リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

今日の言いまつがい

2008-03-21 17:44:30 | 日記
今日、熟女チックなボケをかまして年下の男の子をドギマギさせてしまった。
いや、彼は私のことを24才だと思っているので、年下とか熟女とかはこの際あんまり関係ないか。

彼は背が高く、この部屋に入ってくると天井から吹いてくる暖房の風がモロ顔に当たるので、決まってこう言う。


「ちょっと、ここ暑くないですか?!暑すぎですよ!」


実際は、足元はがんがんに冷えているし窓からの冷気がじわじわと体を芯から冷やしていくので、暖房をかなり強くしないとツライ。でも、それはこの部屋にじっと座って実際に働いてみないとわからないのだ。
というわけで、今日も彼がお決まりのせりふを言うので、きわめてテンション低く気だるい午後のアンニュイモードでこう言ってやった。


「うーん、アタシ不感症だから、そういうのわからないの。」


「えぇっ!? ふっ?!ふっ?!ってなに言ってんですかリカコさん!」


彼がモロ狼狽するので、もう可笑しくて可笑しくて。
おとなしくてマジメだと思ってた同僚(私だ、私!)の口からいきなりこんな言葉が飛び出すんだものね。「鈍感」と言うべきでした。

偵察してきた。

2008-03-19 12:59:29 | 日記
4月から私が一緒に働く人たちについて
「どんな人たちなの?」
と聞いたところ、ひとりは「スーパー○○さん」と枕詞がつくほどよく働き(そして社内で影響力があり)、もうひとりは興味の持てない仕事に対してはノリが悪いけど数字には異様なほど興味を示すヘンな人だ、と聞いた。


というわけで、こっそりその人たちの身辺調査をしてきた。

物証その1 使い込んだマウス

証人Aとの会話
リ「ふつうマウスって、ここまで剥げる前に壊れませんか?」
A「それはきっと、リカコさんの物の取扱い方が乱暴なんですよ」
リ「はい、たしかに私はパソゲーやりすぎてます」
A「彼のクリックの価値は重いですからね。つまり、彼がクリックすることでいろんな重要案件が動きますから。マウスを握りしめて考え込むことがしばしばあるんだと思いますよ。」
リ「いや、ヘンなオヤヂ汁が出てるんですよ、手から!」
A「リカコさん、そんなにハッキリと言わなくても…」
リ「プラスチックも溶かす強酸性の汁が!キャーコワい、お尻とか触られないように気をつけよっと。」
A「…」


物証その2 使い込んだテンキー

証人Bとの会話
リ「ほんっとに数字が好きだってコト、よく伝わってきます。」
B「どんだけキーボードたたいたらここまで消えるんでしょうか。」
リ「ちょっとパソコン貸してよって言って、手を置くときに、戸惑いますよね。」
B「これ、やっぱりオヤヂ汁みたいなのが指先からもにじみ出てるんでしょうか。」
リ「私も今それを言おうと思ってました。数字シール貼ってあげましょうか。」
B「あら、なに、けっこう気が利くじゃないですか。」
リ「ただ、電卓の配列じゃなくて電話の配列で貼るの、123を上にして。混乱するぞー。」
B「あぁ…、やっぱり性格悪いですねアナタ。前言を撤回します。」


自由が丘モンサンクレールのショコラティーヌ

2008-03-13 19:31:11 | 日記
「今きた業者さんにもらったよ。チョコレートケーキだって。」
と院長がくれた紙袋には、モンサンクレールのロゴが。
「あら、ステキですね。明日のお昼に切りましょう。」
と受け取ったけど、私ダイエット中だし。

そして今日、お昼休みに切り分けて周りの皆さんに配った。
院長に2切れ、名誉院長に2切れ、副院長に2切れ、同じ部署のTさんとS君にもちょっとずつ分けたらキレイになくなった。



…なにヤロウにばかり食わせてるんだろう、と少し悲しくなった。

副院長がモンサンクレールの味にイタク感動したらしく、最近お気に入りの部下に食べさせてあげるんだとフォークを洗ってどこかに持って行った。


私も食べたかった…、断面から濃厚そうな生チョコ層がのぞいていました。

新たまねぎの田楽

2008-03-12 19:28:10 | 日記
2週間くらい前の夕方、テレビを見ていたらお笑い芸人が農家を訪れてご飯をいただく…というような番組をやっていた。そこで見たのが「新たまねぎの田楽」。
見た目も超美味そうだったけれど、簡単に作れるところにもかなりグッときた。

