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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

6巻既読前提の Harry Potter and the Sorcerer's Stone (26)

2006-08-27 23:01:04 | ハリポタ1巻
Chapter 17: The Man with Two Faces (2)
ところで,この時は既にヴォルデモートの「DADAの呪い=DADAの先生を1年以上は務められない」が効いているはずですから,クィレル先生はハリーが入学した時に新しくDADAの先生になったはずです。でも,新任ではなさそうな雰囲気(もれ鍋でハグリッドと挨拶していましたし)だったので,その前は他の科目を教えていたんでしょうかね? 少なくてもマクゴナゴル先生,トレローニー先生,スネイプ先生はその前からずっと同じ科目を教えてますから,変身術,占い学,魔法薬学ではありませんね。。。

さて,もう1つ映画のせいで誤解され易い所ですが,クィレル先生の死の原因は,ヴォルデモートが去ったから,なんですね。ハリーはクィレル先生を殺してはおりませんので。彼の名誉の為。(汗)

賢者の石が失われ,フラメル夫妻の事を話すダンブルドア先生。6巻を読んでから彼のこのセリフを読むと,またまたとっても意味深いです。
As much money and life as you could want! The two things most human beings would choose above all - the trouble is, humans do have a knack of choosing precicely those things that are worst for them.
これはダンブルドア先生の,お金と死に対する考え方。

そしてダンブルドア先生は,ハリーに正しくヴォルデモートと呼びなさいと忠告。名前への恐れはそのものへの恐れを増す事になる。やがて対峙しなくてはならない相手なのだから,という厳しさが込められているような気がします。ところで,正しく呼びなさいとは言ってますが,ヴォルデモートはもちろん本名ではありません。しかも彼自身は‥‥,6巻に忘れられないセリフが1つございます。覚えている方も多いと思いますが,「君が他人に何と呼ばれようとも,わしにとってはトムじゃよ。」,そう,トムと呼ぶんですね。ヴォルデモートと呼ぶ事以上に,さらに超越しているんですね。

う~む,この2つの事で,6巻のダンブルドア先生への理解度が深まったような気がしてきます。

しかし,その時のダンブルドア先生は,いきなり核心を突こうとしたハリー(何故彼は僕を殺そうとしたの?)の問いには,答える事はできませんでした。ここで言っておいた方がよかったのか,5巻のあの時でよかったのか,本当に難しいですが,でも結果的に5巻でよかったのかなあと私は思います。何故かと言えば,当時のハリーはまだロンやハーマイオニーとの絆がまだそれほど強固ではなかったので。これはやっぱりハリー1人では,幾つになっても荷が重過ぎます。

ところでダンブルドア先生は,ハリーがニコラス・フラメルの事を調べた事を喜んでおりましたね。そして透明マントの「正しい使い方?」までレクチャ。(笑) 他の先生でただ1人,そういう事を喜んだ人がおりました,そうです。ルーピン先生です。ただし彼は先生の職を辞してからそれを言いましたよ。

耳クソってどんな味だかダンブルドア先生は知っているのか!?
まだ後1読み残っております!(汗)


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