こころを鍛える

日頃から、Peace!!にいらっしゃったお客様には、できるだけくつろいでいただきたいと、穏やかな気持ちでお茶を飲んでいただきたいと思って仕事をしています。
そのために、出来れば私のこころは常に波打たないようであって欲しいのですが・・・
ですが、この間なーんかネガティヴ周期が巡ってきたのか、どうにもこうにもむしゃくしゃして「そこに蹴るべき石ころがあるならすぐにでも蹴飛ばしたい」というような気分に沈み込みました。
何をやっても集中できないし、ちょっとしたことで涙がにじむような。
具体的に何処かからクレームが来たわけでも、誰かに叱られたわけでも（母と叔母からは少し叱られました）ないけれど、多分コーヒーの一滴、マフィンのひとかけらには私の「イライラ」が入ってしまったのではないか？？と思います。
やはり、喫茶店店主、を名乗るからには、強くかつしなやかにを目標に、鍛えていきたいと思っています。



新作。ってあんまり変わり映えしない見た目ですが、バナナの入ったスコーンです。
小麦胚芽と卵は入れないで、バナナを入れてみました。
優しい甘みがあって美味しいです。

成長しないといけないのか？？

最近、気分が暗くなるようなニュースしか新聞にもテレビにもなくて、腹が立って本ばかり読んでいます。
なので、情報難民気味なのですが、今日の新聞に大きく「０９年度　成長率マイナス２％」と出ているのが目に飛び込んできました。

今日本には困っている人が大勢いて、その方達の事は日本全体で何とか助けられると良いと思っていますが、経済成長はべつに「どうしてもしなくちゃならないこと」なんでしょうか？
べつに２年連続だろうが２％くらいマイナスでも良いんじゃないの？と思うのは非国民なんでしょうか。

だいたいみんな、無理し過ぎなんだよ！というのが私の意見。
「頑張らなくっちゃ！」「もっと上を目指さなくっちゃ！」と必死な顔をしている人が多すぎます。
だいたい今ぐらい・・・を目標にして、ちょっといつもより上手くいった日には大喜びするようにしたら、とてもたやすく幸せな気分が味わえると思うのですけれど。

経済的に満足できる、というラインは人によって様々だと思います。でも、なるべく多くの人が「困らない」程度に生活できて、毎日気持ちよく目覚めることと美味しくご飯を食べることが出来たらいいな。
社会主義を唱えているわけではなくて。


今日発売された　　KELLYという情報誌に、Peace!!が載っています。
とても綺麗に、素敵に載せて頂けたので、東海地区の方々、見てやってください後ろの方の、美濃加茂近辺のお店が特集されたページです




どーん。可愛いでしょ？

夏みかん。

我が家の庭に、小さいくせに沢山実をつける夏みかんの木があります。
普通に食べるにはずいぶん酸っぱいけれど、香りが良いのでケーキにしています。
しっとりしたバターケーキで、果汁のシロップを染み込ませてあります。

たまには四角く切るのもいいかな、と思って、正方形の型で焼いてみました。



シャープな感じにしたいと思ったのに、なんか私が作るとどうも素朴系に・・・

プラネタリウム

最近、いしいしんじさんの、「プラネタリウムのふたご」という小説を読みました。
ずっと前から読みたかったのだけれど、近所の本屋さんにはいしいしんじさんの本があんまり置いていなくて・・・結局注文して買ったのですが、大正解でした。きっとまた何回も読み返すと思う。
全く、想像もつかない位に不思議な話です。お伽噺のような、神話のような。
でも、そこに、心の奥底の真実にすごく近い何かが隠されていて、ラストでは泣いてしまいました。

こういう作り話を（良い意味で）作れる人は、どんな風に現実を生きているのだろう。と少し心配になったりします。

もちろんそれは余計なお世話です。

興味のある方はぜひ読んでみてください。はっきり言って、お金持ちだったら買って配りたいくらい良かったです。





お正月に知り合いからお裾分けしてもらった珍しい色合いのバラ。
もう枯れてしまったけれど、とっても綺麗でした。
ミルクティーみたいな色。
バラの花のお裾分け、なんてすっごく豪華ですよね。

雪が降るのはおもしろい。

あまり雪が積もらない地域にある、Peace!!ですが、昨日と今日はお昼ごろまで降っていて雪景色でした。
あまり気温が高くないからか、積もっても溶けてしまうので、今はもうほとんど残っていませんけれど。



朝、少し歩いてみました。



いつもの景色が、雪をかぶるだけでグンと違って見えます。



雪が溶けてくる感じも良いです。
梅のつぼみが膨らみかけていました。


正直なところ、Peace!!の経営者としては積雪は困ります。雪かきもしなくちゃならないし、客足は遠のくし。
でも、私の中の子供な部分がどうしようもなく雪を喜んでしまいます。
無駄に外へ出て行って、足元がギュギュウーというのを確かめてみたり、こうして写真を撮ってみたり。

本当に迷惑をする人もいるだろうから、あまり面白半分なのも良くないけれど、やっぱり一年のうちに何回かは雪が積もってほしいなと思います。