ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

6巻既読前提の Harry Potter and the Sorcerer's Stone (21)

2006-08-21 22:54:07 | ハリポタ1巻
Chapter 15: The Forbidden Forest (2)
この章の残りは少ないですが,難しいのでゆっくり読みました。

何かフードを被った物体(汗)がユニコーンの血をすすっています。大きさが書いてなかったので,イマイチ正体がわかりにくいのですが。。ソイツがハリーを見た瞬間,ハリーの額の傷に激しい痛みが。。‥という事で多分,アイツでしょう。。しかし当時は,ハリーを殺すほどの力は多分なかったはず,杖も持ってそうにないし。

ハリーを助けたのは,フィレンツェ。後に仲間中からチョキ?(あれ?ケンタウロスは偶蹄類?奇蹄類?)を受けてもホグワーツの教壇に立った,勇敢というか無謀というか,唯一優しいケンタウロスですね。しかしフィレンツェは何故人間に優しいのでしょう? ダンブルドア先生と何か関係があるようですが。。

最初に1巻を読んだ時,フィレンツェが「Potter boy」と言ったので,私は,フィレンツェはハリーの親を知っているのか?(うましかつながり?)と思っていましたが,どうも別にそういうわけではなく,「ああ予言のポッター君ね」というようなノリでそう言ったのかなという風に見えてきました。まあおそらくそれも,5巻以降を読んだからそういう解釈に変るのかなと思いますが。。

フィレンツェはさらにハリーを乗せて避難しようとしますが,そこへ慌てて出てくるロナンとベイン。激怒するベイン,ロナンは何故か気を遣っております。。

フィレンツェは仲間に背を向け,さらにハリーを乗せて進みますが‥‥,フィレンツェのここでの発言は,今読むと,超~ドッキリですね。

1つは,以前にも書いた事がありますが,無垢なユニコーンを殺す事は"at a terrible price"だという事。その血に口をつけた途端,永遠に呪われた人生になると恐ろしい事を言っております。これはもちろん,1巻のそのシーンで起きている現象を指しておりますが,後にユニコーンの杖を持ったセドリックを殺し,ハリーの血をかっさらったあの行為をも指しているようにも見えます。ユニコーンの呪いとはどんな物なのか,私達は(多分)まだ見ておりませんが,7巻では,ユニコーンが頭突きを喰らわす事になるのか(笑),もしくはユニコーンの杖を持った人には注目ですね。

それともう1つ,ハリーの「永遠に呪われる位なら死んだ方がいいじゃん。」に対するフィレンツェのセリフ
"... unless all you need is to stay alive long enough to drink something else - something that will bring you back to full strength and power - something that will mean you can never die."
う~~ん今読むと,フィレンツェは分霊箱の存在を知っていたのでしょうか? とにかく,ここは,物語全体のテーマを語る,非常に重要なシーンだったのですね。1番,6巻既読の甲斐があった章かもしれません。

そして,‥‥Just in case.


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
>ユニコーンの呪い (Zilldeal)
2006-08-22 19:46:09
6巻で杖を新調した事が判った、彼に注目ですね。

あっちなみに、各種イラストによると、ケンタウルスは、やっぱ奇蹄類っぽいです。
返信する
Zillさんこんばんは。 (える)
2006-08-23 00:30:06
>各種イラスト
ヒツジやシカは「チョキ」である事を確認しましたが,ウマは明らかに奇蹄類ですからねぇ。やっぱケンタウロスも奇蹄類か。。
しかしどーも指が偶数だと頭よさそうに見えないですね。どさくさに紛れて「チョキ」のイラストのケンタウロスっていないんでしょうか?(笑)

ちなみに偶蹄類と奇蹄類の足の見た目以外の体の違いは,偶蹄類は反芻をし,奇蹄類は盲腸を持っているのだそうです。(人間は奇蹄類か) 現在は偶蹄類の方が種類が多く,勢力優勢との事。

ユニコーンも奇蹄類ですかね。
返信する
こんばんは。 (歌織)
2006-08-23 22:32:13
確か、はるか昔に読んだ『イメージ・シンボル事典』の
記述によれば、ユニコーンは「角が一本あるウマ」ではなく、
むしろ「角が一本あるヤギ」に近いような生物だったです。

つまり、私の記憶が正しければユニコーンのヒヅメは
ヤギのそれと同じく割れている=偶蹄目である筈です。

気になって検索してみましたら、Wikipedeiaに
「馬の額に長い角を持ち、
ヤギのひげと割れたひづめを持つ獣の姿で
描かれることが多い」とありました。

日本語の文章では「ヤギの」は「ひげ」のみにかかるのか
「ひげ」と「割れたひづめ」両方にかかるのか
今ひとつはっきりしませんが、やはりヒヅメは
割れている模様です。ということはユニコーンは
盲腸がなくて「反芻」をするのですね(笑)。

