「自分の個性って…」
と熱く語り出したのはMさん。
Mさんは、個性を模索中。
「人と違う、コレっていうものを…」
とMさんの語りは続く。
いいな。
私、Mさんの年の頃、
自分の個性なんて考えていなかったな。
大学を卒業して演奏会にいくつか出るようになって、
それで、少し考えるようになったのだったな。
でもその「個性」というヤツが曲者で、
私、ある時期
「ちっこい身体でメチャメチャ音が出るよね」
とよく言われていた時があり、
私はそれを「個性」と勘違いして、
オケ伴などをガンガン弾いていた。
で、それを続け過ぎて、私の身体ではその「メチャメチャ出る音」は負担になり、
あえなく重度の腱鞘炎を患った。
それでようやっと、
自分に負担のかかりすぎる演奏は個性でもなんでもない!
と気付いた次第。
で、色々と模索しながらも演奏していたら、
とある人から「すっごくいい!!」と褒められた。
でも!
次に演奏したら「それじゃない!」と言われた。
また演奏したら「それも違う!」と言われた。
私の良かった所ってどこなんだろう???
って「いい!」と言ってもらえたものを求め、もがいた。
が、結局それも行き詰まった。
人が「いい!」と言ってくれたものにこだわり過ぎて、
自分自身がやりたいものが見えなくなっていった。
その人の「いい!」を探すだけの、つまらない作業を繰り返していたのだ。
それからかな。
私らしい演奏について考え始めたのは。
個性。
これは、自分には分かりにくいものなだけに、
見つけるのはとっても難しい。
「これ」って決めつけ過ぎて、媚を売ることになったらもっと嫌だしね。
Mさん。
「個性って…」と模索しているMさん自身が、
すでにそれが「Mさんらしさ」の一歩だと思うぞ。
…と、たま~に年寄りみたいなことを言ってみた
と熱く語り出したのはMさん。
Mさんは、個性を模索中。
「人と違う、コレっていうものを…」
とMさんの語りは続く。
いいな。
私、Mさんの年の頃、
自分の個性なんて考えていなかったな。
大学を卒業して演奏会にいくつか出るようになって、
それで、少し考えるようになったのだったな。
でもその「個性」というヤツが曲者で、
私、ある時期
「ちっこい身体でメチャメチャ音が出るよね」
とよく言われていた時があり、
私はそれを「個性」と勘違いして、
オケ伴などをガンガン弾いていた。
で、それを続け過ぎて、私の身体ではその「メチャメチャ出る音」は負担になり、
あえなく重度の腱鞘炎を患った。
それでようやっと、
自分に負担のかかりすぎる演奏は個性でもなんでもない!
と気付いた次第。
で、色々と模索しながらも演奏していたら、
とある人から「すっごくいい!!」と褒められた。
でも!
次に演奏したら「それじゃない!」と言われた。
また演奏したら「それも違う!」と言われた。
私の良かった所ってどこなんだろう???
って「いい!」と言ってもらえたものを求め、もがいた。
が、結局それも行き詰まった。
人が「いい!」と言ってくれたものにこだわり過ぎて、
自分自身がやりたいものが見えなくなっていった。
その人の「いい!」を探すだけの、つまらない作業を繰り返していたのだ。
それからかな。
私らしい演奏について考え始めたのは。
個性。
これは、自分には分かりにくいものなだけに、
見つけるのはとっても難しい。
「これ」って決めつけ過ぎて、媚を売ることになったらもっと嫌だしね。
Mさん。
「個性って…」と模索しているMさん自身が、
すでにそれが「Mさんらしさ」の一歩だと思うぞ。
…と、たま~に年寄りみたいなことを言ってみた