ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (4)

2007-01-24 23:51:38 | ハリポタ2巻
Chapter 5: The Whomping Willow (2)
「とりあえず車に戻って(両親を)待とう。」ホントにいつも,感動的なほど冴えてます。パニックになればなるほど,的確なハリーの判断力。ところが,ロンの一言,「車で飛んで行けるよ」で,「パニック」が「興奮」に変ってしまいました。(笑) あ~あこーなると,あの判断力がウソ(笑)のように落ちてしまうんですね,ハリーって。(爆) ロンに乗せられ,「飛んで」行く事に。

最初快適だった旅も,ホグワーツが近づくにつれ「不吉」な旅に。(笑)
そして「例のあの木」に突っ込み,ロンの杖が折れてしまうわけですが,またしてもハリーはそのパニックの中で,冷静かつ適切な判断力。「学校内で直してもらえるよ。」と,言おうとしたその時,暴れ柳が襲ってくるんですね。

怒り狂った「battering ram」のように木が襲ってくるという表現がありますが,最初に読んだ当時,そんな言葉はもちろん知りませんでしたし,辞書に「打ち壊し用棒」と書いてあっても全然ピンときませんでしたが,後にLOTRの映画(TTT)で,数人のオークが,木の幹のような物を抱えて,勢い付けて走ってきて,角笛城の門に叩きつけて怖そうとしていた,あの「木の幹」が「battering ram」だと知ったわけです。(笑)

車のエンジンが復活するや否や「バックしろ!」とハリー。いや,やっぱパニックには冴えてます。(惚れ惚れ)

組分けの儀式を見て,去年の自分の組分けで,あやうくスリザリンに入れられそうになった事を思い出しているハリー。この本で後々効いて来ますね。何気に伏線。

ここで彼らはスネイプ先生に見つかってしまいますね。スネイプ先生はたまたま新聞記事を読んで,さらにハリーとロンが着いてない,という事を確かめた上で,捜しに来ていたように見えますが,今読むと,そもそもダンブルドア先生の依頼(命令)で捜しにきていたような気もします。実は6巻で,ハリーがドラコにボコボコにされた時も,何気に出てきていますよね。ひょっとすると,スネイプ先生は,ハリーが無事にホグワーツに着くかどうか監視する役目をずっと持っていたのかもしれません。

で,スネイプ先生の部屋へ。何故か既に車で来たことを知られている様子。おおっと,ここでスネイプ先生「ハリーの心を読んでいるようだ」。1年の時もありましたねぇ。ひょっとして,車がウィーズリー氏の物だという所までバレてしまったか?(笑) スネイプ先生は,自分は君たちを退学処分にする事はできないから,と,マクゴナゴル先生を呼んできます。さらに,ダンブルドア先生が後から駆け付けます。

マクゴナゴル先生は怒ってはいたけれど,もちろん2人を退学にする気なんか毛頭なし。後から後から湧いて来るサンドイッチその他をくれます。初読の時,ここは,マクゴナゴル先生って実は優しいんだとようやく気付いた所。

ダンブルドア先生にも心を読まれてる(笑)‥まあおそらく,車の持ち主までバレた事でしょう。(爆)

ところで,この日のスネイプ先生ですが,彼は,ハリーとロンの行動に関して,マクゴナゴル先生やダンブルドア先生が,どう反応するのか,全てちゃんと予測しているみたいですよね。この3人の関係って,思っていたよりさらに密なのかもしれません。マクゴナゴル先生って実は6巻のあのスネイプ先生の行動の意味を,ハリーや私達よりずっとよく知っているのかもしれません;

で,この章にもこの巻にも関係ない話ですが,にわかに気になってきたのが,ハグリッドです。彼は,ジェームズ・ポッターの一の親友シリウス・ブラックを根本的に信用しておりません。(彼がポッター夫妻の居所をバラしたって話を簡単に信用してる) スネイプ先生の方をよっぽど信用しています。実はダンブルドア先生もそうでしょう? コレって一体,何故なんだか,大変気になります。


HoME8 3-XII:The Last Debate (7)

2007-01-24 23:41:19 | Tolkien・HoME
本には,ここでローハンの歴代の王様の家系についてごにょごにょ書いてあるのですが,興味のある方は原書をご覧下さい。

