peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市末広町一丁目のノリウツギ(糊空木) 2013年7月16日(火)

2013年07月21日 | 植物図鑑

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2013年7月16日(火)、中華料理・上海(一関市末広一丁目1-13)の店先に展示中の鉢植えのサンゴバナ(珊瑚花)を見た後、磐井川堤防方面へ向かいました。道路沿いにある民家の庭に植えられているノリウツギ(糊空木)が、今を盛りと白い花を沢山咲かせていました。

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ノリウツギ(糊空木) アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属 Hydrangea paniculata

別名:ノリノキ、サビタ。日当たりの良い山野~亜高山に生え、高さ2~4mになる落葉低木。伐採地などに早く生える植物のひとつ。葉は対生、時に3輪生し、長さ5~10㎝の卵状楕円形で、先は鋭く尖り、縁に細鋸歯がある。7~8月、枝先に円錐花序を出し、小形で5弁の両性花多数とその周囲に直径1~5㎝の装飾花をつける。装飾花は白色、時に淡紅色。花序が円錐形なのでほかのアジサイ類に比べて少し印象が異なる。果実は楕円形で、先に花柱が残る。9~10月に果実が赤く熟すが、その時期でも装飾花は赤く色づきながら残っている。和名は樹皮から和紙を漉くときに使う糊を採ったことに由来する。

園芸品種のミナヅキcv.Grandifloraは花が全部装飾花。用途:庭木、細工物、パイプ、製紙用糊。分布:北海道、四国、九州、南千島、サハリン、中国、台湾。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&日本文芸社発行「葉・実・樹皮で確実にわかる樹木図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34908741&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:みちのくあじさい園のノリウツギ(糊空木)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35060890&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「蘭梅山いこいの森」のノリウツギ(糊空木)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40695021&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立博物館のノリウツギ(糊空木)&土偶マンダラ]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40883691&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「蘭梅山いこいの森」のノリウツギ(糊空木) 2012年8月21日(火)]


奥州市水沢区のシモツケ(下野)&田んぼアート  2013年7月20日(土)

2013年07月21日 | 植物図鑑

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2013年7月20日(土)、奥州市水沢区佐倉河に、5品種の稲で作り出した「田んぼアート」が見ごろを迎えているというので行ってみました。6年目となる今年の絵柄は、喜多川歌麿の高名美人六家撰「扇屋花扇」と、アニメ「アンパンマン」の人気キャラクター「バイキンマン」でした。

この田んぼアートを見るのに最も良い場所は、高い櫓の上で、この場所から見ることを想定した「遠近法」を使ってアートの設計をしているそうです。

 このタワーの登り口の所などに植栽されているシモツケ(下野)が、未だ沢山花を咲かせていました。

http://www.ja-iwate.or.jp/nogyotopics/page.php?id=11448 [田んぼアート見に来てね 奥州市水沢区佐倉河]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32424643&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「前九年合戦の地」巣伏せ地区の田んぼアート 2009年9月6日(日)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/d/20100719 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区の田んぼアート&キンロバイ(金露梅)?]

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バラ科 シモツケ(スピラエア)属 Spiraea:アジア、ヨーロッパ、北アメリカなどに約80種の落葉低木が分布する。

シモツケ(下野) バラ科 シモツケ(スピラエア)属 Spiraea japonicum

別名:キシモツケ(木下野)。日本から中国に分布する落葉低木で、日当たりのいい草地や礫地などに生え、高さ20~100㎝になる。地際から枝を多数出し広がる。葉は長さ1~8㎝の披針形、楕円形、卵形、広卵形で先は尖り、縁に不揃いの鋭い重鋸歯がある。裏面は淡緑色または粉白色。

5~8月、枝先に複散房花序を伸ばし、直径3~6㎜の花を多数開く。花の色は濃紅色、紅色、淡紅色、白色などがある。花弁は5個で雄しべより短い。雌しべは5個。小さな花を拡大すると違う花のように見える。袋果は5個で光沢がある。用途:庭木、鉢植え、盆栽。強健でこぼれ種子で広がる。分布:本州、四国、九州、朝鮮、中国。

多くの品種が近年育成されている。たとえば、葉が黄金葉で桃色花の’ゴールドマウンド’cv.Goldmoundや’ゴールドフレーム’cv.Goldflame、白花品種の’アルビフローラ’cv.Albiflora、白と桃色の花が混ざって咲く絞り咲き、矮性品種など数多い。栽培:繁殖は実生、挿し木。花期:初夏から夏。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「同・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40501162&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市竹山町のシモツケ(下野) 2012年6月20日(水)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34925770&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市・県立磐井病院のシモツケ(下野)]