『学校の「当たり前」をやめた。』工藤勇
久しぶりにスカッとする、
そんな本に出会えた。
フィンランドの教育が素晴らしい。
と昨年、本で読んでいて、
日本でもそんな教育は叶わないのか、
と思っていた中、
出会った本。
そもそも話題になっていた工藤校長。
学校の宿題廃止、
定期テストの廃止など、
噂は聞いていても、
それだけでは日本の教育は変わらない。
周りには進学塾もいっぱいあって、
子どもたちにとっては
何も変わらないだろう
と思っていた。
が、工藤校長のそれは違った。
生徒を数字で評価しない。
点を取るための行為を無用とする。
生徒自身と人として付き合い
人間力を育てようと、
大事なところを押さえての策だった。
こんな教育を子どもたちにしていけたら、
偏差値至上主義へ転がることはなく、
人を育てる教育が出来るかも知れない。
未来に期待したい、
そう思える本。