▲ 「慰安婦」「フーゾク」発言が命取り(ゲンダイネット)
日本維新の会の橋下徹共同代表(43)の慰安婦容認発言が物議を醸している。
13日午前、大阪市役所で記者団に対し、「銃弾が雨・嵐のごとく飛び交う中で、命を懸けて走っていく時に、猛者集団、精神的に高ぶっている集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度が必要なのは誰だって分かる」とブチまけたのだ。
夕方にも「軍の規律を維持するために当時は必要だった」と念押し。沖縄県の普天間飛行場を視察した際は、米軍幹部にフーゾクの活用を進言したと明かし、「そうしないと海兵隊の猛者の性的エネルギーをコントロールできない」と力説した。
早速、この発言は韓国や中国で速報され、批判を浴びている。国内でも、自民党幹部は「論外だ」と切り捨て、共産党の市田書記局長は「戦慄を覚えた」と話した。維新内部でも「自爆テロのように党を消滅させる気か」と非難の声が上がっている。
「政党トップとしての資質を疑わざるを得ません。支持率の低迷に悩む維新の会にとって、これは致命傷になる可能性があります」(ジャーナリスト・山田厚俊氏)
実際、維新の支持率低下は目を覆うばかりだ。
読売の最新調査では、参院選の投票先で、自民党の47%に対し、維新は8%。今年1月の16%から4カ月で半減した。フジテレビの調査でも、維新を選んだのは4%で、ジリ貧の民主党(5%)に抜かれた。
「自民党の補完勢力のように見られると、有権者の支持を得られない。だから、参院選では自民党との対決姿勢を強める方針でした。しかし、トップの性欲処理発言で、安倍首相の歴史認識との差は分かりづらくなり、余計に対立軸が見えない。何より、女性や若者はドン引きでしょう。これでは橋下共同代表が出馬しても、起死回生どころか、女性票が逃げかねない。参院選をどう戦えばいいのか……」(維新関係者)
橋下は11日の党会合で、「このままいけば、年内に消滅もあり得る」と危機感をあらわにしていた。どうやら、その予言が的中しそうだ。
『ゲンダイネット』(2013年5月14日)
http://gendai.net/articles/view/syakai/142352
日本維新の会の橋下徹共同代表(43)の慰安婦容認発言が物議を醸している。
13日午前、大阪市役所で記者団に対し、「銃弾が雨・嵐のごとく飛び交う中で、命を懸けて走っていく時に、猛者集団、精神的に高ぶっている集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度が必要なのは誰だって分かる」とブチまけたのだ。
夕方にも「軍の規律を維持するために当時は必要だった」と念押し。沖縄県の普天間飛行場を視察した際は、米軍幹部にフーゾクの活用を進言したと明かし、「そうしないと海兵隊の猛者の性的エネルギーをコントロールできない」と力説した。
早速、この発言は韓国や中国で速報され、批判を浴びている。国内でも、自民党幹部は「論外だ」と切り捨て、共産党の市田書記局長は「戦慄を覚えた」と話した。維新内部でも「自爆テロのように党を消滅させる気か」と非難の声が上がっている。
「政党トップとしての資質を疑わざるを得ません。支持率の低迷に悩む維新の会にとって、これは致命傷になる可能性があります」(ジャーナリスト・山田厚俊氏)
実際、維新の支持率低下は目を覆うばかりだ。
読売の最新調査では、参院選の投票先で、自民党の47%に対し、維新は8%。今年1月の16%から4カ月で半減した。フジテレビの調査でも、維新を選んだのは4%で、ジリ貧の民主党(5%)に抜かれた。
「自民党の補完勢力のように見られると、有権者の支持を得られない。だから、参院選では自民党との対決姿勢を強める方針でした。しかし、トップの性欲処理発言で、安倍首相の歴史認識との差は分かりづらくなり、余計に対立軸が見えない。何より、女性や若者はドン引きでしょう。これでは橋下共同代表が出馬しても、起死回生どころか、女性票が逃げかねない。参院選をどう戦えばいいのか……」(維新関係者)
橋下は11日の党会合で、「このままいけば、年内に消滅もあり得る」と危機感をあらわにしていた。どうやら、その予言が的中しそうだ。
『ゲンダイネット』(2013年5月14日)
http://gendai.net/articles/view/syakai/142352
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