Chapter 5: The Whomping Willow (2)
「とりあえず車に戻って(両親を)待とう。」ホントにいつも,感動的なほど冴えてます。パニックになればなるほど,的確なハリーの判断力。ところが,ロンの一言,「車で飛んで行けるよ」で,「パニック」が「興奮」に変ってしまいました。(笑) あ~あこーなると,あの判断力がウソ(笑)のように落ちてしまうんですね,ハリーって。(爆) ロンに乗せられ,「飛んで」行く事に。
最初快適だった旅も,ホグワーツが近づくにつれ「不吉」な旅に。(笑)
そして「例のあの木」に突っ込み,ロンの杖が折れてしまうわけですが,またしてもハリーはそのパニックの中で,冷静かつ適切な判断力。「学校内で直してもらえるよ。」と,言おうとしたその時,暴れ柳が襲ってくるんですね。
怒り狂った「battering ram」のように木が襲ってくるという表現がありますが,最初に読んだ当時,そんな言葉はもちろん知りませんでしたし,辞書に「打ち壊し用棒」と書いてあっても全然ピンときませんでしたが,後にLOTRの映画(TTT)で,数人のオークが,木の幹のような物を抱えて,勢い付けて走ってきて,角笛城の門に叩きつけて怖そうとしていた,あの「木の幹」が「battering ram」だと知ったわけです。(笑)
車のエンジンが復活するや否や「バックしろ!」とハリー。いや,やっぱパニックには冴えてます。(惚れ惚れ)
組分けの儀式を見て,去年の自分の組分けで,あやうくスリザリンに入れられそうになった事を思い出しているハリー。この本で後々効いて来ますね。何気に伏線。
ここで彼らはスネイプ先生に見つかってしまいますね。スネイプ先生はたまたま新聞記事を読んで,さらにハリーとロンが着いてない,という事を確かめた上で,捜しに来ていたように見えますが,今読むと,そもそもダンブルドア先生の依頼(命令)で捜しにきていたような気もします。実は6巻で,ハリーがドラコにボコボコにされた時も,何気に出てきていますよね。ひょっとすると,スネイプ先生は,ハリーが無事にホグワーツに着くかどうか監視する役目をずっと持っていたのかもしれません。
で,スネイプ先生の部屋へ。何故か既に車で来たことを知られている様子。おおっと,ここでスネイプ先生「ハリーの心を読んでいるようだ」。1年の時もありましたねぇ。ひょっとして,車がウィーズリー氏の物だという所までバレてしまったか?(笑) スネイプ先生は,自分は君たちを退学処分にする事はできないから,と,マクゴナゴル先生を呼んできます。さらに,ダンブルドア先生が後から駆け付けます。
マクゴナゴル先生は怒ってはいたけれど,もちろん2人を退学にする気なんか毛頭なし。後から後から湧いて来るサンドイッチその他をくれます。初読の時,ここは,マクゴナゴル先生って実は優しいんだとようやく気付いた所。
ダンブルドア先生にも心を読まれてる(笑)‥まあおそらく,車の持ち主までバレた事でしょう。(爆)
ところで,この日のスネイプ先生ですが,彼は,ハリーとロンの行動に関して,マクゴナゴル先生やダンブルドア先生が,どう反応するのか,全てちゃんと予測しているみたいですよね。この3人の関係って,思っていたよりさらに密なのかもしれません。マクゴナゴル先生って実は6巻のあのスネイプ先生の行動の意味を,ハリーや私達よりずっとよく知っているのかもしれません;
で,この章にもこの巻にも関係ない話ですが,にわかに気になってきたのが,ハグリッドです。彼は,ジェームズ・ポッターの一の親友シリウス・ブラックを根本的に信用しておりません。(彼がポッター夫妻の居所をバラしたって話を簡単に信用してる) スネイプ先生の方をよっぽど信用しています。実はダンブルドア先生もそうでしょう? コレって一体,何故なんだか,大変気になります。
