リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

家電を捨てよう

2010-09-11 21:45:14 | 日記

ずーっと前にラジオでレアメタルを廃棄パソコンから取り出しているという企業の話を聞いて、押入れの中で眠っている私のIBM Aptivaをどうにかしなくちゃな…と思って、4ヶ月経ってようやく行動に移すことにした。

かすかな記憶で「埼玉県」「廃棄」「パソコン」で検索してみたら、その会社のホームページにたどり着いた。
会社に持ち込んだり宅急便で送りつければ、家電リサイクル料金とかめんどくさいことを言わずに引き取ってくれて、解体して希少メタルを取り出して役立ててくれるんだそうだ。もちろんこっちが求めれば「ハードディスクデータを全部消去しました」という証明書も出してくれるというけど、あのパソコンには私の卒論しか入ってないし、初期化しちゃったし、証明書いらないよ。どっか発展途上国に売られるかも…なんて心配をするより、解体すると言ってるこの会社に任せちゃおう。
当然、送料はこっち払いだけど、普通にパソコンを廃棄して7000円払うのと比べたら、クロネコの送料なんてタダみたいなもんだ。喜んで払うよ。

というわけで、ホームページに「パソコン以外の家電も引き取ります」と書いてあったことを良いことに、家中の使ってない家電をどんどん箱に詰めていった。


そしたら出てきたケータイにくっつける機器…。持ってたことすら忘れてた。

ドコモのeggyというデジカメつきの通信端末、au用のデジカメ、そしてauのイージーパレット。




そして、ワンダースワン(笑)

これ、懸賞で当てたんだと思う。
だって私がゲーム機なんて買うわけがない。
スイッチを入れたら、チュイーン…と音がして電源が入った。わゎ、生きてた。

これ、だれか高く買ってくれないのかなぁ。…いや、めんどくさい、捨てちゃおう。
そのかわり、ほとんど期を同じくしてワンダースワンで遊んだ人がいるから、その人の話を聞いてください。
http://www.tbsradio.jp/kirakira/2010/07/20100714-1.html

TBSラジオ キラ☆キラ 7月14日、ライムスター宇多丸さんのペラペラ です。


中学生のころ買ってもらったCDコンポも、20年持ち続けながらほとんどスピーカーを振動させることなく、このたび箱に詰めた。ごめんね。

そしてダンボール3個分の我が家のガラクタは3300円で埼玉に送られたのでした。


クリスマスに向けてショウガをすろう

2010-09-10 01:39:05 | 日記

ドイツのシュトーレンというパン菓子が好きだ。
クリスマスが近くなると売り出すので、よっしゃ!1年分買い占めたぜ!と思うんだけど1ヶ月くらいでなくなっちゃう。

私の好きな食べ方は、おろしショウガが入れていて臭いがしみついてしまったタッパーにしばらく入れておく。そうすると、ショウガの臭いがシュトーレンにも移って、ジンジャーブレッドみたいな風味になる。わーい。


お母さんはね、帰りたくなくなっちゃったんだって(笑)

2010-09-06 01:50:49 | 日記
夜中に母から電話があって、

「あ、起きてた?よかった!あのね、いま飛行機の乗換えでパリにいるの」

だと。
飛行機がエンジントラブルを起こして欠航になってしまい、何時に飛ぶかわからないので、明日の朝、そのことをお父さんに伝えてほしい。と。


というわけで、夜更かししていたけどがんばって早起きして、父に電話した。


「…しかし、なんで直接オレに電話しないんだ。」
と父は文句を言っていたけど、あなた携帯の電源を切って寝てるでしょう。


そしたら昼すぎに祖母から電話がかかってきて、
「リカちゃん、お父さんがちゃんと説明してくれないまま仕事に行ってしまったの。だからおしえて。飛行機落ちたの?お母さんは無事なの?今朝成田に着くはずなのに、なんでまだ帰ってこないの?」
とパニクッている。
「あの子が帰ってくるまでは気をたしかに持ってがんばっていようと思ってたのに、今朝電話がかかってきたから「あぁ成田に着いて電話をくれたのかな」と思ったらリカちゃんだったじゃない。それでお母さんが帰ってこられなくなったとか言って。もうおばあちゃん、力が抜けちゃって、これから何を頼りに生きていけばいいのかわからなくなっちゃって」

おーい父ちゃん、ちゃんと説明してあげてくれぇ。


そして、飛行機が壊れてたのが離陸前にわかって、それを修理してるから出発が遅れてるんだよ、と説明してるのに
「リカちゃんお願い。空港に電話かけて、今どうなってるのか聞いて。」
とか何度も電話してくるし、おばあちゃん。


母は10時間後に無事成田に到着しました。

パリとマドリッドの次は

2010-09-04 10:09:13 | 日記
夏になるとひとり旅に出る母から電話があって


「今ね、フィレンツェに来てるの」


だって。
外国でも携帯電話が使えると知ったら、もう電話かけたくなっちゃって仕方ないらしい。


いいなぁ、フィレンツェですか。
イタリアなんてキッタナくて、観光客だらけで、こっちが日本人だとわかるとバカにしてきたりするけど(特にローマ)、それでも何度でも何度でも行きたい。テレビや映画であの赤い屋根瓦の敷き詰められたような風景が出てくるとたまらなく行きたくなる。


「またひとりなの?」
「うん。今度は自分でホテルも予約したんだよ。昨日は美術館と教会をいくつも見てきた。」


いいじゃないですか、中高年の貧乏旅行。
ブランドショップとかにはまったく興味なく、高校の美術の教科書に載ってたわコレ…、と遠い青春の記憶をたぐり寄せては静かに感動する旅。
もし自分がフィレンツェに住んでてツアー客相手にガイドをする仕事をしてたなら、こういう内に情熱を秘めているひとり旅のおばちゃん(おじちゃんでもいいけど)に半日くらい雇われて、いろんな所にご案内して丁寧にお話ししたい。何説明しても「ふーん、それでルネサンスって何?」みたいなやかましいおばちゃんグループや新婚旅行カップルの団体の相手はイヤだ、…と旅行してるときにつくづく思った。
ま、そんな情熱のあるおじちゃんおばちゃんはガイドなんて必要としないけどね。


「ねぇねぇ、あんたが行った内臓びろびろの蝋人形の館に行ってみようと思って、場所もつきとめたんだけど、こわい?夢に出てきそう?」

と母に聞かれたのは、ラ・スペコラという大学の生物学部(たぶん)に併設されている博物館(というよりむしろ美術館)で、とっても芸術的かつ官能的な人体模型が展示されている。
皮をはがれて毛細血管と筋肉をさらけ出してうっとりしている模型を見ていると、やっぱり、ハンニバル・レクターが潜伏するのはこの街しかない!って思ってしまう。


しかし、映画に全く興味のない人に「フィレンツェのどこが有名かおしえなさい!」と聞かれても困ってしまう。
私は絵とか彫刻とか見ても「へー」としか思えない人なので。
ジャンカルロ・ジャンニーニが吊るされたところとか、竹野内豊の自転車のチェーンが外れたところとかだったらご案内できるんですがね。