***ハリポタ5巻既読前提です。***
今までも何度かどこかに書いた覚えがありますが,スプラウト先生とダンスをするという伏線?とおぼしき物も出てきたので,ついでと言ってはナンですが,ネビルと植物学"Herbology"の関係をまとめてみたいと思います。
ネビルの姓は,ご存知のように,ロングボトム"Longbottom"と言います。ギリシャ神話からキャラクタの名前(と性格)が取られる事の多いハリポタですが,ロングボトムはどこから来たかと言うと,定説ではないので,違うかもしれませんが,私は,指輪物語,と見ています。え?どこに出てきた?かと言うと(汗),翻訳版だと気が付かれないかもしれませんが,"Longbottom"とは,シャイア南部のパイプ草の名産地,長窪村の事です。
しかし,最初は,煙草の名産地が?(いやまあ,ホビットにとっては大事な文化ですが)と,思ったのですが,実は,もうちょっと深い因果関係を発見しました。ここにいらっしゃる方は,多分ハリー・ポッターのファンで,指輪物語はあまり詳しくないという方が多いかな? たとえ原作を読まれても,前書きを読まれる方はあまりいないかな? それも英語となれば‥。
その,指輪物語の「前書き」に書いてあった話なのですが,パイプ草について説明している項の中で,メリーが,長窪村"Longbottom"で始まったパイプ草栽培の歴史等について語った本があると出てくるのですが,実はその本の題名が,英語では"Herblore of the Shire"と言います。(日本語版では「ホビット庄本草考」でしたね。)
で,ハリポタでは「植物学」と訳されていますが,実は,英語で普通に和英辞書を引くと出てくる"botany"ではなくて,"Herbology"(どっちかというとハーブ研究ですね)なんですよ。
‥という事で,これがネビルと"Herbology"の関係の伏線になるかもしれません。
ついでに,"Herblore of the Shire"を著した,指輪物語のメリーというキャラクタを見てみると,これもまた結構興味深い事があります。
彼は,来なくてよいと言われたにも関わらず,変装したお姫様と一緒に密かに大きな戦の場所へ赴き,人間の男には殺せないと言われた恐ろしい魔王に,致命傷となる「一突き」(の1つ,もう1つはお姫様が‥)を浴びせたキャラクタです。何故彼にそんな事ができたかと言えば,まず彼は人間ではありません。ホビットです。そして魔王を刺した短剣は,メリーはほんの偶然手に入れたのですが,実は魔王を長い間恨み続けた種族の持ち物でした。しかし魔王さんとしてはおそらく想像もしてなかった事と思います。これらはまさに,トレローニー先生の予言の一節,"... he will have power the Dark Lord knows not ...",を思い出させます。
トレローニー先生のあの予言は,ハリーの事を言っているのかネビルの事を言っているのか,いろいろ説はありますが,私は複数の人があの予言に関わっていると思っているんですよ。ある所はハリー,ある所はネビル,ある所は両方,と。ひょっとすると,さらに別の人も関わっているかもしれません。また,ある単語を,実は別の意味に使っている所もあるような気がします。(予言の解釈については,OOP CDシリーズがその章に来た時にでもお話します。)
実はそのように多様に解釈できる予言も,指輪物語から‥‥,あ,これもお話すると長くなってしまいますので,またの機会にでも。(^^;)
そう言えば,ネビルってどこかちょっとホビット的な所がありますね。平和的で争いを好まず,最初はカッコよくなんかありませんが,だんだん成長している所などが。
今までも何度かどこかに書いた覚えがありますが,スプラウト先生とダンスをするという伏線?とおぼしき物も出てきたので,ついでと言ってはナンですが,ネビルと植物学"Herbology"の関係をまとめてみたいと思います。