「とりあえず車に戻って(両親を)待とう。」ホントにいつも,感動的なほど冴えてます。パニックになればなるほど,的確なハリーの判断力。ところが,ロンの一言,「車で飛んで行けるよ」で,「パニック」が「興奮」に変ってしまいました。(笑) あ~あこーなると,あの判断力がウソ(笑)のように落ちてしまうんですね,ハリーって。(爆) ロンに乗せられ,「飛んで」行く事に。
最初快適だった旅も,ホグワーツが近づくにつれ「不吉」な旅に。(笑)
そして「例のあの木」に突っ込み,ロンの杖が折れてしまうわけですが,またしてもハリーはそのパニックの中で,冷静かつ適切な判断力。「学校内で直してもらえるよ。」と,言おうとしたその時,暴れ柳が襲ってくるんですね。
怒り狂った「battering ram」のように木が襲ってくるという表現がありますが,最初に読んだ当時,そんな言葉はもちろん知りませんでしたし,辞書に「打ち壊し用棒」と書いてあっても全然ピンときませんでしたが,後にLOTRの映画(TTT)で,数人のオークが,木の幹のような物を抱えて,勢い付けて走ってきて,角笛城の門に叩きつけて怖そうとしていた,あの「木の幹」が「battering ram」だと知ったわけです。(笑)
車のエンジンが復活するや否や「バックしろ!」とハリー。いや,やっぱパニックには冴えてます。(惚れ惚れ)
組分けの儀式を見て,去年の自分の組分けで,あやうくスリザリンに入れられそうになった事を思い出しているハリー。この本で後々効いて来ますね。何気に伏線。
ここで彼らはスネイプ先生に見つかってしまいますね。スネイプ先生はたまたま新聞記事を読んで,さらにハリーとロンが着いてない,という事を確かめた上で,捜しに来ていたように見えますが,今読むと,そもそもダンブルドア先生の依頼(命令)で捜しにきていたような気もします。実は6巻で,ハリーがドラコにボコボコにされた時も,何気に出てきていますよね。ひょっとすると,スネイプ先生は,ハリーが無事にホグワーツに着くかどうか監視する役目をずっと持っていたのかもしれません。
で,スネイプ先生の部屋へ。何故か既に車で来たことを知られている様子。おおっと,ここでスネイプ先生「ハリーの心を読んでいるようだ」。1年の時もありましたねぇ。ひょっとして,車がウィーズリー氏の物だという所までバレてしまったか?(笑) スネイプ先生は,自分は君たちを退学処分にする事はできないから,と,マクゴナゴル先生を呼んできます。さらに,ダンブルドア先生が後から駆け付けます。
マクゴナゴル先生は怒ってはいたけれど,もちろん2人を退学にする気なんか毛頭なし。後から後から湧いて来るサンドイッチその他をくれます。初読の時,ここは,マクゴナゴル先生って実は優しいんだとようやく気付いた所。
ダンブルドア先生にも心を読まれてる(笑)‥まあおそらく,車の持ち主までバレた事でしょう。(爆)
ところで,この日のスネイプ先生ですが,彼は,ハリーとロンの行動に関して,マクゴナゴル先生やダンブルドア先生が,どう反応するのか,全てちゃんと予測しているみたいですよね。この3人の関係って,思っていたよりさらに密なのかもしれません。マクゴナゴル先生って実は6巻のあのスネイプ先生の行動の意味を,ハリーや私達よりずっとよく知っているのかもしれません;
で,この章にもこの巻にも関係ない話ですが,にわかに気になってきたのが,ハグリッドです。彼は,ジェームズ・ポッターの一の親友シリウス・ブラックを根本的に信用しておりません。(彼がポッター夫妻の居所をバラしたって話を簡単に信用してる) スネイプ先生の方をよっぽど信用しています。実はダンブルドア先生もそうでしょう? コレって一体,何故なんだか,大変気になります。