<下書き>
G「(続き)‥そして,我々は急いでその墓場から出た。後ろから怖いもの迫っていて,もう耐えられない,気が狂いそうだ,と思った時,灯りが消えた。その後の1~2時間の事は殆ど覚えてない。這いつくばって進んだ者もいたようだ。そして,突然,水のしたたる音が。。。」

L「死者が我々に付いてきたんだ。我々の後を影のような人々,馬,旗などが,浮遊しながら付いて来た。『死者が付いて来ているぞ』と言うとエルラダンが『そうだ。死者が付いて来ている,行こう!』と言った。」

L「遠くで恐怖を知らせるベルが鳴っていた。全ての人々は我々の前から逃げ出した。しかし我々は,馬が疲れるまで急いで走り続けた。ギムリも疲れていたね。そして真夜中前に,暗闇の中をエレヒの丘に到着した。」

M「それって何?」

G「アラゴルンか兄弟達に訊いてみなさい。ゴンドールの古い知識だ。それは黒い石で,話によると遠い昔にヌメノールの滅亡の時に持ち込まれたらしい。その時,山の人々が西方人への忠誠を誓ったのだそうだ。しかし彼らはサウロンへ寝返った。イシルドアがエレヒの石の前にやってきたが,彼らは現れなかった。イシルドアは『もし我々がそなたらの黒の主人より強いと証明されれば,そなたとそなたの部下を呪ってやる。誓いを果たすまで決して心休まる事はなかろうぞ。』彼らはイシルドアの前から逃げ,サウロンとの戦いに出てこなかった。その後彼らは隠れ,死に絶えていたのだ。」
</下書き>

ギムリの最後の話は,後に,アラゴルンが,死者の道への出発前にレゴラスとギムリに話す事になるそうです。

<下書き>
G「(続き)しかしその後人々は,エレヒの石の周りに石の壁と塔を建てた,7つ目のパランティアが置かれたが,現在は無くなっている。塔は荒れ果て,壁は壊された。この丘には幽霊が出ると噂された為,長い間誰も近くに住んでなかった。

そこへついに我々はやってきた。エルラダンが銀の角笛を吹き,エルロヒアが旗を揚げた。それはまるで幽霊の息のようになびいた。周りは暗く,旗に描かれたエレンディルの星以外は何も見えなかった。
</下書き>

なんか,この話(エルラダンが‥,エルロヒアが‥)を見ていたら,何故その旗をアルウェン(当時はまだフィンドゥイラスだったのかな)が作ったのか,わかるような気がします。

6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (3)

2007-01-23 00:15:28 | ハリポタ2巻
Chapter 3: The Burrow (3)
アーサー父さんが取り締まったのは,小さくなる鍵と,噛み付くやかん。(笑) 車の事で喧嘩が始まりそうな両親を置いて,ロンは自室を見せてくれますが,ハリーは,当然,とても素敵な部屋だと思います。ロンは,ダーズリー家でハリーのいた部屋を見て,そちらの方が立派だと気にしていたんですね。

Chapter 4: At Flourish and Blotts
夏休みを過ごすウィーズリー家の全てがハリーには新鮮だったけれど,何より驚きなのが,皆が彼を好きだった事,というのが泣けます。。。
ハリーに話しかけられ,髪の毛と同じ位に赤くなって,バター皿に肘を突っ込んでしまうジニー。これが4年後にハリー以上(ハリー自身は年齢以上にしっかりした子だと思います)におませな子になるなんて,信じられませんねぇ。

ロンへ,ハーからの手紙が到着。「もう1回あのふくろうを使ったら,死んじゃうわよ。」がおかしい。(^o^) 「既に学校の勉強で忙しい。」に「休みなんだよ!」とロン。

ロンのShooring Starは,蝶より遅い。。。。ってホント?

