© iza 比嘉暢子(黒島結菜)、青柳和彦(宮沢氷魚、左)と青柳重子(鈴木保奈美、右) (C)NHK
NHK朝ドラあすの「ちむどんどん」8月10日OA第88話あらすじ 良子と賢秀は重子の説得を試みるが…
(iza 2022/08/09 08:15 )
沖縄料理に夢をかける主人公とそのきょうだいの姿を描くNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(総合など)の第88話が10日、放送される。
沖縄が本土復帰した1972年、一流シェフになることを夢見て上京したヒロインの比嘉暢子(黒島結菜)は、大叔母の大城房子(原田美枝子)が経営する銀座の高級レストラン、アッラ・フォンターナで働き始め、子供の頃、地元やんばるで楽しい時間を過ごした青柳和彦(宮沢氷魚)と再会。その後2人は互いを意識するようになり、和彦は婚約者と別れ、暢子に気持ちを伝えた。迷った末、暢子は和彦との結婚を決意したが、和彦の母、重子(鈴木保奈美)が大反対。和彦が説得を諦めかける中、暢子は料理で重子の心をほぐそうと努めた。
一方、フォンターナがチンピラに目を付けられてしまい、嫌がらせがエスカレート。客足が遠のき店が休業を余儀なくされる中、このピンチを沖縄県人会会長の平良三郎(片岡鶴太郎)が体を張って救った。ドラマは第18週「しあわせのアンダンスー」(第86~90話)が放送中で、平和になったフォンターナに客足は戻ったが、頑固な重子を前に、暢子は結婚に対する自信をなくしていた。そんな妹を姉の石川良子(川口春奈)が温かい言葉で勇気づけた。和彦は、重子のもとを訪ね、「明日、フォンターナに来てほしい」と頼み、暢子からの提案として3人での同居を切り出した。
© iza 比嘉暢子(黒島結菜)、大城房子(原田美枝子、後ろ)、青柳重子(鈴木保奈美、左) (C)NHK
◆「ちむどんどん」第87話振り返り&第88話あらすじ
第87話(9日放送)で、重子たちを再びフォンターナに招待しておいしいものを作ろうと意気込む暢子に、房子は「おいしくないものを出しましょう」と提案。料理はおいしいだけではなく、忘れていたものを呼び起こすものでもあると伝えた。
その頃、良子は、暢子と和彦の結婚を認めてもらうため、青柳家を訪問。するとそこに、兄の賢秀(竜星涼)が現れた。良子は重子に土下座すると、暢子について「本当に家族思いで優しい妹なんです」などと伝えたが、2人は兄妹げんかをはじめるなど失礼な言動で、重子を怒らせてしまった。
第88話で、重子を訪ねた良子と賢秀。暢子と和彦の結婚に賛成するように説得をするつもりが、思うように進まず終わってしまう。
暢子は重子を再びフォンターナに招待。暢子は、房子の助言で作ることができた数々の料理で重子をもてなす。それは、重子にとって懐かしい料理で…。
NHK朝ドラ「ちむどんどん」重子(鈴木保奈美)「しーちゃんと呼んで」まさかの結婚許可→デレ展開に騒然「最後爆笑した」「キャラ崩壊」 (サンケイスポーツ 2022/08/10 11:30 )
故郷の沖縄料理に夢をかけるヒロインとその兄妹らの家族愛を描くNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・0)の第88回が10日、放送された。
※以下、ネタバレあり。
重子(鈴木保奈美)を訪ねた良子(川口春奈)と賢秀(竜星涼)。暢子(黒島結菜)と和彦(宮沢氷魚)の結婚に賛成するように説得をするつもりが、思うように進まず終わってしまった。暢子は重子を再びフォンターナに招待する。暢子が重子に出したのは、房子(原田美枝子)のアドバイスのおかげで作れた、重子にとって懐かしいとある料理の数々だった。果たして重子は…。
暢子は戦後の闇市(後のマーケット)で食べられていた料理をヒントにした特製メニューで重子を迎えた。「ひょっとしたら、あのころが私の人生で一番幸せだったのかも」と心を動かされた重子は、ついに暢子と和彦の結婚を認める。
「お義母さん…」と驚く暢子だったが、重子はそれを右手で制し、「『しーちゃん』…と呼んでくださる?」と提案する。「えっ?」と驚く暢子に、「私孫ができても『おばあちゃん』とは呼ばれたくないの。しーちゃん、駄目?」とかわいらしく言う。「いえそんなことは…」と暢子は戸惑うが、さらに「駄目?」と畳みかける。暢子は「しーちゃん」と呼んで、フォンターナは笑いに包まれる…という展開だった。
これまでとまったく違う重子の姿に、視聴者は騒然。SNSなどでは「まさかのしーちゃん呼び」「ちょっと泣きながらみてたんだけど、最後爆笑した」「一気に愛嬌だしてくるやん和彦ママ」「キャラ崩壊」などの声が挙がった。
朝ドラ通算106作目となる今作は、本土復帰から50年の節目を迎える沖縄が舞台のオリジナル作品で、「ちむどんどん」は「心がわくわく、ドキドキする」という意味の方言。女優の黒島結菜がヒロイン・暢子を演じ、脚本は「マッサン」の羽原大介氏、語りはタレントのジョン・カビラが務める。主題歌は沖縄県出身の歌手、三浦大知が今作のために書き下ろしたオリジナル曲「燦燦(さんさん)」。