発表会が近くなってきて、
「緊張してきた~」(早
)
とか
「緊張しないようにしなきゃ」
とか、
そんな言葉が聞こえてきています。
あくまで個人的な私の考えですが、
緊張って、そう悪いものでもないと思っています。
はっきり言って私は演奏の時、緊張、
します
以前お会いしたダンサーの方には、
「緊張しちゃダメよ」と言われたこともありますが。
緊張、
するもん!仕方ないよ~。
「緊張して緊張して、大変だぁ~」
という話を、先生のお宅でしていた時に、
横にいらした先生の旦那さま(プロの演奏家)から
「緊張して緊張して、ものすごくいい演奏をする人がいっぱいいる」
と言われたことがあります。
なるほど!
そうだね。
緊張してしまっていることに慌ててしまうのが
よくないんだな。。。
と気持ちを入れ直そうとしていたら、
さらに横にいた先生がすかさず、
「あら、私は緊張しないから、いい演奏ができないってことね
」
とやり返していた、そのやり取りが忘れられません
先生は緊張しないんだ!!
いいな~。
と思わなくはなかったですが、
先生の演奏を聴いていると(見ていると)
緊張する余裕さえないくらい、
ものすごく集中しています。
私の場合、
緊張すると大抵呼吸が浅くなります。
というか、吸い過ぎて過呼吸ぎみになります。
過呼吸が進むと手や指先がしびれたり硬直したり。。。
呼吸が浅くなると横隔膜が上がって来てしまうので、
さらに呼吸が浅くなる。
この横隔膜が上がってしまった状態を「アガル」
というのだと言う話もどこかで読んだことがあります。
だから、なるべく
息をゆっくり吐くように心がけます。
それから首を冷やさないこと。
頭の血のめぐりが悪くなると、
自分のすべきことを考えられず、冷静さを失って、
演奏に混乱をきたすからです。
あとは、演奏のことだけを考える。
何を表現したいか。
どんな世界を作りたいのか。
演奏の時はこれだけですね。
あとは祈るだけ
自分がしてきた練習を信じて、
「大丈夫!頑張れる
」って。
私は、多分、人一倍の緊張しぃです。
発表会。
みんなと一緒に緊張しながら、
楽しくがんばろうと思います