折りしも、名古屋在住の友人から「みそだれ」をもらっていたので(1年前だけど)、早速作ってみることにした。

作り方
1.たまねぎのヘタと根っこの部分を取る
2.コンソメスープでやわらかくなるまで煮る
3.みそだれをかけて いただきます♪

この簡単さだ。
とりあえず、うちに新たまねぎがあるわけもなく、晩秋にジンギスカンにハマって大量に買い置いていたタマネギを発掘してきた。
芽は伸び放題、根も伸び放題のふにゃふにゃ古タマネギだったが、ナウシカに出てくる巨神兵の牙のような根っこをやっとのことでくり抜いて、丸のまんまコンソメスープに投入。
みそだれは賞味期限が切れて1年近く経っているし、こんなことでタマネギ田楽を美味しくいただけるのだろうか…と心配だったが、「ん、まぁまぁイケる」という程度にはいただける田楽が完成した。



しかしこの「みそだれ」は最強だった。
私はみそ汁もろくに飲まないし、夫の痛風対策でモツ煮込も作れなくなってしまったので、近年はみその「み」の字にも縁がなかったけれど、賞味期限切れ1周年記念に合わせて自分の中でみそ旋風が吹き荒れている。

ちょっとヒドイな…と思った本

2008-03-07 21:07:08 | 日記
市立図書館でぶらぶらしていたら、日本の食卓が破壊しつつあるよって本を目にして、つい借りてしまった。

でも、40ページまで読んでその内容のひどさに閉口。
アマゾンでレビューを読んでみたら、やっぱり私と同じ感想を持った人が多いらしくて、「よくこんな本が出せるな、このヒト…」という思いがますます強くなった。

クリスマスとお正月にどんなことをしているか、どんなものを食べているか、フツウの家族の主婦にアンケートをとって、食日記を書かせ、写真を撮らせ、座談会まで行い、その結果をまとめたらしいけれど、明らかにおせち料理を手作りできない女性を責め立てているような内容だ。
「~と言って恥じている様子もない」
「~と、それが当然のことのように語った」
「~と主婦は少し誇らしげに言うのだ」
という、悪意に満ちたとしか思えないような文章のオンパレード。
しち面倒くさいアンケート調査に協力したのに(そりゃ謝礼をいくらかもらったかもしれないけれどサ)こんな本を出された回答者たちはどう思うんだろう…。


図書館でくれる「返却日のお知らせ」が、私の前に借りた人の分が挿まっていたけれど、この人は6日の閉館直前に借り出していた。7日のお昼休みに私が借りたから、この人は一晩で読了した(あるいは投げ出した)ことになる。ま、無理もないか。

この本どうしようか、私もすぐ返してしまおうかと思ったけど、むしろこの不快感を楽しんで、日本の食卓なんかよりずっとコワレてる著者の頭ん中を徹底的に笑ってやろうかと思う。
…でもやっぱ時間のムダだなぁ、小説読も、小説。

「ヴィンチ」を盗み出せ!

