3.31卒業式処分抗議・該当者支援行動へ
全国の仲間の皆さん!(転送歓迎。ホームページ転載の場合は近藤までご一報下さい。)
<一部報道関係者に送信しています。>
東京・三者(予防訴訟をすすめる会、被処分者の会、被解雇者の会)卒・入学式対策本部の近藤(被処分者の会)です。
文部科学省の発表によると全国の公立小中学校で「少人数学級」を導入する自治体は06年4月より46道府県に広がります。これで少人数学級を実施しないのは東京都だけになります。
東京都教育委員会は「国旗・国歌は学校経営の最大の課題」と「日の丸・君が代」強制に異常な「執念」を燃やしていますが、一方で教育行政の「最大の任務」である「教育条件の整備」(教育基本法第10条)をなおざりにして、ついに東京都は「全国最悪」の教育条件となってしまいました。
● 昨日(3/25)、都立高校修了式。早くも入学式の職務命令が発出される。
昨日は、各都立高校で終了式が行なわれ、今日から「春休み」です。多くの都立高校では、校長は、春休みを前に、早くも4月の入学式の「個別職務命令書」を発出しています。「3.13通達」後初のこの職務命令書に「学習指導要領に基づき適正に生徒を指導すること」という項目が盛り込まれていることは言うまでもありません。3.13通達の「君が代」斉唱指導の「徹底」は、教職員に「生徒の人権侵害」を強制するものです。
● 生徒に対する強制とあからさまな教職員攻撃ー3.16古賀都議の質問
3月16日、都議会予算特別委員会での古賀俊昭都議の質問の速記録を見ると「日の丸・君が代」強制の狙いが生徒への強制と抵抗する教職員に対する攻撃であることは明白です。(インターネット「東京都議会ホームページ」「予算特別委員会」「記録・古賀俊昭」に全文が出ていますので是非ご覧下さい。)
● 3.13通達に対する抗議が都教委に殺到ー保護者・市民・学者文化人・地域・全国の皆さんに感謝します。
この間、広範な保護者・市民が都教委に「3.13通達撤回、処分をするな」の声を都教委に寄せてくれました。保護者有志は「記者会見」も行ない、各新聞「都内版」(23日付)に掲載されています。21日、「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」も抗議声明を決定し、都教委包囲首都圏ネットも抗議声明を都教委に出しています。東京・全国の仲間の皆さんに感謝します。
● 3.22大泉養護ブラウス裁判判決ー全面敗訴
3月22日、東京地裁で大泉養護ブラウス裁判(渡辺厚子さん戒告処分取消請求事件、02年入学式での「日の丸図柄」のブラウス着用処分取消事件)の判決が出ました。原告の請求棄却・全面敗訴でした。当然、高裁に抗告することになります。本人は、「最高裁まで争う」「国連にも訴える」と意気軒昂です。なお、この裁判の三代川裁判長は2月まで「君が代」解雇裁判の裁判長でしたので、他の裁判にも影響を与えることが懸念されます。
判決文の「さわり」だけ引用します。(長いですがほんの一部です。)
「(学習指導要領の国旗・国歌要領に従っているから)江崎校長・・・の方針に反対する教職員が多数存在したとしても。入学式責任者としての判断としては、正当なものとして是認できる。」「職員会議は、・・・『校長の職務の円滑な執行に資するため』に置くことができる機関にすぎないのであるから、仮に、江崎校長が職員会議の決定に沿った対応をしなかったとしても、江崎校長の行為に違法等の問題が生じることはない。」「江崎校長の決定した国旗掲揚・国歌斉唱の方針に対する抗議表明を行なうことは、入学式の趣旨に反するばかりか、・・・教職員間における・・・対立状況をそのまま、児童・生徒、保護者及び来賓の面前に持ち込むものであって、・・・式の円滑な進行に対する妨げとなるおそれがあることは否定できない。」
「(ブラウス着用は)江崎校長の前記方針に抗議する意思を表明しようとするものであって、教育公務員たる原告の職責に抵触し、また入学式の円滑な進行を妨げ混乱を招くおそれのある行為であったといわざるを得ない。」「入学式参列者の目に触れないようにするため、江崎校長が原告に対し、上着の着用を求める職務命令1を発したことは、裁量権の行使としても合理的であったというべきである。」「地方公務員は全体の奉仕者であって、(職務専念義務があるから)上記のような意思表明を行なうことは、地方公務員としての職責に抵触するものであった、そのような行為が制約されるのはやむを得ない・・・」「そもそも、憲法19条(思想及び良心の自由)や21条(表現の自由)により正当化される行為ということはできない。」→「したがって、原告の前記主張は採用できない。なお、原告は学校現場での『日の丸』の掲揚、『君が代』の奏楽の強行・強制は憲法に違反するととも主張するが、その論拠となるところは採用することができない。」
● 板橋高校藤田事件の結審(東京地裁)ー検察側求刑は懲役8ヶ月
3月23日は板橋高校藤田事件と人事委員会審理卒業式⑧グループ(都庁第1庁舎)がほぼ同時刻に平行して行なわれました。
04年3月板橋高校卒業式で来賓の藤田さんが開式15分以上前に「サンデー毎日」のコピーを来賓に配布したことがでっちあげの「威力業務妨害」であるとして検察側の求刑は何と「懲役8ヶ月」(6ヶ月は誤り、訂正します)!!。「言論・表現の自由」を標榜する「民主主義国家」では絶対にあり得ない!5月30日、判決が出ます。「無罪判決」を勝ち取ろう!
