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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

処分撤回を求めて(180)

2011年04月30日 | 日の丸・君が代関連ニュース
東京・全国の仲間の皆さんへ。(転送・転載歓迎。重複はご容赦下さい。一部報道関係者にも送信しています。)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

 ◆ 再雇用拒否撤回二次訴訟報告、
   5・3憲法集会へ!


 ◆ 『再雇用拒否撤回を求める第2次訴訟』第7回弁論報告

 4月25日、再雇用拒否撤回を求める第2次訴訟第7回弁論が行われました。弁護士の陳述の後、私近藤を含む原告3名の陳述がありました。100名の法廷はほぼ満席となりました。ご支援に感謝します。
 ●弁護士陳述
  1、国旗・国歌の一律強制には法的根拠がない。
  2、10・23通達などの一連の仕組みは、学習指導要領に基づくものではない。
 ●原告陳述 Aさん、近藤徹、Tさん
 私たちは毎回原告が個人の準備書面を作って法廷で陳述しています。今回の3名の陳述では、戦争をくぐりぬけて来た父親に向かい合いつつそれぞれが自分自身の考え方や信念を育て、今回の10.23通達による「日の丸」「君が代」強制にどのように臨んだかを述べました。
 原告Tさんは陳述の最後に次のように述べました。
 「戒告処分、再発防止研修に加えて、嘱託採用拒否という三重のペナルティーを課され、都立高校で引き続き教えたいという希望が砕かれました。
 学校は、説明と納得・合意に基づく理性的対応が重んじられるべき場です。教員への問答無用の命令・脅し・処分の横行を許せば、生徒がのびのびと学び、考える教育が行えるはずもなく、多様な意見が許容され、自由に交流することによって進歩する民主的な社会を実現することはできません。教育の場で、自分の思想・良心に従って黙って座っているという最小限の行動が処罰され、それを唯一の理由として、年金支給までの生活保障としての再雇用まで拒否されるのであれば、憲法の規定はどういう意味を持つのでしょうか。
 裁判長、司法の良心にかけて、都教委による再雇用拒否が違憲・違法であることを認める判断を是非お願い致します。」
 ■ 「生かそう憲法、輝け9条 5・3憲法集会」に参加しよう!
 5月3日の憲法記念日が近付いて来ました。
 東日本大震災で塗炭の苦しみのあえいでいる被災者、福島第1原発事故の放射能汚染による重大事態、震災を理由とした増税への動き、雇用・暮らし・いのちの危機、沖縄への米軍基地押し付けの動き。未曾有の生活・平和・いのちの危機が同時進行しています。
 「未曾有の危機」だからこそ憲法を生かす時です。憲法25条の生活権の保障と憲法9条の「不戦の誓い」が輝きを増しています。
 私たちが闘っている学校現場での「日の丸・君が代」に反対する裁判は、憲法19条の「思想・良心の自由」を守る闘いです。
 5・3憲法集会を成功させ、草の根から憲法改悪反対の運動を広げましょう!

 ★☆生かそう憲法、輝け9条 5・3憲法集会&銀座パレード☆★
  5月3日(日)
日比谷公会堂

         11時入場券配布
         13時30分開会(12時30分開場)
         15時30分銀座パレード
   ●スピーチ 
    三宅晶子さん(千葉大教授)
    伊藤千尋さん(ジャーナリスト)
    福島みずほさん(社民党党首)
    志位和夫さん(日本共産党委員長)


 下記HPで行動予定、裁判資料、声明文、3・10高裁判決全文などが入手可能。10・23通達関連処分者数一覧表、同関連裁判進行状況を更新しました。
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「日の丸・君が代」処分取消訴訟原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
被処分者の会HP↓(4月18日新規更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス
可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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