パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「石原・都教委包囲、8・30包囲デモへ」(11)

2006年08月31日 | 平和憲法
<転送歓迎>(重複ご容赦)
「都教委包囲首都圏ネットワーク」の渡部(千葉高教組)です。

全国の仲間の皆さん!
「石原・都教委糾弾、8・30包囲デモ」は、
平日の午後にもかかわらず、400人の参加で成功しました。

包囲デモに先立ち、5台の宣伝カーで、都庁周辺を約2時間、街頭宣伝をやりました。
初めての経験ですが、成功しました。

前段集会では、三宅晶子さんが、今の日本社会の置かれている状況を憲法と照らし合わせながら、語ってくれました。

デモには、石原に抗議するために、フランス語で(フランス語も馬鹿にしたので)、
「Quittes Ishihara ! Arrogant et Irresponsable」
  (傲慢で無責任な石原はやめろ!)

と書いた横断幕を用意しました。

すると、都庁の近くでそれを見たフランス人2人がデモに加わってきました。

都教委が入っている都庁第二庁舎の包囲はデモ隊と包囲隊、さらに5台の宣伝カーも呼応し、うまくいきました。
 「都教委を包囲するぞー!」
 「都教委を包囲したぞー!」

というシュプレヒコールが、都庁周辺に響き渡りました。
(公安も含め、都庁周辺は多くの人だかりでした)
その後、包囲隊もデモに加わり、新宿の繁華街を市民に訴えながらデモをしました。
その間、宣伝カー5台はデモ隊の後ろ、脇、前を走りながら、市民に訴えました。
「長春旅行団」という名札をつけたバスからは、中国人が手を振ってくれました。
幟や横断幕などの漢字で、何のデモか分かったのだと思います。

デモ終了後の集会(150人の参加)では、大内さんのミニ講演、『教育基本法阻止へ向けて』が行われました。

その中で大内さんは、東京における「日の丸・君が代」強制反対闘争と教育基本法改悪反対闘争が極めて密接に結びついていること、
教育基本法改悪は「国家戦略としての教育改革」であることが、
①教員免許更新制への動き
 (国家の教育政策に反対する教員を排除する)、
②全国学力テストの動き
 (全国的、地域的な格差拡大、階層の固定化)
となって現れていることを、
かつての愛媛での学力テストの実態などを紹介しながら、具体的に明らかにしてくれました。

また、急遽駆けつけてくれた小森さんは、
教育基本法改悪の狙いが、10条にある「教育は・・・国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきものである」という部分をカットすることによって、
直接に生徒や保護者に責任を負う教員ではなく、なんでも上を見て判断する教員作りを目指しており、教員に対し、上意下達の公務員(役人)になりさがれというものだ、
と指摘しました。

そして二人とも、このような政策を進めるために、反対勢力(自治労や日教組、全教)をつぶそうとしていると強調されました。

また、秋の教育基本法改悪反対闘争が日本の教育と社会の未来にとって、極めて重要であることを強調されました。

その後、
 ・「予防訴訟」原告団。
 ・被解雇者の方。
 ・3ヶ月停職の根津さん。
 ・解雇の増田さん。
 ・元板橋高校の藤田さん。
 ・杉並教組の教員。
 ・足立区の教員。
 ・共謀罪反対運動の方。
 ・国労の方。
 ・全国各地(香川、兵庫、三重、千葉、神奈川)の方々。

などが次々と発言し、内容のある集会となりました。

終了後の飲み会も盛り上がりました。

私たちは、今回の包囲デモを、秋の闘いへの第一弾!として位置づけてきましたが、
その目的は、宣伝カーによる街宣、デモ、都庁包囲、そして夜の集会により、しっかりと達成できたと思います。

全国の仲間の皆さん!
秋の闘いに向けて、勇躍前進しましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
<教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会>
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<都教委包囲首都圏ネットワーク>
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