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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

藤田の日記

2008年08月25日 | 藤田の部屋
 <板橋高校卒業式>君が代強制反対に刑事罰の非常識!?
  ☆☆ 憲法に忠実な判断を求めて、最高裁に上告!


 『藤田の日記』 (「留置代」、「カルト」)


「雲の中に聳える」 《撮影:佐久間市太郎(北海道白糠定、札幌南定、数学科教員)》

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2008/03/06(木)     留置代
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 富山の弁護士は、第1回の初公判が始まる前、法廷の中で被告とされたY氏に対して、「被害者へお金を払ったから、裁判の中で余計なことを言わないでください」と言った。 Y氏が最初の接見でその弁護士に「やっていない」と言ったにもかかわらずである。
 これが何とも酷い国選弁護人のやり口であった。 法曹三者はグルではないかと厳しく批判される所以である。 地方では法曹三者は宴席をともにしていると聞く。
 アメリカの要求で法科大学院が作られ、高い授業料を払える層から大量の弁護士が輩出されようとしている。 それを法テラスが抱え込み、国選の選任権は法務省が握る。
 ややこやしいことを言う弁護士は追放されていく。 裁判官の指示・決定に従わない時は、裁判所は別の弁護士に摩り替える権限を持つ。 制裁として過料を掛け得る。 さらには懲戒請求をする。 抵抗する弁護士は根絶やしにしていくというのがこの間の状況である。

 狙われたのは安田弁護士である。 強制執行妨害とやらの罪状を付けられ約10ヶ月の拘留、まさに異様としか言いようがない。 見せしめである。 ラジカル=根源的に国家の方針に逆らう者は弁護士であろうとこうなるよという見せしめである。
 流石に一審は無罪としたが、東京高裁は50万円の罰金とした。 判事=検察官である。
 10ヶ月いたから罰金はちゃらにするという。 これも変な話だ。 10ヶ月捕まえてたことを正当化するためだけの有罪判決ということなのであろう。
 麻原と同じ房に入れられたとか。 一日、2000円弱の留置料金なりや。
  (2008,5,3、記)

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2008/03/07(金)     カルト
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 統制ということが、権力の最大の眼目である。 異議を唱える者は左だろうと右であろうと弾圧する。 その利用価値において対処の仕方の強弱はあるにしても。 要するにこっちの意図に黙って従えということだ。
 或いはそのために有効なれば昨日の敵とも手を結ぶ。 なかなかに権力はしたたかであり、巧妙であり老獪であるのは言うまでもない。 知恵者である。
 上意下達の中で役人は命令に従うのみならず上の意図に先んじて跳ね回る。 保身と出世のためである。
 都教委がカルト集団と化したのにはこの道理がある。 上がアホな強制を目指したら役人どもが誉められたくてか跳ね回った。
 指導部長は何に脅えたのか、自らの執務室の壁に日の丸を貼り付けるまでに至った。 こうなると漫画である。 挙句、職員会議の採決禁止などという都教委教団の究極的通達まで出すに至った。 カルトと言われる所以である。
 今回の長野の聖火リレーとかでは、権力はその火を賞揚する者を権力の担い手とすべく指令を発した。 警察官は中国人の集団を優先・保護しその暴力的行為に関しては見てみぬ振りをした。 公平に常識的に対処するのではなく一方に極端に傾斜してしまうのである。 咄嗟の判断が要請される場面でも、中国人集団の行動を制約出来ない。 情けないことである。
 役人・警察官は常に権力の駒である。 ある時ある部分では民衆を保護し、次の瞬間には民衆を弾圧する。 権力の意のままに動くのである。 マスコミの大部分がこれに同調していくから始末に悪い。
 60数年前まで八紘一宇を掲げていた国である。 その全体主義的体質からの脱却はなかなか至難である。
  (5,3、記)

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