「通すな！！通信」（５）

＜転送歓迎＞（重複ご容赦）　
「教育基本法の改悪をとめよう！全国連絡会」、並びに「都教委包囲首都圏ネットワーク」の渡部（千葉高教組）です。

本日（１１月２８日）、全国連絡会の第９回目の「国会前集会」が開かれ、２８０人の参加がありました。
（同じ頃、日比谷野音で「平和フォ－ラム」の集会があり、そちらには３０００人が結集、集会後、国会に向けて請願デモが行われました。）

集会では次のような人々が話しました。
＜呼びかけ人の小森さん＞
　ここに来て改悪反対の声が上がり、全国各地でこれまでにない規模の集会が成功している。
　参議院段階での闘いを発展させるため、３点述べたい。
　　①自民党の復党問題をとりあげ、
　　　党利党略で、選挙のためだけに政治をやるような彼らに教育を語る資格はないことを宣伝しよう。
　　②「参議院で改悪したら大敗するぞ」ということを
　　　自民党や公明党の議員にファックス、葉書、メールなどで送りつけよう。
　　③「いじめ」などに見られる教育破壊をしてきたのは、
　　　「自由」の名のもとに格差拡大をし、人間の絆を奪ってきた文科省だ。彼らが生徒を苦しめているのだ。
　　　教育破壊の根源は文科省だ。このことを知らせよう。
＜共産党の吉井議員＞
　十分な審議もしないで、安倍首相の外遊（１２／９～１３）の前に可決しようとしている。国民が問題に気付く前に通そうとしている。これは議会制民主主義の破壊だ。
＜全国連絡会若手グループＳさん＞
　１２月３日、渋谷で若手でサウンドデモをやります。
　精神的に若い人もどうぞ。（ＨＰ「あんころ」参照）
＜ザキさんの「教育基本法改悪反対の歌」＞
　この時、警官が、「楽器を弾くのはダメだ」と言って規制してきた。
　「どこにそんな法律があるのだ」と聞くと、「道路交通法だ」という。
　「そんな馬鹿なことはない」　と言うと、「とにかく楽器はダメだ」と繰り返し、歌をやめさせようとしてきた。
　しかし、参加者の抗議・抵抗で、なんとか終了した。
　（今度警察が来たら、「路上ライブだ！」と言おう）
＜佐倉の市議のＫさん＞（仲間と参加）
　佐倉での学習会や宣伝活動、１２月議会に向けての取り組み。
＜神奈川のＳさん＞
　神奈川での署名活動などの取り組み。
＜中国科学院のトウヘイゲさん＞（小森さんの友人）
　「１１・１２全国集会」にも参加した。
　この闘いは素晴らしい。日本のためだけじゃなく、アジアのための闘いでもある。
　教育基本法を守ることは、子どもを守ること、未来を守ることだ。
＜全教の方＞
　議会傍聴と座り込みを続けている。明日は全国からやってくる。
　和歌山では１０００ヶ所でビラまき。大阪でも３２０の駅でビラまき。全国各地で運動が広がっている。
　世論も変えるのは問題というのが５５％になった。
＜キリスト教関係の出版社の方＞
　自民党の議員の発言に腹が立つ、「審議」といいながら、（寝ていても）「○○時間やればいい」と言う。それは審議でもなんでもない。
＜新社会党の方＞
　昨日から、新社会党は一週間の「国会前座り込み」に入った。安保闘争の時のようにみんなで闘って行きたい。
＜「リレーハンスト＆座り込み」のＦさん＞
　「リレーハンスト＆座り込み」を、１１月３０日（木）から再開します。
　国会前の闘いがいかに大きな力を発揮したかが、この間良く分かった。みんな、国会前に駆けつけて下さい。
　私たちは多数派だ。廃案に向けて頑張ろう。

　今回警察は、歌に（正確には楽器に）規制をしてきましたが、きっと上から言われたのでしょう。
　いかに彼ら（警察ではなく政府・与党）が追い込まれているかを物語るものだと思います。

いずれにせよ、
　１１月３０日には「「リレーハンスト＆座り込み」が再開。
　１２月３日には、全国連絡会の若手グループの「サウンドデモ」。
　１２月５日には、第１０回目になる「国会前集会」。「議面集会」も（？）
　１２月６日には、「ヒューマンチェーン」。
　また、北教組は１２月６、７、８日には、３００人規模で「国会前座り込み」。
　（同じく全国連絡会も１２月６、７、８日には、「国会前座り込み」）。　
　（この大事な時期に、日教組はどうした！！）

運動はさらに大きく発展する気運が出てきました。
「日の丸・君が代」法制化の時のようにはさせるな！
今度こそ、全国の仲間の力を結集し、廃案に！！

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