ここら辺は,どうも同じような話の繰り返しになるので,いちいち細かい事は書きませんが,ガンダルフは,西方人がいなくなり,野蛮な人々が増え,敵は憎しみを増大させる,と警告し,また,ファラミアから,指輪がモルドールの境界を越えたという情報がもたらされ,今は1時間毎に,恐れを抱きながらサインをチェックしている所だ,と,話します。
何のサインを?と訊くイムラヒルに,ガンダルフは「闇じゃ」と答えます。その闇は敵が人々に絶望を抱かせる為に発しているものだと話します。
この当時,サウロンは石(パランティア)を通じてデネソールの死を見ていた,と,ガンダルフが発言しております。
その時,ローハンの騎士がやってきて,エオメルに,アモン・ディンに残してきた兵からの話として,森の中の何かが,オーク達をサルン・ゲビアの川原まで追い払ったと報告してきました。
(‥これは,前からチラチラ出ている,エント達がオークを追い払った事をほのめかす話ですが,正式版では結局,エント達はそんな事はしていないんですよね。)
さて,ここで場面変って,お待ちかね,療病院内でくつろぐ(笑),レゴラス,ギムリ,メリー,ピピンです。
<下書き>
L「もう中つ国では平和を見る事はないだろう!」
G「そんな事は言わないでおくれ! 観る物は一杯あるし,やる事も一杯あるぞ。しかし賢い人達が皆Havensに行ってしまったら,つまらない世界になるなあ。」
M「もうすでにつまんないよ。(壁に座って足ブラブラ) 少なくても石の都に閉じ込められ,戦争に悩まされるホビットにはね。不思議な旅について誰かが話をしてくれても,他に話す人がいないんだよ。最後に見た時は角笛城だったね。その後馬鍬砦に行くと思っていたけれど,南から船で来たね。どうやって来たんだ?」
P「そうだ,話しておくれよ。アラゴルンに訊いてみたけど,彼は忙しくて笑ってくれただけだ。(→日本語的には,笑ってごまかされた,と言うべきかな(笑))」
L「長い話だ。それに思い出したくない事もある。死者の道には二度と行かないよ。他の誰でもない,ギムリの為に二度と行かないと誓うよ。」
G「私としては,恐れはもう過ぎ去った。しかし依然として不思議だ。まあ恐ろしい道だったという事は否定しないが。」
P「死者の道って何? 聞いた事ないな。」
G「それは山を突き抜ける道だ‥」
M「(割り込みっ)‥そうだ,遠くからドアを見たよ。馬鍬砦の上にあるんだ。セオデンの町とエドラスの背後の山の。高い山の上に,そこに続く石の列があって,ドゥイモルベルグと呼ばれている。そこには大きな洞穴があるんだ。しかし誰も入ろうとしない。ロヒアリム達は,彼らが来るずっと前から,中に死者もしくはその影がいると信じているんだと思う。」
L「彼らはそう言ったな。そして我々に行くなと言った。しかしアラゴルンはどうしても行きたがった。彼は恐ろしい雰囲気だった。そしてあの美しいお姫様,今そこで横たわっている,エオウィンが,泣いていた。実際,彼女は,アラゴルンに腕をかけ,行かないよう,懇願していた。彼は石のように動かず(he stood there unmoved, stern as stone),彼女はついに埃の中にひざまずいた。悲しい光景だったよ。」
G「しかし彼が動かされなかったとは思うのではないぞ。(But do not think that he was not moved.) アラゴルン自身がとても悲しかったのだと思う。彼はエオウィンの手を取り,キスをした。その後我々は何も言わずに別れた。」(続く)
</下書き>
え~,またいつものダジャレ(^^;)ですね。上のレゴラスのセリフ,アラゴルンのunmovedは,物理的に動かない+心が動じない,の二重の意味ですが,それに対するギムリのセリフで使われるmoveは,心の方を言ってます。
レゴラスとギムリが語る,アラゴルンとエオウィンの別れの様子,いいなあ。。
何のサインを?と訊くイムラヒルに,ガンダルフは「闇じゃ」と答えます。その闇は敵が人々に絶望を抱かせる為に発しているものだと話します。
この当時,サウロンは石(パランティア)を通じてデネソールの死を見ていた,と,ガンダルフが発言しております。
その時,ローハンの騎士がやってきて,エオメルに,アモン・ディンに残してきた兵からの話として,森の中の何かが,オーク達をサルン・ゲビアの川原まで追い払ったと報告してきました。
(‥これは,前からチラチラ出ている,エント達がオークを追い払った事をほのめかす話ですが,正式版では結局,エント達はそんな事はしていないんですよね。)
さて,ここで場面変って,お待ちかね,療病院内でくつろぐ(笑),レゴラス,ギムリ,メリー,ピピンです。
<下書き>
L「もう中つ国では平和を見る事はないだろう!」
G「そんな事は言わないでおくれ! 観る物は一杯あるし,やる事も一杯あるぞ。しかし賢い人達が皆Havensに行ってしまったら,つまらない世界になるなあ。」
M「もうすでにつまんないよ。(壁に座って足ブラブラ) 少なくても石の都に閉じ込められ,戦争に悩まされるホビットにはね。不思議な旅について誰かが話をしてくれても,他に話す人がいないんだよ。最後に見た時は角笛城だったね。その後馬鍬砦に行くと思っていたけれど,南から船で来たね。どうやって来たんだ?」
P「そうだ,話しておくれよ。アラゴルンに訊いてみたけど,彼は忙しくて笑ってくれただけだ。(→日本語的には,笑ってごまかされた,と言うべきかな(笑))」
L「長い話だ。それに思い出したくない事もある。死者の道には二度と行かないよ。他の誰でもない,ギムリの為に二度と行かないと誓うよ。」
G「私としては,恐れはもう過ぎ去った。しかし依然として不思議だ。まあ恐ろしい道だったという事は否定しないが。」
P「死者の道って何? 聞いた事ないな。」
G「それは山を突き抜ける道だ‥」
M「(割り込みっ)‥そうだ,遠くからドアを見たよ。馬鍬砦の上にあるんだ。セオデンの町とエドラスの背後の山の。高い山の上に,そこに続く石の列があって,ドゥイモルベルグと呼ばれている。そこには大きな洞穴があるんだ。しかし誰も入ろうとしない。ロヒアリム達は,彼らが来るずっと前から,中に死者もしくはその影がいると信じているんだと思う。」
L「彼らはそう言ったな。そして我々に行くなと言った。しかしアラゴルンはどうしても行きたがった。彼は恐ろしい雰囲気だった。そしてあの美しいお姫様,今そこで横たわっている,エオウィンが,泣いていた。実際,彼女は,アラゴルンに腕をかけ,行かないよう,懇願していた。彼は石のように動かず(he stood there unmoved, stern as stone),彼女はついに埃の中にひざまずいた。悲しい光景だったよ。」
G「しかし彼が動かされなかったとは思うのではないぞ。(But do not think that he was not moved.) アラゴルン自身がとても悲しかったのだと思う。彼はエオウィンの手を取り,キスをした。その後我々は何も言わずに別れた。」(続く)
</下書き>
え~,またいつものダジャレ(^^;)ですね。上のレゴラスのセリフ,アラゴルンのunmovedは,物理的に動かない+心が動じない,の二重の意味ですが,それに対するギムリのセリフで使われるmoveは,心の方を言ってます。
レゴラスとギムリが語る,アラゴルンとエオウィンの別れの様子,いいなあ。。