ダイアゴン横丁にお買い物に行く日,発見! ウィーズリー家は,お金を植木鉢に入れているのか。。。。! と,思ったら,違った。煙突飛行粉だ,失礼しました。

ハリーはうっかりB&Bへ。何故発音違いでそこまで言ったのかと思いましたが,後でウィーズリーさんが「1つ先の暖炉」って言ってましたね? そしてまたドラコ・マルフォイに遭遇。B&Bは重要な意味を持ったお店だし,ドラコとしょっちゅう遭遇するのは,決して偶然じゃなかったんですねぇ。しかもドラコはオパールと,輝きの手にしっかり目を付けてます。今にして思えば,ここは6巻の重要な伏線。オパールのネックレス,19人のマグルの命を奪ったという曰く付き。

ようやくウィーズリー一家とハーマイオニーに再会したハリー。眼鏡を直したのはアーサー父さんだったんですね。(映画ではハーマイオニー)ロックハート先生は,モリー母さんと同世代の女性に大人気。コレって何か,ヨン様みたい~(爆)

ドラコに絡まれて「ほっときなさいよ」というジニー。何でもこれがジニーが初めてハリーの前で喋った言葉だそう。あ,そうなんだ。今まで照れまくりだったのでわかりませんでしたが,実は最初から気が強くてしっかりしているんですね。(いわゆるツンデレですね(笑))この辺り,映画は原作をちょっと改変しているシーンが多いのですが,ここだけしっかり原作通りです。大事なセリフだったんですね。ふふん。

マグル好きのアーサー父さん,ハーの両親にまるでストーカー。(爆)

Chapter 5: The Whomping Willow (1)
実際は3巻で大活躍?する木の名前が章の名前になってます。いよいよホグワーツに出発の日,皆何故か忘れ物しまくりで,引き返しまくり。(既にドビーの悪戯がかかっていた?)ジニーがここで「日記を忘れた」んですが,皆さん,お気付きでしたか?

ハリーとロンが駅のバリアを通れなかった所で今日は終り。彼らは何故両親を待たずに車に乗ってしまったのかと思ったら,両親が戻れなくなったらどうしよう?と思ったからなのですね。やーねー。大人の魔法省勤めの魔法使いが,そんな事あり得ないのに。(笑) そこはやっぱ子供らしいですね。


FOTR CD: 2-10: The Breaking of the Fellowship

2007-01-20 12:02:56 | Tolkien・LOTR
ここは,映画があまりに良く出来たファンフィクション(汗)で,しかもクライマックスの半分は,原作ではTTTに突入してしまうはずですので,原作のこの章って実はどうだったのか,是非,押さえておきたい所でした。

という事で,しっかり聴こうと試みます。。
構成は,こんな感じですね。

(1) パルス・ガレン到着
(2) そして1人で熟考のフロド
(3) そこへボロミアが‥‥!
(4) アモン・ヘンのフロド
(5) フロドを心配してミーティング
(6) フロド捜索大会
(7) サムとフロドの再会

(1)
フロドが少し1人にして欲しいと席をはずした時,彼をじっと見ているボロミアを,疑い深げに見ているサム。

(2)
フロドは「導かれるように」山の上へ。

(3)
このシーンでのボロミアのセリフ,特に後半はほとんど忠実に映画で採用されていますね。これだけ原作の本人のセリフが,その意味や前後関係も含めて正確に映画に使われたキャラクタは少ないと思いますよ。

(4)
ボロミアから逃れたフロドがアモン・ヘンで観たのは,Emin Muilから時計と反対周りに,闇の森,ビヨルンの国,ローハン,ミナス・ティリスを経て,モルドール。どこもかしこも戦争。そしてもう1周。なかなかゴージャスです。彼は特にこのバラド=ドゥアの恐ろしいビジョンを見て,ついに1人でモルドールへ行く決心を。そのタイミングは映画と同じですね。ただし,映画ではここでアラゴルン登場。

(5)
原作のアラゴルンは,ちょうどその頃,フロドの戻りが遅いと不審に思っていますが,ここでの皆の様子は注目です。

HoMEまで読んでりゃさすがにもうわかっていますが(汗)FOTRは映画から入った私,旅の仲間の目的は,全員でモルドールの火口に行って指輪を棄てる事,だと思い込んでおりました。いや,映画しか観てない人は,きっと今もそう思っているでしょうねぇ。
実は指輪を棄てる責務を背負ったのは,正式にはフロド1人なんですよね。他は誰もモルドールまで行く責任は負ってないのです。ボロミアはもちろん,アラゴルンも,本当の目的はミナス・ティリスです。

