Peace!!のブログ

岐阜県富加町の古い家で、小さな店をしていました。暮らしや、ご飯について、政治について思うことなど。

つっかけの母(イベントのお知らせ)

2008-03-17 21:00:14 | インポート
お店がすごく忙しい日でなかったら、母には夕方落ちついた頃先に帰ってもらっています。
1日ムスメにこき使われて、ひどく疲れていると思うので。
(それなので、夕方いらっしゃったお客様には、仕込みでエプロンを粉だらけにした私のお給仕で、我慢していただかなくてはならない場合があります

で、今日も5時ぐらいに母が先に帰ったのですが、夜戸締りをしようとしたら足元に母の靴が!ちゃんと、私のスニーカーもあります。
一瞬訳がわからなかったのですが、どうやらハーブが足りなくて摘みに行ったりするための「つっかけ」で帰ったのでした。
「つっかけ」というのは公用語でしょうか?年配の女性が、「ちょっとそこまで」という時に気軽に履く感じのサンダルです。うちのはまあ、ダサい健康サンダルですけど。
夜、晩ご飯の前に「母さん、今日何を履いて帰ったの?」とからかうと、顔をビックリするくらい赤くして「そうなんやてー」と顔を隠していました。こういうところが、なかなか可愛い。



今、Peace!!の表にある空き地の紅梅が、見頃です。





お知らせ!

今度の20日は春分の日ですが、Peace!!は祝祭日でも水曜木曜、いつもどおりお休みしますので、よろしくお願いします。



Peace!!で読み聞かせの会をやります!


3月31日(月)PM2:00から、「お琴と童話の会」をひらきます。
クリスマスコンサートで、お琴を演奏してくださった関戸先生が、童話を語りながら効果音をお琴で出すという、面白そうな企画です。

じつは、うちの母も絵本の読み聞かせで参加します。なかなか上手です。

この会では、いらっしゃったお子様に、お琴を触っていただくこともできるそうです。大人でも、なかなか和楽器とふれあう事なんてできないので良い企画だと思います。
というか、主催者側(私たち)は企画段階で「これは素晴らしい!」を連発しておりました。


童話の会のあと、お茶とおやつをお出しします。(大人1000yen  小人800yen)
予約制で、30名様までです。詳しくはPeace!!まで







パプアニューギニア

2008-03-15 21:45:57 | インポート
ごめんなさい唐突なタイトルで。
今、テレビでパプアニューギニアの男の子の話をやってたので。
何とか族(もう忘れちゃった)では、成人の儀式で、胸の辺りに刺青を入れなくちゃいけないのだそうです。
その方法がもの凄く痛そうで、もし私だったら「大人になれなくていいから儀式には出たくないよ」と言いたくなりそう。
でも、小心者だからそれもいい出せなくて困り果てるかも。

儀式は痛そうで、生活には重労働が目白押しのようでしたが、男の子達は信じられないくらいに澄み切った表情をしていて、どういう訳か切ない気持ちになりました。

私はいつだって、ろくでもないことに気持ちがとらわれてしまっていて、一番大事なものを見逃しているように思う。自分で自分の目を塞いでいるのかも。





今日はとっても良いお天気ですごく暖かでした。まさに行楽日和!
それだからか、お店が非常に静かでしたので、あんまり退屈で()イチゴジャムを煮ました。隣にあるのは先日煮た、甘夏のマーマレード。

私のジャムはどれもゆるめ仕様ですが、イチゴジャムは特に早めに火からおろしてしまいます。
子供の頃、祖母がイチゴを家で作っていてて、春に煮てくれたイチゴジャムがシャバシャバだったので。
やっぱり食べ物の好みや、味覚って、一番根底にあるのはこういうチビッコの頃の記憶なんじゃないかと思います。私が祖母のジャムを食べたのなんて、多分保育園児だったはず。
それでも、果肉の部分とシロップの部分の口当たりが違って面白かった事や、パンにのせるとシロップが染みてそれがまたしっとりと美味しかったとか、細かい事ほどよく覚えているものです。


