立つことができた。あんなどろどろ愛憎劇に巻き込まれなくてよかった。

ところが、先日中学の友だちとご飯を食べたとき、私の知らなかった事実が明かされた。
私はH君のことを好きだったのだ。それは覚えてる。だけど、H君はF子のことが好きで、F子はK君が好きだったけどK君とY子が当時つきあっていて、K君が転校したためにZ君がY子に告白し、(そしてここら辺で中学を卒業して高校時代に突入するんだけど)早い話、Z君は女子全員と順繰りにつきあってた…のだそうだ。ここでも総スワッピング状態だったのだ。

「え?なんでこの話、私が今まで知らなかったの?」
「リカコは、この人間関係図の発端だったからね。」
つまり、私はH君を好きだったけれど誰も私のことを好いていなかったので、私は人間関係図から盲腸のようにピンとはみ出た存在だったのだそうだ。
たしかに、H君は私の妄想日記の中では大活躍してくれたけど、私は空想の世界で満足していたので、実物に「好き」と言った覚えはないなぁ。
どろどろ人間関係はイヤだけれど、ひとり蚊帳の外にいるのもさびしいものだ。

あいのりやラブカツに一生懸命になる自分って、未だに蚊帳の中に入れない恋愛対象外の人間なんだ…と思ってしまった。




追伸 今日は細切りポテトのホットケーキを作りました。
(イモ細く切って、塩コショウして、焼くだけ)

学問的にアプローチしてみた。

2006-09-19 23:50:05 | 日記
今日のおしゃべりのテーマは「男は顔か、それとも中身か」だった。

「外見を重視していたけれど、思慮の足りない考え方だった。大人になって、外見よりも中身が大事だということにだんだん気づいてきた」というのがその場の結論っぽくなってきた。

「リカコはどうなの?面食い?それとも中身重視?」
「私、男は顔じゃないってずっと思ってたんです。心が優しければ顔なんてどうでもいいって子どもの頃から思ってました。」
「うんうん?」
「でも、大学の心理学の講義で「マッチング仮説」ってのを習ってしまったんですよね。」
「なぁに?それ。」
「人間って無意識のうちに自分に見合ったレベルの人を好きになるんだそうです。だから美女と野獣という極端な組み合わせはなかなか成り立たないんです。美人は美男子と結ばれるし、それなりの人はそれなりの人とくっつくんです。」
「そう、それで?」
「そのときつき合ってた彼の顔をつくづく見て、「私のレベルってこんなに低いのか…」って泣きたくなっちゃったんです。あまりにショックで、その人と別れちゃいました。それ以来、ある程度の容姿は必要って思うようになりましたね。」

おしゃべりの終盤で議論を混ぜくり返しちゃって、皆ごめん!



追伸 今日は鮭のホイル焼きを作りました。ジャガイモほくほく!

もう恋なんてしない

2006-09-18 23:59:00 | 日記
本を処分した。
まず、諸悪の根源のごとく全体が白カビ青カビに覆われていたシドニィ・シェルダンの原書をゴミ箱へ。
学生時代、私のバイブル的存在だった金田一春彦『日本語』も黒カビがひどかったのでゴミ箱へポイ。
座右の銘、城山三郎『打たれ強く生きる』、中まで真っ黒。新聞紙でつまんで即ゴミ箱へ。

タマゴの殻やバナナの皮や洟をかんだティッシュなどと同じ袋の中に収まった愛読書を見て、涙が出そうだった。

これまでの私は打たれ弱かった。特にここ10年くらい自分はへこたれてばかりだった。さすがに、あの本がいちばんひどくカビていたのには「なるほど!」とひざをたたいてしまった。


比較的ダメージの少なかった本、簿記参考書、合計15冊は市立図書館のリサイクルコーナーへ。
5分後、簿記参考書は誰かにごっそり持ち去られていた。
ありがとう向学心旺盛な人。たくさん勉強してもらって幸せになるんだよ(←本に言ってる)。

その他、どうしても手放し難い本が約20冊。こんなにカビ臭くなったら妄想ワールドに没頭できないので、近日中に捨てるのだと思う。ある作家に恋して、誕生日やクリスマスに自分へのご褒美として少しずつ揃えてきた。思わず槇原を口ずさんでしまった。



追伸 今日はポテトサラダを作りました。

この、バカチンが!

