パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

世田谷区『教科日本語』

2008年03月15日 | 平和憲法
 世田谷ではこの一月に「教科日本語」に関して第一回学習会を開きました。
 そして<「教科日本語」を考える世田谷区民の会 >として継続的に活動をしていくことが参加者で確認をされました。第二回の学習会を案内します。
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 ◎ 世田谷区「教科日本語」を問う! 第2回学習会

 テーマ:「教科日本語」で考える力はつきますか

 日時:  3月29日(土)午後2時00分~


 会場:らぷらす(11階研修室)世田谷区北沢 2-8-18北沢タウンホール内
 (小田急線・井の頭線下北沢駅南口徒歩5分、小田急バス北沢タウンホール下車0分)
 講演 「教科日本語」の問題点
  ――深く考える子は育つか 講師 紅野 謙介さん
   (日本大学文理学部・国文学科教授)
    著書「書物の近代 メディアの文学史」「投機としての文学 活字・懸賞・メディア」他
 座談会 講演を受けて、教員・親・市民が発言し、会場との意見交換をします
 ※資料代 500円


 昨年4月に「教育特区」としてスタートした世田谷区の「教科日本語」は1年がたちました。
 世田谷区教育委員会は「順調に計画的に実行できた」「子どもたちは真剣に取り組んでおり、保護者の皆様から強い支持をいただき、心強く思っている」と、公言しています。
 しかし、現場で授業をしている教員からは「小学校1年生から漢詩は難しすぎる」「区教委から指導資料が届くのが遅い。教科書も1か月遅れ」「暗誦ばかりで、授業が単調になる」「中学では、専門外の古典や文学を生徒に教えることに心が痛む」と区教委の言い分とはまったく違う声が聞こえてきます。

 学校週一時間、中学校週二時間の授業の実態はどうでしょうか? 「教科日本語」で本当に「考える力を養う」ことができるのかを検証したいと思います。
 講師は前回に引き続き、国文学および国語教育の研究に携わり、高校の現代文の教科書の執筆もされている紅野謙介さんです。
 「教科日本語」の「教科書」と指導内容を分析し、その問題点を解明していただきます。
 世田谷区民、保護者、教職員のみなさん。そして「教科日本語」に関心のある皆さん。このままでよいわけはありません。ぜひ会場に足を運んで話し合いましょう。

 「教科日本語」を考える世田谷区民の会
 連絡先:世田谷区教職員組合気付  世田谷区世田谷 1-41-12
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