2008-03-05 12:55:18 | 日記
-昨日の夜は何をしていたんですか?
-DVDを見ていました。
-映画?
-はい。ダヴィンチ・プロジェクトっていう…
-ダヴィンチ・コードじゃなくて?
-いえ、ダヴィンチ・プロジェクトというポーランド映画です。
-もしかして間違って借りてきちゃったとか。
-あはは、いいえ、違います。観たかったので借りました。
-それはまたマニアックですね。どういう話だったんですか?
-美術品泥棒の話です。ポーランドの美術館にレオナルドダヴィンチが描いた「白貂を抱く貴婦人」という絵があるんですが、それを盗んじゃえっていう…。
-面白かったですか?
-正直言うとあまり期待してなかったんですね。でも、なかなか面白かったです。何人かで協力し合うんですが、名画を盗むという大プロジェクトに取り組みながら、ひとりひとりが仲間をちょっとずつ裏切って…というか、自分なりの目的も同時に果たそうとコソコソいろんなことをするんです。その抜け目なさがいかにもポーランド的で、面白かったです。
-ポーランド的って言われても、その面白さがわからないんですけど。
-あ、日本人が出てきました。
-なんの役で?
-「白貂を抱く貴婦人」が3ヶ月間日本に貸し出されることになって、その期間中に盗むことにしたんです。
-まさか、日本ロケ?
-まさか(笑)ポーランドはそんなお金ないですよ。日本人担当者が絵画の搬送にひとり同行していて、その役です。
-なるほどね。
-で、絵が盗まれてしまって、「このままではワタクシは日本に帰れません!」と絶叫してですね、正座して日本刀を取り出しちゃったりするんですよ。
-いつまでたってもありきたりな描かれ方をしてますね、日本人。
-スーツの下にワイシャツじゃなくて襦袢を着てて、はだけた胴にはさりげなくサラシが巻かれてるんです。
-完全に日本は誤解されてますね。
-で、話は前後するんですが、その日本人は絵画の搬送中にビデオカメラでずーっと街並みとかを撮りまくってるんです、もう夢中で。
-あぁ、それも「いかにも日本人」って感じですね。
-そのビデオカメラがたまたま犯行現場を映してしまうっていうオチがあるので、日本人の行動もあながち無意味じゃないんですよ。
-で、ポーランド人っぽさとか、日本人っぽさが表れてるのが面白いんだ。
-そういうディテールの面白さもあるけど、大胆な盗みの手口とか、準備に手抜かりがあって慌てるところとか、ストーリーもなかなか見どころがありました。そうそう、準主役の男の子(青年)は主犯格の男に恩があって技術的や精神的な面で支えるんですけど、その子の職業、警官なんです。
-警官!警察なのに泥棒の手伝いするの。
-だから本当は、昔の恩人にこれ以上罪を重ねてほしくない、だからダヴィンチの絵を盗みたくない…って葛藤するんです。それで、
-コソコソとちょっとずつ仲間を裏切るんだ。
-そう。でも裏切りじゃなくて、仲間が全員win-win-winになるために画策するんですよ。彼は好青年だったな。

泣きながら帰った夜

2008-03-03 22:41:47 | 日記
よく私は「専業主婦に冷たい」と言われるけど、今日もまたものすごい暴言を吐いてしまった。

もう私、アクセルかかっちゃったら止まらないんだ。
今日のお相手は、一緒に働いている人。かなりヒートアップしていろんなウップンをぶつけたから、しばらく口をきいてもらえないと思う、あーあ。

その人は「家庭の事情」とか「子どもの事情」とかなんとかで、週に必ず1回は休みを取っている。
子どもがいればいろんな事情がある…というのはわからないではないし、私も近い将来子どもを持ちたいのでできるだけ理解してあげたいと思う。でも、その人はいろんな仕事を抱えていて、いろんな人と係わり合いをもっている。だから、いくら「有休は権利」と言えども、週に1日2日と休まれると周りのみんなの仕事が止まってしまうので、はっきり言って迷惑なのだ。それに、そのたびに「子育てって大変なんですよ」と愚痴とも自慢ともつかない言葉を投げかけられるので、最初は理解しているつもりでもだんだんストレスがたまってくる。そして言ってやりたくなる。


「奥さんが専業主婦で、おじいちゃんおばあちゃんが市内に住んでて、それでもパパが仕事を休んで面倒を見なければならないほど子育てって大変なんですか?」


この日の「休みたい理由」は、家の水まわりの工事をするので誰かが家にいて立ち会わなきゃならない、ということ。

「誰かって、お宅には専業主婦やってる人がいるんじゃないんですか?」

「彼女はいろいろと忙しいんです。」

「忙しいって、育児は家にいながら出来るはずだし、わざわざ水道屋が来るのに合わせて出かけなくてもいいと思うんですけど。」

ここで“妻と子どもだけの時に、家に他人(男)を入れたくない”とか言えば私だって納得するけど、この人はそうは言わない。

「あのね、あなたにはわからないだろうけど、専業主婦って大変なんですよ。」

「留守番もまともにできなくて、何が“専業主婦は大変”ですか」

(あー!!言っちゃった言っちゃった!)

