一関市東山町長坂柴宿団地 2008年9月8日
2008年9月8日、一関市東山町長坂字久保の住宅団地内にある民家の垣根にされているコノテガシワ(児の手柏)が、金平糖のような実を沢山つけていました。
コノテガシワ(児の手柏) ヒノキ科 コノテガシワ属 Biota orientalis
中国に広く 分布する常緑高木で、中国の寺院や墓地に多く植えられており、日本には元文年間(1736~1741年)に渡来したといわれ、風よけ、垣根などによく植えられている。原産地では高さ20m、直径2~3mになるものがあるという。手の指を上に広げたように枝を伸ばすのが特徴で、和名もこの特徴に由来する。樹冠は狭卵形または円錐形。樹皮は褐灰白色を帯び、老木になると繊維状に裂ける。葉はヒノキ(桧)に似ているが、枝が直立しているため、表と裏の区別がはっきりしない。
花は3~4月に開く。雌雄同株。雄花は球形で黄褐色。雌花は淡紫緑色。球果は長さ1~2.5㎝の卵球形または長楕円形で、はじめ光沢のある濃緑色、10~11月に成熟して褐色になる。種鱗の先は角状に尖って反り返る。種子は長卵球形で翼はない。用途:庭木、公園樹、建築・器具材。
普及している品種には、センパーオーレア cv.Semperaurea、黄金葉矮性のオーレア・ナナ cv.Aurea Nana 、冬は紫色がかる ローズダリス cv.Rosedalis、 キンギンコノテガシワなどがある。[栽培]耐暑性、耐寒性、耐乾性強く容易。