ここでアラゴルンは,フロドについて行くべき人を選ぼうとしますが,皆,最後まで付いて行くと意思表明。ここで初めて,本当の「旅の仲間」結成だったんですね~。でも,時既に遅し。う~~ん,何て残酷な話なんだろう。。(汗)

(6)
そこへボロミアがフラフラと。事情を聞いて,さすがのアラゴルンも呆れ果ててしまいます。が,勝手に走り出すホビット達を見て「!」,慌ててボロミアに護衛を命令。ははあ,それで映画でのボロミアの,自らを犠牲にしてメリーとピピンを守るあの行為に繋がるんですね。

(7)
サムは,足が短くて馳夫さんに付いて行くのを断念。彼はとても冷静ですね。フロドがどこかに飛んでいくはずはなく,武器もない。そこでボートを取りに戻ってくると一目散。
サムがフロドを見つけたのは「ボートがひとりでに動く」から。原作ではこの時フロドは指輪をはめたままだったんです。ちなみに,指輪をはめると具体的に何が起きるのか,を,知っているのは,ホビット達とガンダルフとアラゴルンだけでしたね。

映画でとても印象に残る,"Of course you are. I'm coming with you."も原作のセリフなのですが,実は,使われる状況が原作と少し異なります。ボートで出発しようとするフロドを止めるのでなく,一段落ついてからなんですね。

はぁ。。

2007-01-20 01:53:48 | Tolkien・その他
こんな本がある事を知りました。いや,こんな,なんて言ってはいけないのかもしれませんが。(汗) まあ,私はかなりトールキン関係の本は持っておりますが(まだまだほとんど積読(笑)),1冊にまとまっているというのはメリットがあるかもね。ただ,実際はどれだけ資料がきちんと揃っているか,中身を見てから買うかどうか決めたいですね。値段が値段(\24,430 )だし~。。。

6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (2)

2007-01-19 22:02:14 | ハリポタ2巻
昨日書くのを忘れましたが,ドビーは,ハリーの命を狙う「He Who Must Not Be named」とは,イコールヴォルデモートではないけれど,微妙な人物であると表現しておりましたね。

ハリーとの会話から推測できるドビーが主人達に受けた仕打ち,ウィーズリー家の子供達の屋敷しもべ妖精に対する考え方を見て思ったのですが,2巻を読んだ当時はもちろん,6巻を単独で読んでもまだ気が付きませんでしたが,今読むと,屋敷しもべ妖精という種族の扱いが,実はシリーズ全体の大きなテーマの1つとなっていたという事に改めて気付かされます。

Chapter 3: The Burrow (2)
ロンと兄ちゃん達は,お父さんの仕事について説明。ある年老いた魔女が残したティーセットをうっかり買ってしまったマグルが大変な目に遭って,アーサー父さんは,忘却術をかけなくてはならなかったとか。実は「記憶」はこの巻の重要なテーマ。上図に伏線入れてます。

ところで,アーサー父さん,もし見つかったらヤバイ?のマグル品コレクション持ち?(笑)これも気が付かなかったなあ。

ウィーズリー一家の住む,「隠れ穴」が見えて参りました。平たく言えば,元々豚小屋だった建物を,上へ上へとアンバランスに増改築して作った家ですね。(映画の通り) 実は初めて読んだ時,一体どんな家なのか,全然想像できず,映画を見てびっくりしました。‥‥最初の英語力なんてそんなもんですよ。(笑)

もう1つ6巻既読らしい見解(^^;)を入れてみるとすれば,モリー母さんの異常とも思える心配性。実は彼女はヴォルデモートとの戦いで兄弟を失っているから,もう家族がアブナイ目に遭うのは嫌なんですね。そして,‥ジニーですね。今にして思えば,1巻からちゃんと伏線がある(ホグワーツ特急が出発する時,ハリーは何気に見ている)のに,何故私は気が付かなかったんだろう? ロンハーは割と早い段階でわかったんだけどなあ。。!

