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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

処分撤回を求めて(276)

2013年09月12日 | 日の丸・君が代関連ニュース
東京・全国の仲間の皆さんへ。
(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

 ◆ 再発防止研修抗議行動報告/都障労組最高裁判決
 ◆ 都教職員研修センター前で「再発防止研修反対」「イジメ研修やめろ」の声
 秋の気配を感じる本日早朝9時、水道橋の東京都教職員センター前に都立O高校のYMさんの「服務事故再発防止研修」に抗議し、該当者を激励する行動に仲間たちが集まってきました。
 YMさんは、本年4月の入学式で新1年生の担任の席で「君が代」を起立・斉唱せず、初めての処分(戒告処分)を受けたのでした。処分取り消しを求めて人事委員会に不服審査請求をして、被処分者の会に加わったのでした。そのYMさんと思いを共有しながら、「再発防止研修反対!」「イジメ研修やめろ!」と研修センター前で声をあげました。
 ◆ 物理的精神的圧迫で「思想改造」を強要する「イジメ研修」
 この再発防止研修は、2回目のセンター研修で、個別研修として被処分者1名を研修センター課長級職員、校長ら5名が取り囲み、「服務指導」と称して「教育公務員は職務命令に従うのがルールだ」などと「反省」を強要するものです。そもそも自らの信念で不服従を貫いき処分された不当にも教員がその信念を放棄しない限り「反省」などできるはずがありません。まさに「思想改造」を強要する研修なのです。
 最高裁が「違法」として取り消した30件もの減給・停職処分を行ってきた都教委こそ反省して謝罪すべきなのです。「違法行為」を行った責任がある都教育委員と関係教育庁職員こそ「最高裁判決に関する研修」を受けるべきではないでしょうか。
 ◆ 「仲間の支えが不当な研修に負けない勇気を与える」
 ある該当者は次のように述べています。

 「再発防止研修を終えた今、改めて自分の信念をまげないで良かったと感じている。多くの仲間に支えられていたからこそ、恐ろしい研修にも勇気をもって耐えることができたのだと思う。いつもご支援、ありがとうございます。」
 該当者支援の取り組みが大切なのだと思います。本日の行動には、最初の集会に45名以上の参加、後半の集会だけに参加した人も含めれば、50名以上の参加がありました。ご支援に感謝いたします。
 ◆ 9月の最高裁判決終了 後続訴訟で闘いを継続
 なお、午後は都障労組の最高裁判決(上告人3名)を傍聴しました。この判決は、9月の5件の最高裁判決の最後の判決でしたが、これまでの最高裁判決の枠組みを出ることなく、本件上告を棄却し、、「職務命令は憲法19条に違反しない」というものでした。判決文は僅か2頁で、裁判官の補足意見はありませんでした。なお、戒告処分(2名)容認、2件・1名の減給処分取り消し、は既に確定しています。
 2011年5月~7月、2012年1月~2月に続く第3波の最高裁判決で「君が代」訴訟の決着をつけたい、との最高裁の意志を感じます。10・23通達発出から10年経ちましたが、私たちは、地裁係属中の東京「君が代」裁判三次訴訟(原告50名)など後続訴訟で違憲判断と全ての処分取り消しを勝ち取るまで粘り強く闘いを継続します。今後も絶大なるご支援を。
 ★ 来週も再発防止研修抗議行動があります!
 9月17日(火)TNさん
(都立I特別支援学校)

  場所:都教職員研修センター前
  (JR水道橋東口、都営水道橋、都立工芸高校隣)
  時間:9時集合・行動開始→この時間に来てください。
     9時20分該当者(受講者)入場、激励行動
     11時30分頃(予定)研修終了後、該当者激励行動 
 *呼びかけ:被処分者の会

 ★ 「授業してたのに処分」事件第7回口頭弁論
   *福嶋さん(元福生高校)は2005年9月の再発防止研修の日程変更を認められず授業をしていて減給6月の重い処分!
 9月26日(木)

  9時30分傍聴希望者集合(抽選なし、先着順)
  10時分開廷 東京地裁527号法廷 (定員42名)
 ●福嶋さんは、二次訴訟でこの再発防止研修の根拠となった不起立による減給1月の処分は取り消されています。
 ★ 東京「君が代」裁判三次訴訟
   (東京地裁民事11部、07・08・09年処分取消請求、原告50名)
 10月11日(金)第14回口頭弁論

  14時40分傍聴整理券配付〆切(予定) 
  15時開廷  東京地裁527号(定員42名)

 <東京地裁・高裁への行き方> 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。

被処分者の会HPに<速報>9・6最高裁判決全文、声明文掲載。
10・19集会チラシ、判決文、各種声明文、行動予定、資料等入手可能。
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「日の丸・君が代」処分取消訴訟原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160-0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
被処分者の会HP↓(9月9日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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