ネビルの姓は,ご存知のように,ロングボトム"Longbottom"と言います。ギリシャ神話からキャラクタの名前(と性格)が取られる事の多いハリポタですが,ロングボトムはどこから来たかと言うと,定説ではないので,違うかもしれませんが,私は,指輪物語,と見ています。え?どこに出てきた?かと言うと(汗),翻訳版だと気が付かれないかもしれませんが,"Longbottom"とは,シャイア南部のパイプ草の名産地,長窪村の事です。
しかし,最初は,煙草の名産地が?(いやまあ,ホビットにとっては大事な文化ですが)と,思ったのですが,実は,もうちょっと深い因果関係を発見しました。ここにいらっしゃる方は,多分ハリー・ポッターのファンで,指輪物語はあまり詳しくないという方が多いかな? たとえ原作を読まれても,前書きを読まれる方はあまりいないかな? それも英語となれば‥。
その,指輪物語の「前書き」に書いてあった話なのですが,パイプ草について説明している項の中で,メリーが,長窪村"Longbottom"で始まったパイプ草栽培の歴史等について語った本があると出てくるのですが,実はその本の題名が,英語では"Herblore of the Shire"と言います。(日本語版では「ホビット庄本草考」でしたね。)
で,ハリポタでは「植物学」と訳されていますが,実は,英語で普通に和英辞書を引くと出てくる"botany"ではなくて,"Herbology"(どっちかというとハーブ研究ですね)なんですよ。
‥という事で,これがネビルと"Herbology"の関係の伏線になるかもしれません。
ついでに,"Herblore of the Shire"を著した,指輪物語のメリーというキャラクタを見てみると,これもまた結構興味深い事があります。
彼は,来なくてよいと言われたにも関わらず,変装したお姫様と一緒に密かに大きな戦の場所へ赴き,人間の男には殺せないと言われた恐ろしい魔王に,致命傷となる「一突き」(の1つ,もう1つはお姫様が‥)を浴びせたキャラクタです。何故彼にそんな事ができたかと言えば,まず彼は人間ではありません。ホビットです。そして魔王を刺した短剣は,メリーはほんの偶然手に入れたのですが,実は魔王を長い間恨み続けた種族の持ち物でした。しかし魔王さんとしてはおそらく想像もしてなかった事と思います。これらはまさに,トレローニー先生の予言の一節,"... he will have power the Dark Lord knows not ...",を思い出させます。
トレローニー先生のあの予言は,ハリーの事を言っているのかネビルの事を言っているのか,いろいろ説はありますが,私は複数の人があの予言に関わっていると思っているんですよ。ある所はハリー,ある所はネビル,ある所は両方,と。ひょっとすると,さらに別の人も関わっているかもしれません。また,ある単語を,実は別の意味に使っている所もあるような気がします。(予言の解釈については,OOP CDシリーズがその章に来た時にでもお話します。)
実はそのように多様に解釈できる予言も,指輪物語から‥‥,あ,これもお話すると長くなってしまいますので,またの機会にでも。(^^;)
そう言えば,ネビルってどこかちょっとホビット的な所がありますね。平和的で争いを好まず,最初はカッコよくなんかありませんが,だんだん成長している所などが。
「ハリー・ポッター」と「指輪物語」には、共通するところがいくつかあるみたいですね。
…といっても、私は指輪物語を読んだ事がないし、(映画も1作目しか見てないです;;)
英語もダメ、でダブルパンチですが、えるさんの考察を読んで、なるほど~と思いました。
そういえばネビルは薬草学だけじゃなく、「闇の魔術に対する防衛術」でも進歩がありましたね。これから先、ハリーと共に活躍していきそうな予感です。
>マクコナガル先生のバグパイプ・・・
次期校長というのはかなり有り得そうですね!
ハリーがあんな夢を見たなんて、改めて考えてみると面白いです。
それにしても,5巻でのネビルの成長は本当にすごいですね。1巻でも3人を止めようとしたりしてましたが,ここにきてようやく彼がグリフィンドールに入った理由が本当にわかってきましたね。これからどうなるのか,ほんと,目が離せないですね~。