パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

第11回「日の丸・君が代」問題等 全国学習・交流集会

2021年07月12日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 緊急事態宣言下でも、収容人数を半分に制限(207人のところ103人まで)して、実施します。
 入館の際には、マスクの着用・検温・手指の消毒など会館の指示に従って下さい。
 人数制限があるので、開会前に「整理券」を発行します。
 本集会は全編リアルタイムでYouTube中継しますので、下記URLで見ることが出来ます。
 ※ 第11回「日の丸・君が代」問題等 全国学習・交流集会 https://youtu.be/Wj_YZffXgzg
 入場制限が心配な方は、上記URLによるリモート視聴をご活用下さい
 集会資料も、ダウンロード可能になります。
 来場される方の資料代は500円ですが、リモートの方も活動維持のために500円のご協力をいただけるとありがたいです。振込口座は下記の通りです。
 【郵便振替口座】00110-5-449424「全国学習・交流集会」

 <日時> 7月18日(日)10:30~17:00
 <場所> 日比谷図書文化館コンベンションホール

 <講演> 岡田正則さん(早大大学院法務研究科教授)
   「日の丸・君が代訴訟」とこれからの日本の政治文化
   ~学術会議会員任命拒否問題を含めて
  ◎集会後銀座デモ

  ◎文科省交渉 7月19日(月)10:00~衆議院第2議員会館
                       9:30~ 玄関で通行証配布

 <主催:集会名の実行委員会>
 <連絡先>090-7015-3344(永井)
 <発言> 東京・大阪を含め全国から


◎ コロナ下で進行する学問と教育の国家支配はゴメンだ!

 〈ICT教育は教育のあり方を歪める〉

 世界で1億人を超えるコロナパンデミックの社会は新自由主義経済の破綻を加速し、格差を拡大した。日本もその例外ではない。政府がすべきは感染防止施策と貧困者の生活救済であるにもかかわらずそれはせず、緊急事態宣言を発するなど、ドサクサにまぎれて権力を濫用し、人々に同調圧力を加えた。
 教育においてもオンライン授業を契機に、ICT教育を大きく位置付けた。中教審は1月26日に「『令和』の日本型教育」を答申して「GIGAスクール構想」で児童生徒に一人一台のタブレット配布や「STEAM教育」による理数教科優先の方向を打ち出した。しかし、ICT教育が謳う「個別最適化」の教育とは、差別選別・格差を積極的に肯定するものであり、コロナ禍に便乗したグローバル教育産業の参入は、公教育のあり方を根本から歪めようとするものである。今、学校に必要なのは、タブレットよりも小学校から高校までの少人数学級の実現である。
〈「日の丸・君が代」の闘いをさらに〉

 私たちはこれまで「日の丸・君が代」の強制と処分に対して全国各地で訴訟を含めて闘ってきた。1999年国旗国歌法によって強制と処分は全国に広がり、東京では2003年に都教委が「10・23通達」を発出し「起立・斉唱(伴奏)」の職務命令違反での処分を始めた。大阪では2012年に「同一の職務命令違反(不起立)3回で免職」を謳った職員基本条例を制定して処分に突っ走った。この結果、20年で教育現場には上意下達の体制がつくり上げられ、教育内容への規制が強化された。教育行政が「日の丸・君が代」を支配のツールとして使うことによって、自由であるはずの教育が破壊されてきたのである。
 そのような中でも、「あきらめない闘い」は続いている。東京では、本年2月には河原井・根津09年停職6月処分事件の逆転勝訴控訴審判決が最高裁で確定した。3月には累積加重処分が取消しとなった現職教員に都教委が強行した「再処分」と14年以降の新たな処分の取消しを求める「5次訴訟」が提訴された。大阪では、行為ではなく思想を裁いた「再任用拒否裁判」が控訴審にかかり、昨年末には新たに「『君が代』調教NO!」裁判が提訴された。子どもの人権と教育の自由を護るために、あきらめるわけにはいかない。
 〈学術会議問題、オリパラ教育、セアート勧告等は新たな教育課題〉

 政府による、学術会議の6人に対する任命拒否の問題は、学問の自由を否定し学問や研究を国家の支配下に置こうとするものである。その広い裾野に教育分野があり、学術会議の支配は教育支配の延長線上にあると言える。学術会議の独立を支持し、国家支配に反対するものである。
 東京の「オリンピック・パラリンピック教育」は、五輪憲章の理念を離れた政治教育になり果てている。森喜朗会長の女性蔑視発言による組織委員会会長交代劇に見られるように、開催主体の人権意識が国際社会の常識とかけ離れている。「君が代」処分に関する「セアート勧告」や自由権規約委員会「リストオブイシュ―」という国際社会の見解を無視する都教委には、オリンピックを開催する資格はもちろん、オリパラ教育をする資格もない。
 今次、全国集会では多くの教育課題が山積している。全国から集い、全国の課題を共有し、全国で闘いの声をあげよう。
 ■当日はユーチューブ参加もできます。アドレスはhttps://youtu.be/Wj_YZffXgzg 後日の閲覧も可です。
       -----------------------------------
                集会への賛同をお願いします
 【賛同金】〈個人〉1,000円 〈団体〉2,000円
 【郵便振替】 00110-5-449424 〈加入者名〉全国学習・交流集会
 〈お名前または団体名〉(              )
 〈連絡先〉住所:                   TEL:
      メール:
 〈賛同金〉(  )口(     )円   〈公表〉可・不可

コメント    この記事についてブログを書く
« 根津公子の都教委傍聴記(202... | トップ | 差別や格差は社会的な分断支... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日の丸・君が代関連ニュース」カテゴリの最新記事