私としましては今回新たに知った事実
「ユニコーンには山羊ヒゲがある!」というのが
割とショックです。Wikipediaには、
ヒヅメの部分が不明瞭なものの、立派な山羊ヒゲ持ちの
ユニコーンさんが乙女の膝に抱かれている絵があります。

ハリポタでは、ハグリッドの代打で来たなんたら先生
(お名前失念)が授業にユニコーンを連れて来て、
女子優先で触らせてましたね。ポタ世界のユニコーンにも
山羊ヒゲはあるのでしょうか。山羊ヒゲがあっても
女子からの人気を保てるものなんだろうか…(笑)。

今ひときわ気になるのは「ユニコーンの山羊ヒゲ」の
propertyです。尻尾の毛とか血とか角とかが
あれだけ役に立つ生物なのだから、
きっと山羊ヒゲにも相当な使いでがあるに違いありません。

返信する
歌織さんおはようございます! (える)
2006-08-24 07:44:53
ユニコーンって,ヤギ爪?

英文版のWikipediaには,確かに,Though the popular image of the unicorn is that of a white horse differing only in the horn, the traditional unicorn has a billy-goat beard, a lion's tail, and cloven hooves, which distinguish him from a horse.[

ユニコーンのよく知られたイメージは,角を持った白い馬だが,伝統的なユニコーンはヤギひげとライオンのしっぽと偶蹄を持ち,馬とは区別される。

The Unicorn is the uncatchable creature, and his single horn was said to neutralize poison.

ユニコーンは捕らえる事の出来ない動物であるが,角には毒を中和する力があると言われる。とありました! イギリスのパスポートがライオンとユニコーンだという事もまたツボですね。

>きっと山羊ヒゲにも相当な使いでが
ヒゲ切っても「呪い」はないでしょうかね?(笑) もしかするとDumbledore先生がたまにしているヒゲの悪戯って,基本はヤギっぽいですが,ユニコーンも多少使われていたりとか。。。。

攻撃されたら,「チョキ」ですね(爆)
返信する
こんばんは。 (歌織)
2006-08-24 22:39:18
イギリスのパスポートはライオンとユニコーンですか!
かっこええですねえ。「ライオンとユニコーン」というと
真っ先に思い出すのは『鏡の国のアリス』とマザーグースです。

The Lion and the Unicorn were fighting for the crown:
The Lion beat the Unicorn all round the town.

Some gave them white bread, some gave them brown:
Some gave them plum-cake and drummed them out of town.

「仲間中に『チョキ』されたフィレンツェ」って、
最初何のことだかわかりませんでした。
私が知らないだけで、じゃんけんポンの「チョキ」を
「はみご(仲間外れのこと)にする」っていう意味で
使う地域があったりするんだろうかと小一時間悩みました。

今日になって、やっと意味に思い当たりました。
まさかこちらのサイトで「プルプルのチョキ」ネタに
遭遇するとは!気付いて大笑いです。

学生の一人が仔ケンタウロスを抱えて走る。

母ケンタウロスが気付いて追ってくる。

ドッドッドッドッと頭を低くして走ってくる母ケンタウロス

逃げる学生。

ケンタウロス、やおら両前足を蹴り上げて、ぱかっ☆

ハグリッド「おお、久しぶりにベインの『チョキ』が出たな」

ハムテルなハリーと二階堂なロンをリアルに想像してしまい
笑いが止まりません。

奇しくも舞台は同じ「H」の頭文字を戴く学校…
まわりに深い森もあるし、危険な動物は一杯だし、
それ以上に危険な先生もいるし…

日本のマグルに人気のコミックを
英国魔法界の児童向けに翻案しました、題して
『魔法生物のお癒者さん』。

菱沼さんはLunaが適任ですかね、元ネタと違って
ハムテルたちより年下になっちゃいますけど。
ハーちゃんを菱沼さんにするのはハーちゃんに気の毒なようだし
トレローニー先生を抜擢すると今度は菱沼さんが
あんまり可哀相な気がするし。

返信する
おお~「チョキ」でお時間取らせて失礼しました! (える)
2006-08-25 00:41:16
実は自分で書いておいて,出典をすっかり忘れておりました。プルプルのチョキ。アレ以来,すっかり羊はキケンな動物と認識しているのですが(爆)

ルナちゃん菱沼さんにぴったしです~。
返信する

コメントを投稿