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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME9 V:The Field of Kormallen (2)

2007-04-15 15:56:55 | Tolkien・HoME
ついに,The Children of Hurinが出ちゃいましたが,HoMEまだ終わっておりません。(^^;) でも今日は久しぶりに筆が進みましたよ。

<下書き>
最初にフロドとサムは別々にテントに連れていかれ,古い服を脱がされ(でもきちんとたたまれました)きれいな麻が渡されました。ガンダルフが子供のような騎士と一緒にやってきました。フロドとサムは彼を見て驚きます。彼は剣を持ち,エルフのマントとミスリルの鎖帷子を持ち,サムには金箔のコート,さらにフロドの右の中指にはめる,ミスリルでできた,宝石をつけた指輪を持っていました。でも,彼らが本当に驚いたのは,その騎士は,ピピンだったからです。「話を聞くのに何週かもかかりますだ。」と言うサムに,「でも今は祝宴の時間だからね,後でフロドはミナス・ティリスの塔にこもって,ノート取りだ。でないと,ビルボがっかりするよ。」
</下書き>

しかしこれは変更,ピピンはカットされます。(残念!)

<下書き>
ガンダルフは(1人でやってきて)フロドの中指に,細いミスリルの星のような宝石をちりばめた指輪をはめてあげました。準備ができたら,2人はそれぞれサークレットをして祝宴へ。そこには,王様になったアラゴルンと,エオメル,他の武将と,レゴラス,ギムリがいました。しかし,ワインを配りに来た銀と黒の服を着た,子供のような騎士にサムはびっくり。ピピンでした。ピピンは「祝宴が終わったら,まずガンダルフ(の話)だ,彼はもはや以前の近しい彼ではないよ,以前のように笑ったり,話したりしているけど。」

夜も更け,美しいイシリアンで,フロド,サム,ピピン,レゴラス,ギムリはじっくりお話。そしてガンダルフが「王様の手は癒しの手じゃ。しかしあんた達は,死の縁まで行った。まだ休養が必要じゃ。フロド,サムだけでなく,ピピンもじゃ。」
</下書き>

書記の下書きでは,祝宴の翌日にミナス・ティリスへ向かったそうですが,やがて何日か滞在する事に。皆,イシリアンのいろいろな所を訪ねて楽しんだようですが,サムだけは,じゅうの姿を求めて彷徨ったとか。彼は,ゴンドールが包囲された時,50頭ものじゅうがいたけれど,皆殺されたと聞いて,大変残念がったそうです。

さて,いよいよここから「The Story Foreseen From Kormallen」です。

<メモ>
ギムリ,ピピン救出の様子を語る。
船でゴンドールへ向かう。
メリー,ファラミア,エオウィンの話。
エレスサール王,戴冠式,Berithielの裁判。
ホビット達,結婚式の為に滞在,アラゴルンとフィンドゥイラス,ファラミアとエオウィン。
ホビットはエオメルと一緒にローハンへ。セオデンの葬式。
サルマンを訪ねる。恩赦。
裂け谷で。ビルボに会う。彼は年を取っている。つらぬき丸とミスリルをフロドにプレゼント。
シャイア,Cosimoとロベリア。ロベリアは混乱の中,発作を起こして死ぬ。サム,木を植える。1~2年静かに過ぎる。フロドとサム,末つ森へ。エルフを見る。フロド,Havensへ。ビルボにさよならを言う。
サムの本
</メモ>
ちなみに,この当時,フィンドゥイラスとはアルウェンの事。

クリストファーさんの解説。このメモは,この章が書かれた時のものだろうとの事です。ギムリがピピン救出の話をするって,ホントは正式版にはないんですけど,彼は,ペレンノールで?死体の山から救出された事になっていたそうです。そして,ファラミアとエオウィンの結婚について言及されたのは,この時が初めてだそうです。ビルボが年を取り,既にフロドにつらぬき丸やミスリルをあげた事を忘れているという記述も初めて。フロドがビルボにさよならを,というのは,え~~!?ですが。。。,

ラストについては,
サムとフロドは海の傍の緑の国へ行く,とか,
サムとフロドは年を取って西へ船で行く,とか,
いろいろ考えられたそうですが,1944年11月には,フロドは,ビルボ,エルロンド,ガラドリエルと共に,西へ発つという事になっていたそうです。だから,クリストファーさんは,上の「フロドがビルボにさよなら」は書き間違いでは?と考えているそうです。

サルマンについても,ラストはなかなか決まらず,放浪の魔術師になったとか(以前その話は見た事ありますね),オルサンクを出て以降行方不明になったとかのような話もあったようです。


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