昨日のつづき、というか補足。
都内の高層マンション(またはホテル)の展望階で、壁一面がぜんぶガラス張りで夜景が見える。(カーテン全開)
超どっしりしたL字型ソファにアキラは身を預け、
ブランデーのロックに口をつけながら、
遠くの高層ビルのてっぺんの赤いランプが点滅しているのを眺めながらアンニュイしている。
(ていうか、相手が桐谷健太くんみたいな若いイイ男だったらボロい木造アパートとかビル裏とかで全然かまわないんですが、とびきり年上のオヤジが相手の場合はもう舞台設定を超リッチ&ゴージャスにして、雰囲気で酔わせてくれないと、こういうこと無理ですから!)
深緑か紺色のサテンのバスローブ(あー、ペイズリー柄とかも似合うかも)をゆったりとまとい、その胸元から
ちょっと胸毛がのぞいてる。
隣の部屋で私は寝ていたんだけど、ブランデーの氷がカランと鳴った音で目を覚まし、
ガウンを着て(おそろいで、色違い。もちろん白)、アキラのところに行く。
「あれ、起こしちゃった?」
「うん…。アキラ、眠れないの?」
私は猫みたいにアキラにすり寄って、ひざまくらしてもらう。
アキラはサイドテーブルのガラスの小皿からチョコレートを一粒つまみ
「はい、あーん。」
(酒のツマミがチョコレートってどうなの?って感じだけど、するめいかとかでは絶対いけない)
私はその手をつかみ、アキラの人差し指をしばらく唇でもてあそんで、それからむっくり起き上がって、
「やん
太っちゃう
」
とアキラにキスしてチョコを口移しバック。
そしてアキラの首すじから型の後ろへ手を入れて深緑のバスローブをはだけさせて、鎖骨のあたりに唇をおしあてながら
「ねぇ、もう1回Hしたい
」
て言う。
(うわ。なんかいつの間にかアキラじゃなくて○○課の○○さんをイメージしてました)
(だめじゃん!浮気しちゃってるじゃん!)
(なんか、私の中でアキラって枯れてるイメージだから、Hとか無理かも。えーと、えーと…)
「ねぇ、私にもブランデーちょっと頂戴。」
(って言うことにする。)
「お酒飲めないだろ。酔っ払っちゃうよ?」
「ちょっとだけ。アイスにかける」
(ここ注意です!「る」と言ったときに、しばらくアヒル口をホールドします。)
(ぎゃはは、もう死ねって感じ。)
(…みたいな、とりとめのない会話をしながらずっとすりすりしていたいの。
もう、実生活でアキラに会っちゃったら目を合わせらんないから(笑))