2006-09-17 23:38:59 | 日記
玄関にダンボールが放置されている。実家で採れたジャガイモだ。本当なら台所に運びたいが、持ち上げると土がサラサラこぼれるので宅配便のお兄さんが置いてくれた場所から動かしていない。届いた日から数日は肉じゃがとかカレーとかポテトサラダとか作ったものだが、2ヶ月ほど忘れていて、今日久々に肉じゃがを作れる条件がそろったのでダンボールを開いてみた。そしたら、少々悲鳴を上げてしまいそうな惨状が箱の中で繰り広げられていた。

いやー、久しぶりに見ました、ウジ虫。

たくさんのジャガイモの中で1個だけが真っ黒に腐って白カビを生やして臭い汁をだらだら流していた。
あーあ、やっちゃった。
古新聞で腐ったジャガイモをつかんで厳重に包んで捨て、臭い腐汁のかかったジャガイモを全てたわしでゴシゴシ洗った。汁はかかってもまだ腐ってはいなかったので、そのまま皮をむいて肉じゃがを作ってしまった。ま、そんなもんですよ、主婦って。


話は突然変わるが、今日は私にとって「区切り」の日だった。今まで1年くらい取り組んできたものがひと段落ついて、「さ、次何やろうかな」とはりきって部屋の掃除などしてしまった。で、何の拍子か、押入れにしまってあるあの箱を開けてしまった。

私には思春期に負ったトラウマがあって、本を買うとか、自分の蔵書を他人に自慢するとか、読書遍歴を他人に知られるとか、そういうことにかなり抵抗感を抱いている。それでもやはりどうしても好きで手元に置いておきたい本や何度も何度も繰り返し読みたい本があって、それをこのダンボール箱内の秘密ボックスにしまっていた。秘密ボックスの他には、参考書とか辞書とか、まだ読んでいない本だとか、かなりキュウキュウに詰めてある。
「あぁ、久しぶりにまた何か読んでみようか…」そんなことを考えてボックスを開けたのだが、なんだか異臭がした。というかこのダンボール全体がなんか変な空気を放出していた。

本、カビてるやん!!!
1冊1冊、出して、開いて、臭いを嗅いで、絶望感を募らせていった。肺の中のカビの胞子量も同時に募っていったはず。

全体がカビに覆われて触れることも困難なものが1冊。
見るからにヤバそうな黒カビがついてしまったものが1冊。
青カビ、白カビが本の半分くらいを覆っているものが5冊くらい。
濡れたような染みが角についていてカビ臭く、紙がパリパリとひっついてしまっているものが約30冊。
染みはついていないけれど、カビ臭くなったものが2冊。
無傷だったものは2冊。

秘密ボックスの永久保存版書籍は壊滅状態だった。

腹立たしいのは、簿記2級(資格取得済)のテキストのダメージが少なく、これから勉強しようと思って買っておいた1級用テキストばかりがカビていたこと。古本屋で買ったものが比較的無事で、定価で買ってまだ読んでない新品ばかりが青カビに覆われていたこと。

ダンボールの前にぺたんと座り放心している私を彼は連れ出し、真夜中の牛角に連れて行ってくれたが、肉や石焼ビビンバを前にしながらも私の頭の中はカビ本のことでいっぱい。この私としてはめずらしく食欲がわかず、会計は普段食べるときより2500円も安かった。

せっかくの「区切り」の日に、とんでもないトラウマをまたひとつ背負ってしまった。
…というよりも、「そろそろトラウマを乗り越えて、堂々と本棚に飾れ」ということなのか。

「腐ったミカン」体験…、2度あったので、あともう1回同じことが起こりそうだ。
次の「腐ったミカン」になるのは、私自身だったりして。
どうせなるのなら、ものすごい影響力と感化力を持ってやろう。

食い物のうらみ

2006-09-16 23:59:48 | 日記
今日、糖分が切れてヘロヘロになって帰宅し、そのままベッドにバタンキュー…したかったのだが、うちは狭くてベッドが置けないため、万年床にバタンキューした。
うちはスペースとエアコン設置台数の関係上、寝室が書斎を兼ねているのだが、帰ってきて倒れこんだ私に彼がかけた最初の言葉が「あっち行け」だった。