‥そう言えば,ハリジニ,ネイティブは日本人以上に気が付いていた割合が多いように思えるのですが,日本人の気付かないお約束伏線でもあるのでしょうかね? 捜そう~~っと。


HoME8 3-XII:The Last Debate (6)

2007-01-19 21:53:44 | Tolkien・HoME
<下書き>
G「(続き)‥黒い山稜に日が落ちる前に。(あ,ホントに文章の途中で終ってましたね,この前(笑))言葉でどう表せばいいのかわからん。血が凍るようだった。まるで敷居をまたぐように足を上げて入ったね。(ギムリは馬に乗せてもらっていたはずですよね,「原作」では)

そんな所に馬で行くなんて気違い沙汰だ。しかしアラゴルンが,やらねばならぬと言ったのだ。1時間毎に危険が増すからと。我々は馬を降りて進まなくてはならなかった。レゴラスと一緒でなきゃなかなか進めなかっただろうよ。あいつは歌を歌ってた。皆冷や汗かいて,それでも進んだよ。あ,馬達の事だ。馬達は主人が傍にさえいれば,とても忠実に頑張っていたよ。

エルラダンとエルロヒアが松明を持っていた。蝙蝠が飛んでいた。立ち止まると囁きのような声がずっと聞こえた。たまに何かの言葉のように聞こえたよ。何者も襲っては来なかったが,恐怖は増していったな。我々の後ろには何か見えないものが一杯いるのがわかっいて,誰も振り返れなかったんだ。

しばらくすると,忘れらない光景に出会った。道が広がり,広場のような所に出た。あまりに怖くて歩くのもやっとだ。左前方に何か光るものがあり,アラゴルンが松明を持って近づくと‥‥‥」
</下書き>

キャ~~~~(>o<;) アレ?ここで文が終ってる(笑)

ギムリはその後,鎧を着た骸骨について,正式版と同様に説明しますが,下書きではその後,アラゴルンの説明が入ります。

<下書き>
G「アラゴルンはこう言った。『これはブレゴの息子バルドールだ。黄金館の最初の後継者だったが,二度と戻らなかった。3番目の塚のEvermind(シンベルミネ)の下で眠るべきお方だったのに。彼は開かずの扉の傍でずっと眠っていたのだ。しかし彼が何を求めて此処に来たのか,その扉はどこに通じていたのか,今となっては誰も知らない。』」
</下書き>

正式版で何故アラゴルンがバルドールの名前を言わなかったのかについて,クリストファーさんは,この挿話が,セオデンがバルドールの事を話すシーンより前に移動したからだろうと説明してます。が,アラゴルンが名前を言わなかったのは,それが誰だか知らなかったからではなく,彼自身は,ずっと知っていたはずだと考えてます。

6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secrets (1)

2007-01-19 01:50:45 | ハリポタ2巻
約半年振りですが,また再開しました。ポタ復讐じゃない,復習編です。今年は7巻発売の噂も高いので,頑張って読み倒します!(笑)

Chapter 1: The Worst Birthday
やっぱ私を最初に洋書に誘ってくれた本は,読み易い! 嬉しいなあ~~。実は2巻のこの冒頭部分,1巻をちゃんと読めなかったので,今度こそちゃんと読むぞー!とはりきって読み始めたのがまるでついこの間のようです。あれから,はや6年か~。

ダーズリー家のお話も,2巻から伏線たっぷり。ダドリーを「大きく」しようと躍起なペチュニア叔母さん。今見ると,建築用ドリルの契約ゲットの為に頑張るバーノン叔父さん,結構かわいいです。お食事,お茶はもちろん,お世辞や冗談の内容やタイミングまで,きっちり計画するんですね。笑っちゃいかんいかん。日本人も,こういう人結構多くない?(笑) バーノン叔父さんには全然頭が上がらないのに密かにダドリーをイジメるハリーの性格の悪さ。(笑) 実は最初に読んだ時,そこでドビーが既に現れているとは気付きませんでした。この,本の始まり方,何か5巻を思い出す部分が多いです。

Chapter 2: Dobby's Warning
ドビーの行動やセリフを隅々まで楽しみました。しかし彼はハリーを助けるつもりなのか,どうなんだかさっぱりわかりませんね。どうも悪い魔法使いの家で育って,人の気持ちを思いやる為の,正しい行動形式が身に付いてないみたい?(汗)

