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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

起訴状の正しい読み方

2004年12月16日 | 板橋高校卒業式
起訴状 投稿者:K・F            投稿日:12月13日(月)03時14分30秒

 あの都議会での教育長答弁、「校長らの制止にかかわらずビラを配布し」がすっ飛んでいた。さすがにそこまでのでっちあげは、不可能と判断したのであろう。まこと静粛の間の配布、説明の終了なのだから。
 となると、あの教育長発言はどうなるのだ。満天下に虚偽の事実を喧伝し、その虚構に基づいて、「法的措置を取る」と明言したのだから。呆れてものが言えない。

 校長室で、都議・土屋氏の接待に勤しんでいた校長・教頭・指導主事らが、事態に気付かなかった失態を糊塗するために、「我々は、制止したのだ。だが言うことを聞かなかったのだ」との虚偽の報告書を出したのであろう。だいたい、彼等の言う「ビラ撒き」を、62歳の男一人がやっていて、皆が制止したのに止められなかったなんて、ちょっと考えてみただけでもおかしいと分ることだ。皆が止めに入ったというなら、何故、200枚余を配布できるのか。そのあとの「説明」が可能なわけないじゃないか。責任逃れのために、「我々は、制止したんだ」とどうしても言いたかったのであろう。すべて静粛の間に、静聴してもらって終了したあとに管理職が現れたのだが、それじゃ都教委に怒られると思ったのであろう。都教委もそんな作文、一読すれば分りそうなものなのに。となると、都教委も参加してのでっち上げか。だとしたら200人あまりもの方が見ていた出来事を、よくでっちあげるものだ。権力というのは、思いもかけないことをするものだ。余程、「見せしめ」として利用したかったのであろう。
 結局、残った部分は、いきなり「退去」を命じられて、無抵抗で退出した間の、「なんで、来賓を追い出すんだ」、との「声」の大きさの裁判らしい。市民諸君、これからなにか抗議する時は、出来るだけ小さな声でやらんと、「威力」「業務」「妨害」とかいうおどろおどろしい罪名で、家宅捜索され起訴されるぞよ。という脅しに使われたようだ。

 「産経」は次の日朝刊で、「元教員、卒業式撹乱」(「教職員らの制止にかかわらずビラを配布し・・・」)とでっかく書いた。でっち上げを臆面もなく世間に広めたことに、起訴状を見てあっと気付いたのであろう。起訴翌日の紙面では、それまで警察の取調べに本人が出頭したという些事まで四段見出しで書いてきたのに、何処を見ても載ってない。探し方が悪かったのか、あるいは、起訴という目標を達したから、後は用済みということか。


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