今日のは、おばあちゃんのジャムっぽいかも。






田舎ふう

2008-03-11 21:50:53 | インポート
愛車の乗り心地は抜群なのですが、富加町と関市しかまだ走っていません。
明後日は、犬山まで行く予定なので楽しみです。

軽トラ君も、すごく頑張ってくれていたけれど、やっぱり車の中で存分にCDが聴けるというのは嬉しい。
まだ使ってないけど、お茶を置くホルダーがあるのも嬉しい。
軽トラよりも暖かいし、コンビニとかでやたらと注目されないのも有難いです


いつもの丸パンを田舎風にしてみました。





別にことわらなくても、普段からじゅうぶん田舎臭い感じですけれど、これはライ麦粉が入っているので「田舎風」です。
ちょっと目が詰まったような感じで、温めた時にふわっと甘く香ばしい湯気が立つのが気に入っています。


時々、Peace!!のパンはあまりに無骨すぎで、もうちょっと可愛げがあった方がいいかな?とも思いますでも私は、このパンが一番いとおしいのです




マーガレット?

2008-03-08 21:14:55 | インポート


母が苗やさん(って正しい?)で買ってきてくれた、マーガレットです。
タイトルに?が付いているのは、本当に「マーガレット」なのか自信がないので。

お花は、買うのも、見るのも、撮るのも、貰うのも、水をあげるのも、みんな好きですが、どういうわけか上手く育てられない。
多分、母がいなかったらPeace!!の植物達は今頃とっくに全滅しているでしょう。

おんなじようにやっていても、ちょっと時間が違ったり、お水が多すぎたり、落ちている花びらを綺麗にとっていなかったり、少しの違いがお花たちには大きなダメージになるようです。
きっと、お花たちが欲しがっている物を想像できていないんだと思う。


飲食店のサービスもそう。あんまりクールすぎてもムズムズしちゃって居心地悪しだけれど、過剰に親密な雰囲気だと困っちゃう。
親切にしてもらえると嬉しいけれど、望んでいる以上には欲しくない。

こういうサジ加減が、軽やかにできる店主になりたいです。多分、その頃には鉢植えも上手に育てられるようになっている事でしょう。
っていうか、その頃ってそうとうお婆さんだったりしてー。



八日目の蝉

2008-03-05 21:44:20 | インポート
角田光代著、「八日目の蝉」を読み終えました。
もったいないので、Peace!!の中でしか読んではいけない事にして、(つまり、お店が暇で、仕込みがないときにしか読めない)なるべく長持ちさせるようにしていたのですが、あんまり面白いので、やっぱりすぐに終わってしまいました。しばらく寝かせておいて、もう1回読もう。


図書館で予約したり、文庫になるまで待てば、本代はかなり節約できるって解っているのだけれど、どうしても読みたい本って我慢ができません。火がついてしまったら、値段も見ないでレジへ直行です。
洋服とか、化粧品でこれをやるよりはマシかな、と自分を慰めております。

新聞小説ならではのスピード感、最後までぴんと張り詰めた緊張感。登場人物の人間らしさ。
まだ読んでいない方は是非。オビに書かれている推薦文は、決して大げさではないな。と私は思いました


金柑を蜜煮にしました。あんまり蜜を濃くしないで、少しだけコアントローで香りをつけてます。
あるお店の前菜で金柑の蜜煮が出て、(こちらはしっかり甘く煮た、純和風の)「あ!私も作りたい!」と思ったのです。技術はこちらのお店には全く及ばないのですが。
この日から、私の頭は「金柑の入ったチーズケーキ」の事でいっぱいに。
いつものPeace!!のベイクドチーズよりも、ちょっとしっかりめの生地にして、金柑をしずめて作ってみたら絶対に美味しいという不思議な自信があって。



サワークリームが効いていて、我ながらぴったりだと思う。
本当は丸のままの金柑が入れたいのだけれど、種があるから半割りにして、竹串で取り除いてから入れています。これが残念。