● 卒業式不起立者は数十名に達するー来週30日の都教委臨時会で処分決定、31日処分発令
この間の都立高校卒業式では「一桁に抑え込む」という都教委の思惑を打ち破り、不起立者が続きました。その大半は初(1回目)の不起立者です。(まだ、義務制の不起立者に対する事情聴取が続いているので不起立者の数は控えさせて下さい。)「真実」を貫く教職員が広がっていることは、都教委にある意味では「脅威」を与えています。それが、都教委の3.13通達、都議会での古賀都議の質問となって現れているのです。
こうした都教委の「異常」さは、事情聴取にも現れています。
*義務制では、不起立したその日に市教委の事情聴取、翌週すぐに都教委事情聴取。
*卒業式で「司会」を務めた教員の開式前の「案内」の発言を捉えて、都教委が事情聴取。
*前任校の卒業式に「来賓」として参加した教員が「不起立」したら校長が事情聴取。
等等。
三者卒・入学式対策本部は校長・都教委の事情聴取に「弁護士立会要求」を希望する該当者には弁護団の協力を得て、弁護士を配置してきました。予防訴訟結審・藤田裁判結審・人事委員会審理が続く中、弁護団は不眠不休の活動で私たちを支えてくれました。八丈島の事情聴取にも東京から弁護士が飛行機で立会に行きました。都教委は事情聴取の弁護士立会を「都教委の裁量」を理由に「拒否」しています。教職員の権利を侵害する都教委は、教職員の権利を守る弁護士がいると、事情聴取すらしようとしないのです。
● 教育基本法が本当に危ない!・・・3.31院内集会へ
毎日、新聞で「教育基本法『改正』」問題の記事が載っています。本当に危ないのです。3.30院内集会、3.31全国集会・国会デモを成功させましょう。
3月30日 教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会 3.30院内集会 11時
衆院第2議員会館第4集会室(10時30分、同ロビーで通行券配付)
発言 国会議員、全国連絡会呼びかけ人、その他(被処分者にも発言要請あり)
● 3月30日、都教委臨時会で卒業式処分決定。3月31日、卒業式処分発令・該当者支援行動に参加を!
3月31日(金) ○ 卒業式処分発令・該当者支援行動 13時 全水道会館(JR水道橋東口、都営地下鉄水道橋、都立工芸高校北)
該当者・支援者集合(発令場所変更の場合は現地で)
○ 卒業式処分抗議・該当者支援総決起集会(処分発令終了後) 全水道会館
市民・労働者・3.31全国集会参加予定の人など東京・全国の皆さんの参加を訴えます!
○ 卒業式処分・記者会見 16時30分 全水道会館 終了後全国集会へ
教育基本法・憲法改悪をとめよう!全国集会(国会デモ) 18時 日比谷野外音楽堂
# 3月30日の抗議・支援行動のチラシを添付ファイルで送ります。増し刷りして、配布して下さい。
○ 「被処分者の会ホームページ」
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/index.html. にも時々アクセスして下さい。
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三者卒・入学式対策本部
事務局長 近藤徹(被処分者の会)
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
被処分者の会HP:http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/index.html.
