ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME8 3-II:Book Five Begun and Abandoned (12)

2006-09-06 23:14:02 | Tolkien・HoME
Bk.V (II)
1. ガンダルフ,ミナス・ティリスへ。軍勢の召集。戦争が始まる。ゴンドール撤退。騎士の気配なし。
2. セオデン,馬鍬砦へ。烽火。ミナス・ティリスから遣い。(複数) Woldでオークが川を渡ったとの知らせも。セオデン,2/8夕刻出発。エオウィン同行。ギャムリング(=エドラスの古くからの執事)が残り西の谷をまとめる。
アラゴルンとエオメルはオークを撃退。彼らは戻ってエントとロリアンのエルフが北の軍を撃退していると知らせる。ミナス・ティリスに向かう。
3. ローハンの攻撃がミナス・ティリスの包囲を破る。セオデンとエオウィンの死(ナズグルの王を倒す)。ゴンドールはハラドの船を撃沈,イシリアンを渡る。
4. ミナス・モルグル陥落。勝利のガンダルフ,ダゴルラドへ。ロリアンのエルフとエントが北から来る。サウロンの遣いと交渉。
5. フロド,塔から,西軍の進軍とサウロンの軍が密かに集まっているのを見る。サムによるフロド救助。彼らがGorgorに入った時は静かで軍勢はいない。
ガンダルフはキリス・ウンゴルで待ち伏せされ,敗退の危機。
6. 指輪の破壊。バラド=ドゥアの崩壊。同盟軍,モルドールへ。鷲がフロドを救助。
7. ゴンドールへ帰還。アラゴルン戴冠式。セオデンとエオウィンの葬儀。ホビットは北へ(削除:ロリアンを通る)サウロンの死。ガラドリエルの国の崩壊。
8. 裂け谷
9. シャイア
10. サムの本のエピローグ

クリストファーさんによると,アラゴルンが別ルートで行くというはっきりした記述は見つからないとの事。

相変わらず,エオウィンきっぱり死んじゃうし(汗),まだ相変わらずデルンヘルムなどとは言わずセオデンに堂々と付いていきます。これだけ見ると,男の戦士と変りありませんね。

ところでこれと同時期に書かれたこんなあらすじもあるそうです。

<あらすじ>
ガンダルフは後ろに控え,自身の姿は見せなかった。ゴンドールの包囲が一層進み,彼はパランティアを覗く。塔にいるフロドの姿を見る。そこへサウロンが割り込む。ガンダルフは大声で叫んで城壁から投げ落とす。それが相手の大将を殺して?しまう。今ガンダルフは姿を現す。ナズグルが来る。軍?がダゴルラドから来る。
</あらすじ>

実はこの原文が,ペーパーバック版258ページに地図(でも馬鍬谷の地図ですが)と一緒に描かれているんですけど,「こりゃ~よく読めたなクリストファー君!」ですよ。まったく。(笑) まあガンダルフはかろうじてわかるんですが,大文字以外,ほとんど1本の線でっせ。(爆)

で,この文の「サウロンが‥」の所に「サウロンはコート(ミスリルの事)を持っていた」とも書かれていたそうです。この話は,デネソールとパランティアの話や,角笛城でのアラゴルンの話につながる,とも。

そしてこんなあらすじも。
<あらすじ>
Firienは暗い松の木に囲まれた丘だ。そこは馬鍬砦,大きな洞穴がある。誰もその洞穴には入った事がない。Haliern(=聖なる場所の意味)とも言われ,暗黒の時代の前の古い文字が描かれている。
</あらすじ>

ところで,次の下書きを覗いたら,「おやおや~?」 面白い事が書いてあります。でも残念ながら今日は時間切れ。また明日。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