今日は日曜日だというのに早起きして7時半には家を出て上野毛教会に出かけた。上野毛教会は今日は創立60周年と、ベルナルド神父様の叙階60周年のお祝いに、明日がカルメル山の聖母の祭日でその前日の日曜日ということでお祝いが重なり、ミサ後にはスカプラリオの授与式もあるということで、気が向いて出かけてみることにしたわけだ。
しかし、しばらく行っていなかったので、どのくらい時間をみたらよいかよくわからず早めに出かけたところ、予想以上に早くついてしまった。地図で見れば世田谷区と杉並区は近いはずなのに、実際には交通機関を4回乗り換えてやっとたどり着くのだから、やっぱり早めに家を出ておかないと心配なのだ。
2年以上はご無沙汰していた間に東急の上野毛駅の様子も、カトリック上野毛教会のほうもかなり様変わりしていて驚いた。人もだいぶ変わったような気がする。今の上野毛教会は何か活気を感じるし、よい感じが伝わってくる。
ミサの主司式は現管区長の九里師で、そのまわりにカルメル会の司祭がずらっと並んで、なかなか壮観だった。それだけ上野毛教会が大きくなっているということだろう。確かに人も増え、建物も増築の予定だとかで、昔初めてこの教会に来たころを思い出すと大変な大変化だ。
ミサが終わり、お祝いの食卓でおなかもふくらんだころ、ちょうど聖堂でのスカプラリオの授与式の始まる時間になったのでそちらに移動だ。実を言うとカルメル会の「カルメル山の聖母のスカプラリオ」について、今日初めて詳しいことを知ったという情けない信者なのだが、帰りに四ツ谷によって聖三木図書館でそこで働いている知人に実物を見せても彼女も初めて見たと言っていた。このスカプラリオをいただいて身につけることは、カルメル会とのご縁につながるということのようだ。
そうと知ると何か責任を感じてしまう。これはいい加減なことはできないと思ったものだ。あ、中川師とも今度ちゃんと仲直りしておかなくちゃ。今日のスカプラリオの祝福も授与も中川神父様だった。そうだ、しばらくフランシスコ会のほうに逃げて、このあいだまで知らん顔をしていた当方だ。ちょっとこれは申し訳ない。
それはとにかく、明日はもう一度早起きして上野毛の朝の「カルメル山の聖母の祭日のミサ」にいくつもりでいる。実はカルメルの聖母のための賛美、聖歌がきれいだったのでもう一度聞きたい。自分で歌うのは止めてもやはり聖歌は祈りに近づくよい道だと思う。そして、ほかの曲と違ってカルメルの聖母の賛歌は上野毛でないと聞けないのだ。