本棚の裏の小部屋

大人の広汎性発達障害の
確定診断を受ける前も受けた後も
相変わらず冴えない日々を送っています

あの人はストーカーの素質あり

2013-10-23 | 日記
■ストーカーとは■

簡単に言えば特定の相手に執拗に付きまとうことや、
行動の監視、一方的に接触しようとする
ことを言います。


■ストーカーの心の闇■

一般的で健全な愛情には、
「好きな人には、幸せであって欲しい」
「好きな人が喜ぶ顔が見たい」というように、

思いやる心が自然と芽生えます。
それなのに、ストーカーは全く正反対です。

ストーカー行為にあてはまる全てのことが、
自分と相手をどんどん遠ざけ、関わりを持てなくなる結果に繋がっています。
それに気付かないのが、ストーカー加害者なのです。


好きな人に振り向いてもらえないという行き場のない欲求、
まだ想いを寄せているのに別れなければならない不満。
普通の愛情表現で満たされなかった欲求を、自分自身で解決したり、
処理することができなくなっているのです。

欲求の暴走が止まらないと、相手の感じていること、
また相手の自分への気持ちも全く興味がなくなります。


「自分はあなたのことが好きだ」という、ただそれだけの感情が自立するため、
相手の心の中に入り込めればそれで満足してしまうのです。

たとえ相手に嫌われようと、常識ではあり得ない行為に走ろうとも、
意中の相手の心から自分の存在がなくならなければ良いという状態です。


■加害者の「被害者意識」■

多くのストーカー加害者に共通して言えることは、
「加害者意識が希薄である」ということです。

どんなに被害者の心理状態を追い詰め、苦しめていたとしても、
加害者側はそれを認識していない場合が多いようです。

またストーカー加害者は、非常に依存性の高い人格を持っていると言えます。
被害者(元パートナー)がいないと生きていけない、
他のことは何も考えられないと完全に信じきっています。

自己愛の強さや依存性の強さは、交際中などに相手に悟られている場合が多いと言えます。
それが破局の原因になり、ストーカー行為を導いていると言っても過言ではありません。
自分自身で、全てを空回りさせてしまっているのです。


■ストーカーと人格障害■

1.自己愛性人格障害との関連

他人の反応に鈍感、放漫で攻撃的、
他人に傷つけられる感情を受け付けない、自己陶酔し易いなどが特徴
とされます。

無自覚タイプの自己愛性人格障害は、
ストーカーの特徴にぴったりと一致する部分が多くあることがおわかり頂けると思います。

自分が意中の相手にしつこくしたり、何かを強要したりしてしまうとします。
そこで相手に嫌われ、「嫌いだ、会いたくない、来ないでくれ」と言われたとしても、
傷つくという感覚を忘れています。

攻撃的な人格を持つことで、
ストーカー行為がエスカレートする原因ともなるでしょうし、自分を誇示しすぎるのです。



2.反社会性人格障害との関連

また、相手の心理を読み取って、操作する能力に長けています。

ストーカー行為にあてはめて考えてみるとどうでしょう。
意中の相手に振り向いてもらえない、または振られてしまったという
ショックな出来事に遭遇したとます。そこから、どうすれば相手の心に
自分を投じられるかを考えるのです。その結果が、ストーカー行為です。

被害者は苦しんでいるけれど(苦しんでいることに気付かない場合も多い)、
その代わりに被害者は自分のこと考えている(実際には怯えているだけ)時間が長くなると考えます。

憎まれても、恐れられてもいいから、自分の存在を絶対に忘れさせないような手段をとるのです。

                                 
                 <http://stalker.silvermtnvineyards.com/index.html より抜粋>
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↑ 何だか彼女と一致する部分が多い気がしました。

被害例には主婦同士、
同性間でのストーカー規正適用事例というのもあったそうですし。

彼女と長年付き合いのあるMさんは「行動の監視」まで実際受けたそうです。

本人は気付いていないけど、交友関係というものに異様な執着を持っているのが怖い。