リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

先生の愛人

2008-04-30 18:39:38 | 日記
うちの2軒隣りに鍼灸治療院があって、そこの先生と看護婦さんは不倫関係にあるんだと私は勝手に思っているのだけど、昨日のイタ飯屋にその2人がいた。

先生は50代後半のダンディな方で、看護婦さんは5歳くらい年下の落ち着いた感じのおばさま。料理を分け合いながら「子どもが…」とか「帳簿が…」とかひそひそと小声で話していた。
この2人は昨日に限らずいろんなところでデートしている。
コンビニでケーキを買ってたり、スーパーでお夕飯の買い物をしていたり。
だから不倫関係と私が勝手に思っているワケ。

実は、私はその看護婦さんにとても憧れている。
その鍼灸治療院には若い女の子が何人も働いていて先生としても誘惑はいっぱいあるだろうに、それでも「先生の愛人」の座を不動のものとしている彼女が本っ当にうらやましい。
私だって、そんなふうに誰かを独占したい。

不倫は許されないことだって言う人が多いけど、「いざというときには相手は家族を選ぶ」「自分は決して1番にはなれない」ということを承知しながら恋愛感情を持ち続けるのは苦しいことだと思う。ほんの数ヶ月や1~2年くらいで終わってしまうんだったらただの火遊びだけど、その苦しさと闘いながら不倫関係を何年も静かに持続させることができる、そういう精神力を持った人が、私はほんとうにうらやましい。

イタいイタ飯屋

2008-04-29 23:27:11 | 日記
コンビニの横の居酒屋が潰れたと思ったらイタリアンレストランができていて、いつか食べに行こう行こうと思ってたんだけど、店主の友達とおぼしきレゲエ頭の兄ちゃんがいつも入り浸っているのでコワくてまた今度…と先送りにしていて、ようやく今日食べてきた。
味はまあまあだけど早晩潰れるだろうなぁ…というのが正直な感想。

まず、グラスワイン800円。テレビで石田純一がテイスティングしてそうな大きなグラスにちょびっとだけ注がれて出てきて、味がどうとか言う前に「少なっ!」としか思えなかった。

でもこれはまだ全然許す。


スモークサーモンの地中海風サラダを注文したところ、20分後に「あいにくスモークサーモンを切らしておりまして、グリーンサラダにさせていただきます」と断られた。

20分前には品切れを把握できてなかったのだろうか。
でも、これもまだ許す。


生ハムとルッコラのピザを注文したところ、またしても「生ハムを切らしておりまして、トマトソースのピザでよろしいでしょうか」と聞かれた。

それって具ナシってことでしょうか。
でも、ここもぐっと堪えて、大人らしく許してやる。


そして20分後、また何か言いにきたと思ったら今度は「ピザ生地を切らしておりまして、ピザをお出しすることができません」ときたもんだ。

うーん。なめられてるんだろうか私たちは。
ピザ生地なんて、こうやって1時間も待たせている間に小麦粉こねくり回せばいくらでも作れるんじゃないのか。
(ピザを出すまでに1時間かかったら、それもまた致命的だけど)
結局、注文したものはなにひとつ出てこず、魚のソテーとリゾットを食べた。
私たちより後に入ってきた家族連れ(おそらく予約客)が思う存分ピザを食いまくって大満足で帰っていったのが、無性に腹立たしかった。

まあまあ美味しかったんだけどね、残念でした。

イッちゃってる人が好き。若い男はキライ。

2008-04-26 23:15:10 | 日記
好きな俳優は誰か、と職場の映画好き君に聞かれました。

「うーん、好みが特殊なので、言っても理解してもらえないと思いますが」
「おしえてくださいよ。」
「じゃ。スティーブ・ブシェミ」
「は?!誰っすか、それ?」
「アルマゲドンは、見た?」
「うん。」
「あの、イッちゃってる人です。」
「って、主人公の人ですか?」
「そりゃブルースウィリスでしょーが。核弾頭にまたがった人ですよ。それじゃ、コン・エアーは見た?」
「うん。」
「あの、イッちゃってる人です。」
「あぁわかった、あの人か。…リカコさんって変な趣味してますね。」
「だから特殊だって、最初に言いましたやん。」
「ベタにディカプリオ好きです、とか言うのかと思いました。」
「そういうカッコイイドコロは、あんまり演技上手くもないしね。やっぱり脇役が映画を盛り上げるんです。」


という会話を会社でしました、とダンナに報告。
「スティーブ・ブシェミを知らない映画好きは、モグリだなぁ。」
「ま、顔は知ってたので許してあげましょう」
「しかし、いちばん好きな俳優がそれっていうキミも、かなりの変態だね」
「ほかにも好きですよ。ジャック・ニコルソンとか、アンソニー・ホプキンスとか、ゲイリー・オールドマンとか。」
「イッちゃってるキャラばかりだね」
「カッコイイドコロだと、断然ロバート・レッドフォードですね。」
「今じゃ見る影もないよ」
「ロバート・レッドフォードをその映画好き君に説明するとき、『スパイ』でブラピを助ける上司役の人って説明したんだけど、スティングや追憶で説明しても通じないのがとても悲しかったですね。」
「何歳?彼?」
「あなたと同い年です。」
「俺もスティングとか追憶とか知らないし。」
「だから若い男はキライよ。」

仲村トオルを好きなようにしちゃえる状況

2008-04-18 21:23:44 | 日記
夢をみた。
仲村トオルが出てくる夢だった。
周りに誰もおらず、ひとり占め状態。
イイカンジの雰囲気で、あ~んなこともこ~んなこともできちゃえるかもしれない、というシチュエーションだった。


なのに。

私は「いちばん好きな俳優?そりゃもちろん西田敏行です!」と、西田敏行の魅力を延々と語っていた。
もうそれこそ『植村直巳物語』を子どものころ観て以来の大ファンだとか、釣りバカの録画予約をダンナの親に頼んだりしてあきれられてるとか、そんなことまで熱く語った。

仲村トオルを好きなようにしちゃえる千載一遇の大チャンスを、私ってば何ムダにしてんだ。

愛人の立場。

2008-04-14 11:40:20 | 日記
遅ればせながら、役所広司主演の映画『象の背中』を観た。

主人公が病気で死ぬという内容なので、基本的に悲しくて泣ける、でも家族の愛情があたたかい映画なのだけど、私はそっち方面では全然泣けず、愛人役の井川遥ちゃんにとんでもなく感情移入していた。愛人の立場で見ていたらやたらと泣けた。

妻(今井美樹)の方はね、なんかあまりにも「できた妻」で、かえってウソっぽかった。ああいう生き方ができるのは強い人間ならではだとは思うけど、それってやっぱり本人も周りの人も疲れると思う。だから役所広司は、自分の弱さをさらけ出せる相手を家庭の外に求めたんだと思う。
妻がもうちょっとなりふり構わぬ行動に出てくれれば、人間臭さが出て良くなると思うんだけどなぁ。

「僕はね、この映画はサイテーだと思う。役所広司が身勝手なだけの映画だ。」
と一緒に観ていた彼は言ったが、ま、要するに愛人のシーンでだけ泣いていた私を非難しているわけね。
でもね、ただの家族ドラマとしてしか見れないのなら、駄作ですよこの映画は。