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全国の仲間の皆さん!(転送歓迎。ホームページ転載の場合は近藤までご一報下さい。)
<一部報道関係者に送信しています。>
東京・三者(予防訴訟をすすめる会、被処分者の会、被解雇者の会)卒・入学式対策本部の近藤(被処分者の会)です。
文部科学省の発表によると全国の公立小中学校で「少人数学級」を導入する自治体は06年4月より46道府県に広がります。これで少人数学級を実施しないのは東京都だけになります。
東京都教育委員会は「国旗・国歌は学校経営の最大の課題」と「日の丸・君が代」強制に異常な「執念」を燃やしていますが、一方で教育行政の「最大の任務」である「教育条件の整備」(教育基本法第10条)をなおざりにして、ついに東京都は「全国最悪」の教育条件となってしまいました。
● 昨日(3/25)、都立高校修了式。早くも入学式の職務命令が発出される。
昨日は、各都立高校で終了式が行なわれ、今日から「春休み」です。多くの都立高校では、校長は、春休みを前に、早くも4月の入学式の「個別職務命令書」を発出しています。「3.13通達」後初のこの職務命令書に「学習指導要領に基づき適正に生徒を指導すること」という項目が盛り込まれていることは言うまでもありません。3.13通達の「君が代」斉唱指導の「徹底」は、教職員に「生徒の人権侵害」を強制するものです。
● 生徒に対する強制とあからさまな教職員攻撃ー3.16古賀都議の質問
3月16日、都議会予算特別委員会での古賀俊昭都議の質問の速記録を見ると「日の丸・君が代」強制の狙いが生徒への強制と抵抗する教職員に対する攻撃であることは明白です。(インターネット「東京都議会ホームページ」「予算特別委員会」「記録・古賀俊昭」に全文が出ていますので是非ご覧下さい。)
● 3.13通達に対する抗議が都教委に殺到ー保護者・市民・学者文化人・地域・全国の皆さんに感謝します。
この間、広範な保護者・市民が都教委に「3.13通達撤回、処分をするな」の声を都教委に寄せてくれました。保護者有志は「記者会見」も行ない、各新聞「都内版」(23日付)に掲載されています。21日、「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」も抗議声明を決定し、都教委包囲首都圏ネットも抗議声明を都教委に出しています。東京・全国の仲間の皆さんに感謝します。
● 3.22大泉養護ブラウス裁判判決ー全面敗訴
3月22日、東京地裁で大泉養護ブラウス裁判(渡辺厚子さん戒告処分取消請求事件、02年入学式での「日の丸図柄」のブラウス着用処分取消事件)の判決が出ました。原告の請求棄却・全面敗訴でした。当然、高裁に抗告することになります。本人は、「最高裁まで争う」「国連にも訴える」と意気軒昂です。なお、この裁判の三代川裁判長は2月まで「君が代」解雇裁判の裁判長でしたので、他の裁判にも影響を与えることが懸念されます。
判決文の「さわり」だけ引用します。(長いですがほんの一部です。)
「(学習指導要領の国旗・国歌要領に従っているから)江崎校長・・・の方針に反対する教職員が多数存在したとしても。入学式責任者としての判断としては、正当なものとして是認できる。」「職員会議は、・・・『校長の職務の円滑な執行に資するため』に置くことができる機関にすぎないのであるから、仮に、江崎校長が職員会議の決定に沿った対応をしなかったとしても、江崎校長の行為に違法等の問題が生じることはない。」「江崎校長の決定した国旗掲揚・国歌斉唱の方針に対する抗議表明を行なうことは、入学式の趣旨に反するばかりか、・・・教職員間における・・・対立状況をそのまま、児童・生徒、保護者及び来賓の面前に持ち込むものであって、・・・式の円滑な進行に対する妨げとなるおそれがあることは否定できない。」
「(ブラウス着用は)江崎校長の前記方針に抗議する意思を表明しようとするものであって、教育公務員たる原告の職責に抵触し、また入学式の円滑な進行を妨げ混乱を招くおそれのある行為であったといわざるを得ない。」「入学式参列者の目に触れないようにするため、江崎校長が原告に対し、上着の着用を求める職務命令1を発したことは、裁量権の行使としても合理的であったというべきである。」「地方公務員は全体の奉仕者であって、(職務専念義務があるから)上記のような意思表明を行なうことは、地方公務員としての職責に抵触するものであった、そのような行為が制約されるのはやむを得ない・・・」「そもそも、憲法19条(思想及び良心の自由)や21条(表現の自由)により正当化される行為ということはできない。」→「したがって、原告の前記主張は採用できない。なお、原告は学校現場での『日の丸』の掲揚、『君が代』の奏楽の強行・強制は憲法に違反するととも主張するが、その論拠となるところは採用することができない。」
● 板橋高校藤田事件の結審(東京地裁)ー検察側求刑は懲役8ヶ月
3月23日は板橋高校藤田事件と人事委員会審理卒業式⑧グループ(都庁第1庁舎)がほぼ同時刻に平行して行なわれました。
04年3月板橋高校卒業式で来賓の藤田さんが開式15分以上前に「サンデー毎日」のコピーを来賓に配布したことがでっちあげの「威力業務妨害」であるとして検察側の求刑は何と「懲役8ヶ月」(6ヶ月は誤り、訂正します)!!。「言論・表現の自由」を標榜する「民主主義国家」では絶対にあり得ない!5月30日、判決が出ます。「無罪判決」を勝ち取ろう!
