これは予想外

2012-07-17 17:23:05 | インポート
なんかねえ、今度千駄木の大学病院では整形外科は手術が必要とか、大きい問題の患者以外は紹介状をだすから通いやすい別の診療機関に行くようにって通達が出たんですって。

こんばんは~、マリーで~す。今日はちょっと始まりを変えてみたのよ。

うちのおばはんも仕方がないから今度からは歩いていける距離にある荻窪病院はどうかなって思ってるのね。それで今日は皮膚科のついでに整形外科にも行って、今度の病院に提出するおばはんの今の病状とか、どんな治療投薬を受けているかの説明や、最新のレントゲン写真をCDに焼いたものなんかと一緒に紹介状をだしてもらったんだわさ。

ところがねえ、実はあの人も今日まで正式に今の病状とか病名を聞いていなかったの。何しろ若いときから一日机に向かう仕事がほとんどだったから、坐骨神経痛には何十年も悩まされていたし、血管が細くて血の巡りがわるいために起こっている神経痛だっていわれてたのよ。だから痛み止めのノイロトロピンとメチコバールに塗り薬だけで今日まできたの。

だけどここ二、三年は、腰は痛いし、足はしびれるし、ひざは素人考えでもどうみてもこれは加齢からきたひざの関節症だと思ってたの。腰や背中の痛みと朝起きようとしても全然体のバネが利かなくて何かに掴まらないと起きられなくなってるのや、足首の痛みも原因が加齢なのは自分でもわかってたらしいわよ。それでもただ痛み止めを多めに飲んでごまかしてたわけよ。

だけど、今日はすごく久しぶりに腰のレントゲンを取っての結果がなんと、腰の管狭窄症ってはっきりわかってかなりのショックだったみたい。まだ腰の痛みと足の痺れや歩きづらさくらいだから重症ではないと思うけど、この病気ってひどくなるといずれは手術しか手がないんじゃないの。知り合いがこの病気で手術したの。

背中や腰の痛みの原因が変形性の腰椎症に、腰部管狭窄症ってことになると、ただ歩いたり運動したりで体重を減らすくらいではどうにもならないのもわかったし、進行させないようにするにはどうしたらいいのかお医者さんに聞かなくちゃならないから来週の初めにでも荻窪病院にいくつもりらしいわ。

要はあの人も体はおばあさんの仲間入りをしたってわけだわさ。還暦を過ぎてもなかなか白髪が増えないし、見かけは十歳は若く見えるけど、ちゃんと中身は年齢相応に年をとってるのよねえ。人間て大変よねえ。だけどあの人ったらさ、年をとって経験をたくさん重ねないとわかってこないこともたくさんあるんだから、年をとるのも悪くないんだって言うのよ。半分負け惜しみで半分本気みたい。

とにかく、あのウォーキングストックを買ったのだけは正解だったってことじゃないの。今日の結果から見ると今のあの人に杖は必要なんだもん。ほんとに足腰はガタガタなのよね。だからここ一、二年転びやすくなっちゃってるし、階段の上り下りが大変なんだわ。あの人を見た目だけで判断すると大間違い。あの診断書も見せて差し上げたいわよ。みっともないからって嫌がるかもしれないけどさ、これから先、ちゃんと実状がわからないとあの人もなにかと困ることだって起こると思うわよ。

今だって知らない人は、杖ないとあるけないの?とか、うちのおばはんが本当に足腰が悪いのをわかってないもの。痛み止めを飲んで長年カバーしてたんだもんね。これからはあの人の人生も次の新しいステップに入るってことじゃないの。よくわかんないけどさ、今までと同じではいられない時期にきたんだと思うな。みんな誰だってそうなんじゃないの?いつまでもおなじってわけにはいかないのよね。

まあ、そんなとこで今日の話はおしまい。ほんじゃまたね。