ところで,ハリーは学校外で魔法を使っちゃいけないという事,ペチュニア叔母さんは知っていたはずと思いますが,黙っていたんですね。

Chapter 3: The Burrow (1)
ウィーズリー兄弟(とりわけ双子)は「ピッキング」が得意。

ハリーは,ドビーは結局ドラコの差し金で悪戯をしに来たと判断。半分当っている。ウィーズリー家もちょっと事情が違ったら,屋敷しもべ妖精を持つ事が出来た身だったと双子が話しております。

ルシウス・マルフォイが,今もダークサイドにいるとちゃんと見抜き,子供達に教えているウィーズリーおじさん,さすがです。


スペア手?付き(笑)

2007-01-18 07:40:41 | Tolkien・映画
Sideshowでファラミア見っけ。(最初,ちらっと見た時豆兄貴かと思ってた。。。(汗)) しかし実は我が家ではダーリンが怖がる(笑)+ほこりが付いたらかわいそう,なので,フィギュアの類は一切買えないんですよ。(泣)お値段的にも,全然オッケーな額なんだけど。。。

よくみるといろんなポーズがあるので,へぇ~~随分柔らかいんだなぁ(爆)‥‥と,感心しながら,仕様をよく見ると。。。。

Two sets of interchangeable hands

ええええ?! 何じゃこれは~~~(爆)
しかも「hands」手?
腕は曲げたり伸ばしたりできるのでしょうか。。是非現物を手に取ってみたい所なんだけどなあ。。。それにしても,本体とは別に,「手」が2つ,余計に入っているって事なのよねっ。(^o^;)

実はEXCLUSIVEバージョンもあります。え?2種類あったの?とぬか喜びしたら,そういうわけではなくて,壊れた角笛のおまけ付き。しかもお値段据え置き,と,あったら,当然?売り切れ中。(汗)

ところで,PJのもありましたが,何でこんなにお値段違うのっ? だいたい,付属品に「レゴラスの矢」忘れてるよ(爆)

ただ,私としては,お勧めは,このレゴラスとギムリ。なかなかカッコいいでしょ。

The Field of Blood : Chapter 13-15,及び,全体の感想

2007-01-18 00:04:54 | Athelstan・Doherty
実は‥一気に読み終わってしまいました。(笑) 後半のこのスピードなら,「英語のミステリーの原書を,1冊2週間で読み倒しまくる」という夢も,現実になるかも~(^o^)

12章を読み終わった辺りは,法廷モノになるのかなあと思ったら,ちょっと違いました。Athelstanって,聖職者なのですが,日本の坊さんのイメージとは程遠く,犯人に対する態度や,犯罪に対する考え方は,刑事そのものですね。

それにしても。。。アノ話はキリスト教絡みでは「お約束」?‥だったのね。(笑)

昨日珍しくテレビを見ていたら,実は約50年前,イギリスとフランスの合併話が持ち上がったという話を聞きました。え~~?それってびっくり。。なのですが,その話題の中で,「もしそんな事になったら,パブでワインが飲まれるようになるのかな。」と語っていた人がいたのですが,‥‥あれ? 昨日,同じイギリスの作家,トールキンの著作の中に,ワインが度々出てくると言ったばかりなのに?? 実は,このAthelstanの話の中では,ロンドンのパブでワインが飲まれる事は多かったようなんですよ。Cranston卿はいつもワインを離さないし,事件解決で,皆さんワインで乾杯だし。。。

この本は,一応,ミステリーというジャンルに属しますが,アガサ・クリスティとかのような巧妙なトリック話でもなく,むしろ周辺のお話を楽しむという類の本のようですね。日本で言うと,「火曜サスペンス劇場」に近い物があります。ダ・ヴィンチコードも,そういう類のミステリーだったし,最近は,こういうのが流行っているのかも。

「火曜サスペンス劇場」ついでに,BBCがテレビドラマ化してくれるといいなぁ~~。

さて明日は何を読もう?

‥いや,ハリポタだ!(汗)

では,The Nightingale Galleryを読める日まで,しばしの間お別れだ,Athelstan君。


Run!Run!Run!