◆ 「教員の負担を軽減」「教育の質の向上」を都教委は言うけれど (レイバーネット日本)
3月まで、新年度に向けて次々に打ち出される施策等々。新規採用教員受験倍率が一向に上がらない深刻な東京の学校現場。しかし、受験倍率が上がらないのはなぜかが、都教委の事務方にも教育委員にも全く理解できていないのではないかと思わざるを得ない。
都教委が学校の支配管理を止め、各学校に職員会議の議決権(=自治権)を . . . 本文を読む
◆ 相次いだ中学生の自殺が示すもの (リベルテ54号から)
神代洋一(明星大学・元児童館職員 NPO東京少年少女センター理事長)
つかれたという言葉は その人を疲れさせ
もうだめだという気持ちは その人をだめにする
瞬間だけに生き その余韻に満足することは 停滞の始まりである
崩れた温かみで 心を埋め尽くすな(後略)
艱難辛苦に挑む 気迫あふれる 少年少女だけが
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東京都練馬区立図書館の民託化問題で昨年末12月19日と26日に構えられた2時間の時限ストライキに大きな注目と支援が寄せられた。NHKなど多数のメディアが相次いでストを好意的に報じたのは、ストを構えたのが全員女性の「練馬区立図書館専門員労組」(自治労加盟、57人)という非常勤の労働者であり、自らの雇用問題と同時に何よりも本を愛し公立直営図書館を守ろうとする訴えだったから-。
◆ 練馬区の非正規司 . . . 本文を読む
▲ 国連人権機関の勧告に強硬姿勢で臨む日本政府 (出版労連 教科書レポート)
-子どもの権利条約第4・5回政府報告で教科書検定制度とその実態を正当化-
▲ 拒否と開き直りの政府報告
本誌前号で、国連人権理事会特別報告で、デヴィッド・ケイ特別報告者が日本の教科書検定制度の問題点を指摘し、是正を勧告したことを報告した。その後、昨2017年6月、日本政府は子どもの権利条約第4・5回報告(以 . . . 本文を読む
◆ <情報> 都教委による指導要領超えの性教育容認の「手引き」作成は
VS都教委裁判勝訴の成果!
皆さま 高嶋伸欣です
1 困難な状況下で児童生徒により良い学習の機会の創出に取り組んでいる学校現場に対して、自民党・安倍政権下の全国各地ではいまだに「学習指導要領を超えた内容を扱うのは不当だ!」と騒ぎ立てる地方議員や『産経』記者が跋扈している状況にあります。
2 そうした時 . . . 本文を読む
◆ 「毒砂」 (東京新聞【本音のコラム】)
鎌田 慧(かまたさとし・ルポライター)
見知らぬ女性から一冊の本が送られてきた。なにげなく読みだして止まらなくなった。
百四十ページほどの手記なのだが、著者は送り主の弟で、一年半前、死後数日たった遺体で発見されていた。
タイトルは「毒砂」。
著者の安西宏之さんは福島県庁に勤めていたが、原発事故後、定年を前に早期退職、自費で放射線測定器を購入、 . . . 本文を読む