本棚の裏の小部屋

大人の広汎性発達障害の
確定診断を受ける前も受けた後も
相変わらず冴えない日々を送っています

アルバム発掘

2012-08-22 | ADHDだけど部屋の大掃除
発掘という言葉が相応しいほど
もはや考古学の世界になっている(元)主寝室。

夫の協力のおかげで
不用品の処分が進み部屋に道が出来
置いてある物が見えるまでになりました。
そしてアルバムだけまとめていた箱を発見。

過去の写真はあらかた捨て終わっているので、
本当にあともう残りはこれだけ。この人とのこの分だけ。

これだ!


しかし、思いのほか厚かった。


こんな風に、
旅先で必ず買う絵葉書も一緒に混ぜて貼る癖があります。
(これはトラピスト修道院で、自分が入れたのは礼拝堂だけだった)


写真だけ引っぺがすとこんな風になるんだなあ。


今回これを見て、
アルバムの処分を一番ためらった理由が
この旅行中毎日、走行距離とルートを記録していた所でした。


この頃からモノクロの写真も好きですが、
自分も同時に走りながら振り向きざま撮るのは今思えば結構危険な行為ですね。


雑誌の写真なども使って、ふんだんに「それらしさ」をねつ造する。


ミラーに映っているのは同行してもいない BLANKEY JET CITY のメンバー。


■1996年8月10~18日/総走行距離 2155km/9日間平均走行距離 239.4km■

写真を全てシュレッダーにかけて、
アルバムのビニール部分は分別してプラごみ袋へ。
あまり深い事を考えず事務的にサクサク作業を進める。
終わってしまえば何という事のない、どうしてこんなものに長い間縛られていたのだろうと思う。

面白かったのは一冊目と二冊目のツーリング時に撮った写真の二人の表情が微妙に変化していた事。

一回目は付き合ってまだ一年も経っていないのが滲み出ている(笑)。
けど、二回目はもう4年くらい経っていて、全然そんなんじゃないんだよね。

実際その旅行の最中にすら、例の別れる原因になった女の子から携帯に電話入ったりしてたし。ほんと最低。

付き合っている間は本当に楽しかったけれど、
出来るだけ別れた時に言われた酷い言葉の数々を思い出しながら写真を粉々にした。未練は無かった。

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