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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

明けない夜はない(103)<天皇制廃止「そんなことは絶対にしません」?>

2022年01月30日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
 本日(1月29日)の「朝日新聞」
 共産党が、安全保障政策や天皇制に関する党綱領への疑問や天皇制に関する党綱領への疑問や批判に応えるリーフレットを作成した。
有権者に広がった「不安」を解消する狙いがある。
「あなたの『?』におこたえします」と題した資料では、
▲ 天皇制について「与党になったら天皇制は廃止?そんなことは絶対にしません」と明記した。(以下略)
 これは一体どういうことか。
 共産党と名乗らなくても天皇制に対して批判をもち、廃止すべきだと考えている人は多くいるのに、共産党は天皇制に屈服したのか。
 そもそも天皇制は、本来民主主義(主権在民)とは相いれない君主制である。
 共産党がこれに対し、与党になったら天皇制は絶対に廃止しません、などと言うのは、民主主義を否定することになる。
 それでも共産党といえるのだろうか。

 それでなくても最近、天皇家をめぐるゴタゴタから彼等がいかに人権無視の状態に置かれているかが明らかになっているのではないだろうか。
 だから彼等の中から精神的な病人は出るし、天皇家を飛びだしたいと考える人間も出るのである。
 これは人間として当然のことである。
 にもかかわらず、政府は皇室存続のために、皇族の拡大のようなことを考えている。
 まさに人身〇〇を今後も増やすようなものである。

 また、天皇制が戦後も残存しているから天皇主権の歌「君が代」が国歌とされ(1999年)、それ以降学校現場では「君が代」が強制されている。
 そして、それに従えない教師は処分され、クラス担任を外されたり、教壇に立たされなくなったり、解雇されたりしている。
 この間、どれだけ多くの教職員がこの問題で悩み苦しんできたことか。

 それでも、処分を恐れず、多くの教職員たちが再び戦前のような社会にならないために、弾圧に抗して闘ってきたのである。
 そしてその闘いは現在も続いている。

 それ以外にも天皇制に反対してきた人々はたくさんいる。
 そうした状況下で今回共産党はこんなことを言いだした。
 これは単に選挙で票を取るためか?
 そうだとすると、それはあまりにも情けない。

 これでは、天皇制に対し批判・反対し、民主主義を求めて闘う人々に対する裏切りではないか。
 また、自民党や公明党、維新などを喜ばせるだけではないか。
 さらに、非民主的な皇室に閉じ込められている人々をいつまでも閉じ込めておくだけではないか。
 彼等も「邯鄲(かんたん)の夢」から覚め、「窓」を開け、窓の外に出たいのである。
 共産党はリーフレットから、早急にこの文言を削除すべきである。

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 (お知らせ)
 〇 都教委包囲首都圏ネットワーク
 ★ 「2022年2・6総決起集会」
   ~改憲情勢下での教育の国家支配と闘おう!~

   講演:高嶋伸欣さん(琉球大学教授・横浜教科書裁判原告・五輪読本裁判原告)
   防衛省が8月に発行した『はじめての防衛白書』の批判もされています。
   演題:戦争へ向かう時代と教育現場での闘い
   他に、現場からの報告もあります。
   2022年2月6日(日)13:15開場 13:30開始
   東京しごとセンター・地下講堂

   (資料代:500円)

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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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