水まわりが壊れて、不便だからって毎日実家にお世話になってるんでしょ?だったらおじいちゃんおばあちゃんに子どもを預けて、自分が工事に立ち会う。そうすればわざわざダンナが仕事を休む必要なんてないんじゃない?私たちは月給制で働いてるから有休もあるし、1日2日休んだってすぐに給料が減らされたりすることもない。でも、家庭の事情でちょくちょく休んでいればダンナは会社の人に迷惑をかけることになるし、社会的信用だって確実に目減りしていく。それでも専業主婦の自分は忙しいのよなんて言ってるんだとしたら、奥さんはゼッタイ何か勘違いしている。

「奥さん、甘えすぎなんじゃないですか?」

と、ここまで言った私。あーもう知らないよー。


「子どもを産んで育てたことのない女に、知ったような口をきいてもらいたくないね」

と彼は言い捨てた。これを言われてしまったら、もう話はできない。私は何も言い返すことなくその場を立ち去った。

ムシャクシャしていたので、そのまま仕事を終えて何か衝動買いでもしようかと街をぶらぶらした。
どうして私って「そうですか、大変ですねー」と引き下がることができなくなってしまったんだろう。「妻がタイヘン」というのは休む「理由」ではなくて「口実」だってことを、どうして察してあげられなくなってしまったんだろう。
それに「仕事を休めば社会的信用が目減りする」なんてことは、私みたいなテキトー女が言わなくても彼自身じゅうぶんわかっているはずだし、まったくの他人に「奥さんは勘違いしている」なんて攻撃されたら、普通の人なら当たり前だけど全力で自身と家族を守ろうと思うはずである。それで出た言葉が「知ったような口をきくな」だった。だから責められるべきは私であって、彼に非はないんだ。彼が休んで迷惑を被っていることを差し引いたとしても、あぁ、私は彼にヒドイことをたくさん言ってしまった…。

横断歩道を渡ろうと踏み出した途端に涙がこぼれて、それからずっと止まらなかった。
家庭を奥さんに任せて一生懸命働いている男の人は私の周りにたくさんいる。というか、圧倒的多数がそうだと思う。そういう人たちはきっと「リカコの言うことは尤もだ」と擁護してくれるはずだ。でも、その考え方がそもそも根本的に間違っているんだ、きっと。

カレのささやかな夢

2008-03-02 23:00:02 | 日記
「独りで好きなだけ食って食って食い倒したい」

と、うちのカレが恋焦がれているのがベトナム料理の生春巻き。
飲み会や、私と外でご飯を食べるときに、1つ2つつまみながらいつもそう考えていたそうだ。


なんてかわいそうなカレ。

というわけで、ライスペーパーと海老と野菜を買ってきて、手作り生春巻きに挑戦した。
挑戦…というか、野菜と海老をちょっとずつ取って巻く、それだけ。
中身をもっとギッシリ詰めたいとか、皮を破らずに巻きたいとか、いろいろ反省点・今後の課題はあるのだが、とりあえず市販のスイートチリソースのおかげで美味しい生春巻きがいただけた。

…と言っても、私がいただいたのは皮が破れて崩壊した残骸のみ。
カレが独りで好きなだけ食って食って食い倒した。
そして「ふぅ、もう苦しい…」と言いながらも、まだ食べ続けている。

「明日食べる用に取っておけばいいのに!」と言うと
「楽しみに取っておいてるのに、どっかの誰かに無断で食われたりなんかしたら悔しいから、いま全部食べ切りたい。」と。


どっかの誰かって誰よ?


私?

兄と弟

2008-03-01 12:24:36 | 日記
2人の男性から同時に愛される…という、最近オンナとしての魅力が半減どころか98%減くらいしている古女房の私としては垂涎ものの夢を見た。
しかも、その2人の男性はどちらも美形で、しかも性格が真逆の兄弟だった。
どちらも、ライバルに私をとられまいと、交互にやってきては必死に私に求愛してくれた。
兄は強引…というか少々乱暴に、弟はやさしく、献身的に。

…というゼッタイに覚めたくない夢だというのに、早く起きたカレがパソコンを起動する音でこっちの世界に引き戻され、しかも「なに、ニヤニヤしながら寝てんの?」なんて話しかけられたもんだから、もう完全に目が覚めてしまった。

むー。ばかやろー。私の夢を返せ!!