● 卒業式不起立者は数十名に達するー来週30日の都教委臨時会で処分決定、31日処分発令
この間の都立高校卒業式では「一桁に抑え込む」という都教委の思惑を打ち破り、不起立者が続きました。その大半は初(1回目)の不起立者です。(まだ、義務制の不起立者に対する事情聴取が続いているので不起立者の数は控えさせて下さい。)「真実」を貫く教職員が広がっていることは、都教委にある意味では「脅威」を与えています。それが、都教委の3.13通達、都議会での古賀都議の質問となって現れているのです。
こうした都教委の「異常」さは、事情聴取にも現れています。
*義務制では、不起立したその日に市教委の事情聴取、翌週すぐに都教委事情聴取。
*卒業式で「司会」を務めた教員の開式前の「案内」の発言を捉えて、都教委が事情聴取。
*前任校の卒業式に「来賓」として参加した教員が「不起立」したら校長が事情聴取。
等等。
三者卒・入学式対策本部は校長・都教委の事情聴取に「弁護士立会要求」を希望する該当者には弁護団の協力を得て、弁護士を配置してきました。予防訴訟結審・藤田裁判結審・人事委員会審理が続く中、弁護団は不眠不休の活動で私たちを支えてくれました。八丈島の事情聴取にも東京から弁護士が飛行機で立会に行きました。都教委は事情聴取の弁護士立会を「都教委の裁量」を理由に「拒否」しています。教職員の権利を侵害する都教委は、教職員の権利を守る弁護士がいると、事情聴取すらしようとしないのです。
● 教育基本法が本当に危ない!・・・3.31院内集会へ
毎日、新聞で「教育基本法『改正』」問題の記事が載っています。本当に危ないのです。3.30院内集会、3.31全国集会・国会デモを成功させましょう。
3月30日 教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会 3.30院内集会 11時
衆院第2議員会館第4集会室(10時30分、同ロビーで通行券配付)
発言 国会議員、全国連絡会呼びかけ人、その他(被処分者にも発言要請あり)
● 3月30日、都教委臨時会で卒業式処分決定。3月31日、卒業式処分発令・該当者支援行動に参加を!
3月31日(金) ○ 卒業式処分発令・該当者支援行動 13時 全水道会館(JR水道橋東口、都営地下鉄水道橋、都立工芸高校北)
該当者・支援者集合(発令場所変更の場合は現地で)
○ 卒業式処分抗議・該当者支援総決起集会(処分発令終了後) 全水道会館
市民・労働者・3.31全国集会参加予定の人など東京・全国の皆さんの参加を訴えます!
○ 卒業式処分・記者会見 16時30分 全水道会館 終了後全国集会へ
教育基本法・憲法改悪をとめよう!全国集会(国会デモ) 18時 日比谷野外音楽堂
# 3月30日の抗議・支援行動のチラシを添付ファイルで送ります。増し刷りして、配布して下さい。
○ 「被処分者の会ホームページ」
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/index.html. にも時々アクセスして下さい。
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三者卒・入学式対策本部
事務局長 近藤徹(被処分者の会)
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
被処分者の会HP:http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/index.html.
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