たしかに、3連休に仕事を持ち帰っているのは気の毒だとは思うが、疲れて帰ってきた人にかける最初の挨拶が「あっち行け」というのは、あまりにも配慮が足りないんじゃなかろうか。

ま、これにはいろいろと事情があって、昨晩私が彼のおかずを「ちょうだい」と強引に奪い取って食べたためにいい年してオトナゲないのだがケンカをし、ワダカマリを抱えたまま次の日を迎えてしまったのだ。だから、帰ってきて最初の言葉が「あっち行け」であっても、それは充分想定内の出来事と言わざるを得ず、私は言われたとおり起き上がってのろのろと隣の部屋まで這っていった。

20分くらいたち、彼も少しは反省したようで「スキンシップ」を図るためにこちらの部屋にやってきた。福沢諭吉をちらつかせ、「マッサージやってくれ」と勝手に私の財布を広げて、9000円抜き取って諭吉をねじ込みやがった。
彼のとる「スキンシップ」は、いつもこっちの事情を完全に無視している。
ま、それでも20分の肩もみで昨日のことを水に流してくれたのだから、いいのか。

あの感覚

2006-09-15 15:32:10 | 日記
祖父は晩年ひどい低血糖に悩まされていたようだ。
普通にしていると意識がすぅっと遠のいていくのだそうだ。脳に糖分が回らなくて、起きていることが辛かったらしい。それで甘いものをたくさん食べていた。特に森永キャラメルが手放せなかった。森永キャラメルがなくなったら白砂糖をかかえていた。周りに誰かがいるときは、パイナップルの缶詰を開けてもらって(缶切りの使い方がわからなくなったらしい)実はもちろんシロップまですべて飲み干していた。

最近、なんだか知らないが私も突然眠くなってスッと夢の世界に行ってしまうことが多い。今までこんなことはなかったのに、仕事中も眠くて集中できないし、帰りの電車の中でも携帯ゲームに夢中のつもりが途中で意識が途切れてゲームオーバー。
最初はお菓子を食べて気を紛らわせていたが、だんだんチョコ1箱くらいでは効果が望めなくなってきたので、今はそのものズバリ黒糖を砕いて食べている。
黒糖、ホッとする甘さ。

そのうち私もおじいちゃんみたいにすうっと死んでしまうのかしら。
でも、糖尿病とか言って厳しい食事制限を強制されるより、砂糖で意識を保ってるほうがいいや。(いいのか?)

ぴょん太のビストロ

2006-09-14 23:20:44 | 日記
昨日のアレはあまりにも手を抜き過ぎたと思ったので、今日も夕飯を作ってやることにした。

1.まず、ブラックタイガー(エビ)を買って電車で1時間かけて帰宅(解凍される)。
2.ずっと前に鶏皮のカリカリ焼きを作ったときにためておいた脂が冷蔵庫から出てきたので、それでエビを炒める(あ、もちろん皮はむいて)。
3.麻婆茄子を作るつもりで買ってきたナスを切って加える。
4.そういえばピーマンがあったはず…と冷蔵庫を物色する。
(段取り悪すぎる)
5.エビ、ナス、ピーマンに火が通ったら、ココナッツミルクを入れ、
6.グリーンカレーペーストを入れ、
7.砂糖を入れ、
8.ナンプラーを入れ(全部目分量…)
9.ぐつぐつ煮込む。

またカレーかよ。
材料費に金をかけた他は、昨日と変わらないくらい手抜きだった。

愛情カレー

2006-09-13 23:16:56 | 日記
今日の夕飯はとびきり手抜きをしてシーフードカレーを作った。

1.冷凍ミックスシーフードを解凍する
  (イカと小エビとホタテの貝柱しか入っていなくてちょっとがっかり)
2.オリーブオイルにおろしにんにくを入れ、ミックスシーフードを炒める
3.水(300ml)を足して煮る
4.カレールーを2山投入
溶けたらご飯にかけてできあがり

こんなんでいいのか?と心配になるほど手を抜いているが、1時間以上かけて夕飯を作るよりも、こっちの方がずっと彼の反応がよいのだから、喜べばいいのかがっかりすればいいのかよくわからない。

こんな夕飯でいいのなら、毎晩作るけど。