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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

弁論再開を求める緊急要請

2008年06月12日 | 平和憲法
  < 田畑裁判控訴審 >
 ◎ 弁論再開を求める要請の呼びかけ


【緊急要請】


 田畑裁判第二次訴訟控訴審第一回で裁判長は、結審の宣告をし、判決日を申し渡すという暴挙を行いました。
 かねて申し出てあった田畑さんの意見陳述は許可されず、そんなに陳述したいならA4一枚に書いて提出せよとのことで、それのみが許可され、田畑さんが朗読。
 その後、裁判長は当方が申請した証人5人(その中には校長の虚偽を証明できる学年主任を含む)の申請を却下し、続いて結審の宣告をしょうとしたので、すかさず当方の代理人が忌避を申し立てました。
 しかし、裁判長は耳を貸さず、結審と判決日(6/30)を述べ、(忌避について)「却下します。」と言い放ち、傍聴席から「それでも裁判官か!」「裁判してくれ!」「恥知らず!」「悪い者の味方をするのか!」等の罵声を浴びせかけられて退廷しました。
 残る道は「弁論再開の申し立て」しかなく、6月5日、学年主任の陳述書を添え、申し立てを行いました。
 つきましては、早急に裁判所へみなさまからの要請書を裁判所に届けたく、用紙を同封しましたので、ご協力くださるようお願い申し上げます。
 これが通るのは至難の業だそうですが、最後まで闘いたいと思います。
 FAXか郵送でお送りください。

 2008.6.8.
田畑先生の再雇用拒否の真相を究明する会


平成20(ネ)第1489号 慰謝料等請求事件
田畑先生再雇用拒否事件に関する
中神校長の期待権侵害等事件に弁論再開を求める要請書


東京高等裁判所第15民事部
   藤村 啓 裁判長様
   佐藤陽一 裁判官様
   大浜寿美 裁判官様

 貴裁判所におかれましては、正義の実現のため、日々尽力されていることと拝察いたします。
 さて、2008年5月28日、第1回の控訴審で、貴裁判所は忌避を即座に却下し、不当にも結審の宣告を行い、判決日(6/30)を申し渡しました。
 第一審に於いては、中神校長の虚偽を明確に示す多くの証拠、特に千川中学校同僚4名、教え子4名、計8名の陳述書がありました。
 しかし、第一審の裁判官は何の根拠も示さずそれらを黙殺し、裏付けの全くない校長の証言を採用しました。これは誠に不可解なことです。控訴人と8名の陳述者はウソつき扱いされたことになり、絶対に承服できません。
 その上、どちらが筋が通っているかという点から見ても、初めから一貫している控訴人の主張と、多くの事柄についてクルクルと変わり前言をひるがえしたりする被控訴人との違いは、歴然としています。
 また、所属の教員を陥れる行為を校長がするはずはないという「常識」に惑わされないようお願いしたいと思います。
 控訴人も当初は、校長がこんな虚偽報告をしていたとは及びもつかず、先行訴訟の審理の中で、東京都教育庁選考課長の尋問により「推薦書の評定がほとんどC(劣)・健康状況悪い」と記入されていたことを知り、呆然とした次第でした。
 いくら特定の教員の存在が気に入らなくても、虚偽理由をつけて職を奪うようなことは、普通の人間ならできません。でも、それができる人もいるのです。
 専制君主のようだった被控訴人にとって、控訴人は邪魔な存在でした。被控訴人の行為の動機は、「報復・見せしめ・自分が危うくなるという危機感・組合つぶし・教育委員会への忠誠等」であったことは確実です。
 この度、貴裁判所が審理を行わず、証人申請を却下し、第一回で結審したことは、貴裁判所自ら三審制を否定し、国民の裁判を受ける権利をおろそかにした暴挙といっていいでしょう。1人の人間の生殺与奪を握る裁判所は、もっと慎重であって欲しいと願います。
 最後のお願いとして、田畑さんと4年間千川中学校で学年を同じくした同僚であり、かつ学年全体を率いた学年主任の手になる有力な証拠を添え、弁論再開の申し立ての要請を致します。是非ご許可くださいますよう、心からお願い申し上げます。
以上
2008年6月  日

 住所
 氏名

 ひとこと


★送付先 〒176-0006 東京都練馬区栄町39-14 田畑先生の再雇用拒否の真相を究明する会
★締め切り…大至急お願いします  TEL・FAX 03(3991)3727

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